こんにちは、リブラです。今回は、「ヒロインの旅」の解説です。

 

 

 

「ヒロインの旅」第9章「ハートがある男を探して」

・聖なる結合の夢

 

聖婚(あらゆる正反対のものどうしが一体になること)を体験すると、女は父、神、ライオンなどの象徴体と親密な関係を結ぶ夢を見る。

 

自分の中で2つの性質が融合すれば、聖婚は成就する。詩人で仏教徒のアン・ウォルドマンは「聖婚とは男の中の女性原理とわたしの中の男性原理が結ばれること。アンバランスな世界の修復には知識と活力の息吹が必要だ」と言っている。

 

生きている人々と共に生きる

人々の息吹を吸い込んで

知識を彼らに吹き込む ―グルテン・アキン(トルコの詩人)―

 

呼吸し、自らの本質を知り、人々に知識を吹き込んで癒すこと。これこそが現代に生きるヒロインの仕事だ。

2つの世界で女王になれば日々の暮らしの導き手になれる。深い学びが得られる。

 

ヒロインは天地と冥界の女王である。人生を振り返り、人々を責めることから卒業する。人々はみな彼女の中にいる。

ヒロインは旅で得た叡智を与え、女も男も子どもを変化させる。

 

ヒロインの旅は以下のプロセスを経て最終的に「男性性と女性性の統合」=聖婚で完結します。

 

「女性性からの分離」→②「男性性との自己同一視と仲間集め」→③「試練の道;怪物やドラゴンとの遭遇」→④「成功の幻想」→⑤「精神の渇きを知る」→⑥「通過儀礼と女神への降下」→⑦「女性性を見直す」→⑧「母/娘の分離の修復」→⑨「傷ついた男性性の修復」→⑩「男性性と女性性の統合」

 

聖婚とは「自分の中で2つの性質が融合すること」なので、ヒロインひとりの旅が最後は良きパートナーを得てめでたく結婚・・・というエンディングではありません。

 

母親離れをして女性性から分離するのがヒロインの旅立ちで、自らの男性性の存在に気づいてそのたくましさで試練の道を乗り越え、女性性の過度な否定により精神の渇きを体験し、冥界下りで女神の女性性を再統合します。そして、自らの傷ついた男性性を修復して、ほんとうの「男性性と女性性の統合」に至るのです。

 

自分自身の内側の世界(意識界)の二極化の統合が聖婚なのです。自身の内部に男性性と女性性がバランスよく統合されると、もう、外側の世界の虜になることはありません。それは、外にあるもので内側の世界(意識界)を埋める必要がなくなるからです。

 

自身の内側の世界(意識界)の男性性と女性性が統合は、心の二極分化の終結を意味します。

内なる男性性と内なる女性性が戦いをやめると、その表れである人間関係(男性に対して、女性に対しての)見方が変わり、社会とプライベートに対する見方も変わります。

 

女性の視点から男性を裁いたり、社会の価値観で自身のプライベートな領域を裁いたり(ex.稼ぎがあると価値があり、稼ぎがないと無価値であるとか)をしなくなるので、心は非常に穏やかになります。

 

女性の視点から男性を裁くことは、内なる女性性(協調性・受容性・柔軟性)を尊重して内なる男性(機能性・合理性・生産性)を否定することになり、自分自身の機能性・合理性・生産性の能力を封じてしまいます。

 

家族との関係を重視して社会に出ることを控えた生活をしているうちに、協調性や受容性や柔軟性などの人間関係の能力は優れても、機能性・合理性・生産性などの働くための能力は錆びついてしまうというのはよくある現象ですが、これは無意識レベルで女性性に価値を置き、男性性を否定した結果です。

 

しかし、自身の心の世界で「女性性と男性性の統合」が起こると、協調性や受容性や柔軟性を発揮することが機能性・合理性・生産性を発揮することの妨げにならず、両方を活かし発展させることが可能になり、どこにいてもどんな環境でも、どちらも活かせるようになります。

 

その結果、人間関係を良好に保つことと社会で活躍することが両立できたり、心と身体を大切にする働き方で仕事の効率も収入も上がったりという現象を招くことも可能になります。

 

「女性性と男性性の統合」に至るためには、外側の世界の事物や関係で内側の足りないものを埋めようとしないことが必須です。

例えば「優しくし接して欲しい」という欲求が出るときに、それを人間関係に求めてしまうと内なる女性性と内なる男性性の統合は進みません。

 

なぜならば「優しくし接して欲しい」という欲求は心の世界で発生したもので、それを実際人間関係で埋めようとすると内なる女性が内なる男性を求めている=聖婚を欲するサインを見過ごしてしまうからです。

 

内なる女性が求める「ハートのある男性」は、その時点ではまだ実在しません。内なる女性性と内なる男性性が統合するとき(女性性と男性性の葛藤が終結するとき)内なる男性が「ハートのある男性」に進化し、そのイメージが外側の世界に投影されたときだけ現れるのです。

 

次回は「プリズムオブリラ」の解説を予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。