こんにちは、リブラです。今回は聖職者であり医師であり、占星術師で天文学者として有名なコペルニクスのホロスコープリーディングです。
太陽と水星がうお座で、火星とキローンがみずがめ座、土星がふたご座なので、うお座のスピリチュアリティとみずがめ座のサイエンスとふたご座のバリエーションに富んだ情報を使いこなすお手本のようなホロスコープだと思います。
このサイトの「celebrty search」欄に「nicolaus copernicus」で検索をすると、コペルニクスのホロスコープを見ることができます。
コペルニクスの10室(天職のハウス)は、おうし座29度から始まりかに座7度で終わります。ふたご座土星が挟まれたインターセプトハウスになっています。
このハウスにはふたご座18度の土星(現実性、観念)があり、1室(本人のハウス)おとめ座16度の冥王星(潜在能力)と7室(対人関係のハウス)うお座10度の太陽(本来の自己)とT字スクエアを形成し、7室うお座26度の水星(思考、知性)とは90度のハードアスペクトをとっています。
また、この土星は6室(貢献のハウス)みずがめ座17度のキローン(苦手意識、癒し)と21度の火星(モチベーション、男性性)の合と120度で協調しています。
10室(天職のハウス)は、2つの読み方があります。1つは社会的な舞台での活躍=仕事として捉える読み方。もう1つは天と共同創造することを意識した「このためにわたしは生まれてきたのか」という使命を感じる活動や仕事として捉える読み方です。
前者は社会で活躍したいエゴの望みも考慮した読み方で、後者は魂の意図を社会的活動を通して表現するような読み方です。
数秘10は、1は新しいスタートを表し、0は見えない神を表します。ですから10室は1~9室までの経験を統合していよいよ天と共同創造するために働くという意味があります。
コペルニクスの10室の支配星座は、おうし座です。おうし座は優れた五感を駆使して、物質の中の本質を掴み取ります。コペルニクスは後見人の叔父から聖職者になることを期待され実際その意向に添う形になりますが、医師の資格も取り、両方の仕事に従事していました。
おうし座の支配星の金星は、コペルニクスの8室(共感のハウス)におひつじ座金星として存在しています。8室は共感を通わせ信頼構築をするハウスです。おひつじ座は冒険を好む性質があり、患者との信頼関係を構築して身体の病気の本質を探り治療をするとき、おひつじ座金星が働いたのではないかと思います。
聖職者になって叔父の期待に応えるだけでなく、あえて医師免許も取ったのは宗教を説く聖職者よりも身体を診る医師の方がコペルニクスのおうし座MCの性質に合っていたからではないかと思います。
ただし、この10室はインターセプトされたふたご座土星がありますから、長い年月をかけてふたご座土星が活性化したときに天職の才能として活躍するのは、好奇心を原動力に収集した情報を現実的な形で伝えるふたご座土星なのです。
土星が働くときは現実的な努力や経験を要求されます。一朝一夕でたどり着けるようなコースにはけしてなりません。コペルニクスの場合は、ふたご座土星がインターセプトされているので、何が天職なのだろうか?と尚更わかりづらかったことでしょう。
クラクフ大学、ボローニャ大学、パドヴァ大学、フェラーラ大学で、数学・天文学・教会法・医学・経済学を学び、趣味で天体の動きとその法則について研究を続けていたコペルニクスの人生を振り返ってみても、ふたご座土星が社会的な舞台で活躍することが一筋縄ではいかなかったことがうかがわれます。
10室のふたご座土星は、1室(本人のハウス)のおとめ座冥王星(潜在能力)と7室(対人関係のハウス)のうお座太陽とT字スクエアで葛藤する配置にあります。
いくらふたご座土星がコペルニクスの好奇心を駆り立てて天文学研究で社会的な活躍をしようとしても、彼のおとめ座冥王星は地道な観測と論理的な証明ができるまで待ったをかけるでしょうし、うお座太陽は周りの聖職者(天動説信奉者)に迷惑をかけてはいけないと土星の働きを抑え込んでいたはずです。
コペルニクスの魂は、ふたご座土星の好奇心がおとめ座冥王星の分析力とうお座太陽の人脈を味方につける力を統合させて三つどもえの才能を発揮することを意図したのでしょう。
実際、コペルニクスが自身の地動説の書である「天球の回転について」を出版しようと動き出したのは死の4年前のことで、きっかけは唯一の弟子のレティクス(ヴィッテンベルク大学教授)が出版を強く勧め、要約版を出版業者に持ち込み完全版の予告になる本を出版させてしまったことにあります。
コペルニクスが渋っていた出版を弟子が動くことで成就させるところは、7室のうお座太陽が働いたように思います。そして、完全版の「天球の回転について」は、それまで信じられていた「天動説」を180度覆す、コペルニクス的転回を世にもたらしたのでした。
ふたご座土星は6室(貢献のハウス)のみずがめ座キローンと火星の合と120度で協調していますから、コペルニクスの「地動説」に対する飽くなき探求は、聖職者たちが勝手に押しつけていた考えを科学的な理論で覆すために一石を投じる貢献として働いたことでしょう。
当のコペルニクスは出版直前に死を迎えたのでそれを見ることは叶いませんでしたが、彼の魂からして見るとその終わり方がベストだったということなのでしょう。
カトリッの聖職者であるコペルニクスが「地動説」を説き、プロテスタントのルター派のレティクス(弟子)が出版にこぎつけるという不思議な展開で出版されたのが「天球の回転について」なのです。当時は発禁本になりませんでしたが、その73年後にガリレオ・ガリレイが裁判を受けるときには、発禁本になりました。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちら をご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。