こんにちは、リブラです。
ウクライナ侵攻の渦中の人である、プーチン大統領とゼレンスキー大統領のホロスコープを読み比べの続きで、今回は4室(基盤のハウス)です。
プーチンは1952年10月7日生まれ、ゼレンスキーは1978年1月25日生まれで、ホロスコープはASTROTHEMEのcelebrity serchで検索したものを採用しています。
プーチンの4室はみずがめ座21度で始まりうお座24度で終わります。このハウスに主要な天体はないのですが、3室(表現のハウス)との境界線付近にみずがめ座20度のドラゴンヘッド(魂の目的)があります。
このみずがめ座ドラゴンヘッドは、7室(対人関係のハウス)のおうし座19度の木星(チャンス、幸運)と、10室(天職のハウス)のしし座22度の冥王星(潜在能力)でT字スクエアを形成し、葛藤するアスペクトをとっています。
また、このみずがめ座20度のドラゴンヘッドは、11室(グループのハウス)のてんびん座13度の太陽(本来の自己)と、12室(潜在意識~集合意識のハウス)のてんびん座17度の土星(現実性、観念)と21度の海王星(直感、イマジネーション)と23度の水星(知性、思考)の合と120度の協調するアスペクトをとっています。
4室のルーラー(始点)の星座を読むと、その人物が精神基盤に取り込もうとするものがわかります。
プーチンの4室のルーラーはみずがめ座なので、古い枠組みや考え方を壊して新しい方法を取り込もうとするでしょう。プーチンの執務室には初代ロシア皇帝のピョートル1世の肖像画が飾られているそうです。
ピョートル1世は、進んだ西欧文化を取り入れ、ロシア海軍を初めて創設し、自ら参戦し船大工もやる「活動的で筋肉労働者的な職人皇帝」と呼ばれ、当時の王族としては異色な存在でした。
プーチンはピョートル1世を国家の党首としてモデリングし、精神基盤に取り込んでいるのでしょう。
ピョートル1世は、貴族たちに髭を切るように命じたり、ロシア正教を自らの管理下に置いて統制したり、軍隊強化のために学校を創設し、これに反発する者には容赦がなかったようです。文化の発展と戦争に勝つことを最優先事項としていたのです。
このロシア皇帝の古いものを壊して改革していくイメージは、プーチンのみずがめ座の基盤のイメージに重なります。ロシアにヨーロッパの列強と肩を並べる文化度と軍事力を備えるために変えていく考えが、プーチンの基盤にあると思います。
独自の考えに基づき新たな流れを取り入れていると感じるとき、みずがめ座4室の基盤は現実に根を降ろす安定感を得られるのです。
プーチンの4室直前にあるみずがめ座20度~21度のドラゴンヘッドのサビアンシンボルは、
みずがめ座20度「メッセージを運ぶ大きな白い鳩」
みずがめ座21度「失望し幻滅した女性が勇気を出して見せかけの空虚な人生を直視する」 です。
「メッセージを運ぶ大きな白い鳩」は、物質世界の制限を超越したスピリチュアルなメッセージをもたらします。この度数を太陽のサビアンシンボルに持つユダヤ人哲学者のマルティン・ブーバーは、イスラエルとアラブの和解のために生涯を捧げました。
「失望し幻滅した女性が勇気を出して見せかけの空虚な人生を直視する」は、プーチンがしがみついてた権力が何の価値もないとものだと気がつく瞬間に、やっとほんとうの精神基盤にたどり着き、それを表現するようになることを表しています。
プーチンが魂の目的であるみずがめ座ドラゴンヘッドの導きに向かうには、7室おうし座木星が示す政界・財界の人間関係や10室しし座冥王星が示す国家権力を手に入れ築き上げたキャリアとプライドとのT字スクエアの葛藤を統合していく必要があります。
ドラゴンテイル(過去生情報)が10室のしし座冥王星と合なので、どうしても権力を掌握する方向に傾くのでしょうが、その地位に就かせておいて真逆に反転させることが最終的な魂の目的になるのでしょう。
トランシットの土星はウクライナ侵攻開始2/24にはみずがめ座19度にあり、現在はプーチンのみずがめ座20度のドラゴンヘッドとピッタリ重なって、7室おうし座木星と10室しし座冥王星とのT字スクエアの葛藤を起こしています。
プーチンにとってはT字スクエアを克服して魂の目的に向かうか、否かのターニングポイントなのでしょう。
ゼレンスキーの4室はしし座20度で始まりおとめ座20度で終わります。このハウスにはしし座28度の土星(現実性、観念)があります。
しし座28度の土星は、1室(本人のハウス)のふたご座27度の木星(チャンス、幸運)と60度で連携するアスペクトをとっているのみです。
ゼレンスキーの4室のルーラーはしし座です。しし座の基盤が安定するのは「理想的な自分」を描けるか否かにかかっています。自己肯定感が高いことが必須となります。
このハウスにしし座土星があるので常に自己肯定感を高く保ち、精神基盤を安定させることに努力を要する人生になります。ただし、土星は努力を注ぎ経験した分だけ必ず自信をつけさせてくれる天体なので、ゼレンスキーが自身を肯定的に捉えるようなチャンスをたくさん経験していれば、その記憶が理想的なセルフイメージを定着させ、そのイメージを信頼することが安定した精神基盤を構築します。
しし座は脚光を浴びるといくらでも実力を伸ばせる性質(褒められて伸びる性質)があるので、人々の称賛はプレッシャーではなく心の支えになります。コメディ俳優としてドラマや映画で注目を浴び、人気を得て政界入りした経験がゼレンスキーの精神基盤になっていると思います。
けれども、今の戦争状態というのはゼレンスキーにとって未知の体験です。これまでの経験が通用せず、自己肯定感を保つことに難儀していることでしょう。
1室のふたご座木星と4室のしし座土星は連携する関係なので、いかなる状況に陥っても自分を責めることをせずに寛大になることが大切です。
ふたご座は二重人格の双子が仲良く共存するような性質がありますから、落ち込んだ自分を客観的に眺めて温かい声援を送ったり、茶化したりすることが可能です。苦境をゲーム感覚で捉えて俯瞰視点で戦略を練る軽さも備えています。
そのようなことをしているうちに、突破口となるアイデアが降って湧いてくるのもふたご座木星がもたらす幸運です。
ふたご座木星が差し出すアイデアの選択肢をしし座土星が拒まずに受けとれば、武力衝突以外で交渉する柔軟性も出てくるのではないかと思うのですが。
次回は、プーチンとゼレンスキーのホロスコープの5室(至福と創造性のハウス)をリーディングしてみようと思います。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。