こんにちは、リブラです。

 

ウクライナ侵攻の渦中の人である、プーチン大統領とゼレンスキー大統領のホロスコープを読み比べの続きで、今回は2室(所有のハウス)です。

 

プーチンは1952年10月7日生まれ、ゼレンスキーは1978年1月25日生まれで、ホロスコープはASTROTHEMEのcelebrity serchで検索したものを採用しています。

 

プーチンの2室はさそり座29度で始まりやぎ座7度で終わるインターセプトハウスで、いて座が挟まれて隠れた形になるハウスです。ここにいて座26度の火星(モチベーション、男性性)があるので、火星が2室で活躍するようになるためにしばらく時間がかかります。

 

このいて座26度の火星は、MC(天職のハウスの始点)に重なる位置にあるしし座22度の冥王星(潜在能力)120度で協調するアスペクトをとっています。

 

2室のルーラー(始点)の星座を読むと、その人物の所有に対する価値観がわかります。

 

プーチンの2室のルーラーはさそり座なので、欲しいものはなんとしてでも手に入れようとするでしょうし、それ以外は目もくれないでしょう。さそり座は「オール・オア・ナッシング」で、「ひとつ手に入れるだけですべての力が備わるようなもの」を欲します。

 

さそり座が真実や本質に何よりも価値を置くのは、それを手に入れることで他のものを圧倒するパワーを得られるからです。

 

14歳のプーチンがなぜスパイに憧れKGBを目指したかと言えば、秘密の情報を掌握できればパワーを得られると思ったからでしょう。ロシア経済の立て直しに、まず、石油や天然ガスなどのエネルギー資源開発に着手したのも、そこさえ手に入れてしまえば、ロシアは世界から孤立しても自給自足が可能になり、世界経済に影響力を与える存在にもなれるからです。

 

実際、ロシアがクリミア侵攻しても、今回のウクライナ侵攻をしても、NATOがそれを理由にロシアに攻撃をしてこないのは、ロシアから石油・天然ガスを買えなくなったらNATOの加盟国の多くが困るからです。

 

また、2室は所有を得るための能力を読むこともできます。さそり座の裏側の世界を制して表側の世界を操るような性質が、KGB時代に得た情報網で巧みに政敵を排除するプーチンのやり方に如実に現れていると思います。

 

プーチンがKGBを辞めて政界に入りし、ロシア大統領府総務局次長に就任する1996年には、トランシットの冥王星がいて座に入りしました。プーチンの2室に冥王星が入り、インターセプトされていたいて座火星を刺激して目覚めさせる時期に突入したのです。

 

いて座は未来の明るい可能性に的を定めると、幸運も味方につけて必ず成就させるパワーがあります。プーチンは当時の大統領のエリツィンに信任されて1999年には首相職に就き、事実上No2の地位を手に入れたのです。

 

プーチンの2室のいて座火星は10室(天職のハウス)のしし座冥王星を協調するアスペクトをとっていますから、しし座が勢いづく脚光の当たる表舞台に出て、しし座のリーダーとしての潜在能力が全面に引き出されたことでしょう。

インターセプトされたいて座火星は、しし座冥王星の活躍の舞台が与えられるチャンスを虎視眈々と準備していたのです。

 

ゼレンスキーの2室はかに座10度で始まりかに座28度で終わります。このハウスに天体はありませんが、3室(表現のハウス)との境界線付近にしし座0度の火星があり影響を受けます。

 

ゼレンスキーの2室のルーラーはかに座です。かに座が最も価値を置いているのは「感情」です。自身の「感情」を脅かす者を敵とみなし、自身の「感情」に感動や喜びをもたらす者を愛しみます。

 

映画やドラマを作ったり、演じたりを職業にする人々や多くの人々と関わり人気を商売とする人々にとっては、「感情」に最高の価値観を置くことは必須なのかもしれません。ゼレンスキーがコメディアンや政治家になるために有利なかに座2室ルーラーだと思います。

 

そして、蟹の甲羅の内側と外側に分けるような感覚で、「感情」による価値観で、ゼレンスキーは自身の所有したいものと排除したいものを判断していると思われます。

 

かに座神話では、ヒドラ(9つ頭の海蛇で、カルキノスの親友)がヘラクレスに退治されそうになったとき、戦闘力もないのに大蟹カルキノスはそこに乱入し、ヘラクレスに踏み潰されて死んでしまいます。そして、カルキノスの友だち思いのが讃えられて星座になるというストーリーになっています。

 

カルキノスは、勝ち負けではなく、親友が死んでしまったら自身の心が耐えられないという「感情」の動機で戦闘に飛び込んでしまったのです。

 

ゼレンスキーの2室がかに座ルーラーであるところを読むと、大国ロシアを相手に徹底抗戦に挑んだのは、何か勝算があってのことではなく、「ウクライナがロシアに乗っ取られてしまう。なんとか守らねば」というカルキノス的心境だったのかなとも考えられます。

 

しかし、かに座神話に表れているように、カルキノスは戦闘向きではありません。それは自分とヒドラのことしか眼中にない(感情に駆られて視野が狭くなっている)からです。

 

ゼレンスキーが「飛行禁止空域の設置をNATOが実行してくれない」と非難していますが、もしも、NATOが飛行禁止空域に入ってきたロシアの飛行機を攻撃した場合、それが第3次世界大戦の始まりになるのもウクライナを守るためなら知ったこっちゃないという了見の狭い発言になるのです。

 

プーチンVSゼレンスキーの2室さそり座VSかに座の価値観の戦いでは、全体的に見て最も重要なポイントを支配しようとするさそり座的視野と感情に駆られて目の前のことしか見えなくなるかに的視野では、さそり座2室の方に軍配が上がるでしょう。

 

「ワンネス意識」が強いうお座に太陽も木星も海王星も集結しているこの時期、なぜ戦争の口火が点いたのだろうと思っていましたが、うお座の天体集結が水の(感情の)エレメントのパワーを強化して、さそり座の支配欲やかに座の保守性を刺激し、攻撃という形で具現化してしまったようにも映ります。

 

わたしたちの集合意識もこの現象と無縁ではありませんから、人の心を支配したい・コントロールしたい、安心のために仲良しグループで固めたい・嫌いな人を孤立させたい、という思いが浮上しやすい時期かもしれません。

 

そんなときは、心の中で2極化対立が起こっていると捉えて、客観的に観察してみるとよいでしょう。一方向性の見方ではなく、俯瞰的に物事を眺められる視点が身に着き、寛大さが備わり、ほんとうの「ワンネス意識」に近づくことができます。

 

次回は、プーチンとゼレンスキーのホロスコープの3室(表現のハウス)をリーディングしてみようと思います。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。