こんにちは、リブラです。今回は4日違い(1889年4月16日と20日)で誕生したチャプリンとヒトラーのホロスコープリーディングです。

 

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このサイトの「celebrty search」欄に「charie chaplin」あるいは「adolf hitler」で検索をすると、チャプリンやヒトラーのホロスコープを見ることができます。

チャプリンの7室(対人関係のハウス)は、おうし座8度から始まりふたご座7度で終わります。

このハウスにはおうし座13度の火星(モチベーション、男性性)と18度の金星(喜び、女性性)とふたご座0度の海王星(直感、イマジネーション)と4度の冥王星(潜在能力)があります。

 

おうし座13度の火星は、1室(本人のハウス)のさそり座9度の月(心のよりどころ、インナーチャイルド)と10室(天職のハウス)のしし座13度の土星(現実性、観念)とT字スクエアを形成し、おうし座13度の火星と18度の金星の合は10室しし座13度の土星と葛藤する90度のアスペクトになっています。

 

ヒトラーの7室は、おひつじ座26度から始まりおうし座24度で終わります。

このハウスには、おうし座0度の太陽(本来の自己)と16度の火星(モチベーション、男性性)と16度の金星(喜び、女性性)があり、境界付近の6室(貢献のハウス)のおひつじ座25度の水星(思考、知性)もこのハウスに影響を及ぼします。

 

おうし座16度の火星(モチベーション、男性性)と16度の金星(喜び、女性性)の合は、10室(天職のハウス)のしし座13度の土星(現実性、観念)90度の葛藤するアスペクトをとっています。

 

チャップリンの7室(対人関係のハウス)はおうし座が支配星で、その支配星金星は7室におうし座金星としてあります。おうし座は地のエレメントで不動サインなので、人間関係はしっかりした形の絆を求め、その安定した関係に喜びを感じます。

 

チャプリンは生涯に3度の離婚と4度の結婚を経験しています。最初の妻ミルトレッドは17歳の女優で、2年後に離婚。次の妻リタは16歳の女優で、3年後には2児をもうけながらも離婚。このときチャプリンが支払った離婚訴訟の和解金は、当時のアメリカの裁判史上最高額と言われています。

 

3度目の妻ポーレットは「モダンタイムス」と「独裁者」のヒロインを演じた女優で、結婚して6年後に離婚したが、その後もチャプリンと良好な関係を保っていました。

 

最後まで連れ添った妻ウーナは、劇作家のユージン・オニールの娘であり女優でした。ウーナとの間には8人の子どもをもうけました。

 

最初のミルトレッドとの結婚のとき、チャプリンは29歳でサターンリターン(土星回帰)の真っ最中でした。彼のしし座土星は天職のハウスにあり、1室のさそり座の月と7室のおうし座火星のT字スクエアを刺激し、サターンリターンが仕事の忙しさや家庭の煩わしさで自分に集中できない環境を作り出し、チャプリンは離婚に逃げ込んだのでしょう。

 

サターンリターンは、ホロスコープ上の大人になるための通過儀礼的期間なので、ここで問題提起されたテーマから逃げると後々パターンを繰り返して悩むことになります。

 

チャプリンは、ミルトレッドにもリタにも訴訟を起こされ、ウーナと結婚する直前には身に覚えのない子どもの認知を巡って無名の女優のジョーンから裁判を起こされ、その子どもの血液型からチャプリンが父親でないことが判明しても成人するまでの養育費を支払う判決を受けました。

 

7室に金星も火星もあるチャプリンは、仕事で関わる女優に深く惹かれて男女関係に陥りやすい傾向があったのでしょう。ところがT字スクエアの葛藤も働き、自分にも相手にも仕事にもエネルギー注がなけれならない事態が発生し、人間関係を放り出し仕事に逃げていたようです。

 

最後の妻ウーナに出会った1942年で、ちょうどチャプリンのおうし座の7室に土星が滞在中のときでした。チャプリンは53歳にしてやっと29歳の頃のサターンリターンの宿題である人間関係の問題に逃げず立ち向かうことができたのでしょう。

 

そしてウーナとの円満な夫婦関係が、アメリカを追放されスイスに移住することになるチャプリンの心を支えたのでした。

不動サインのハードアスペクトの葛藤は、統合に至るまでの時間を要します。

 

ヒトラーの7室おひつじ座が支配星座で、その支配星火星は、7室(対人関係のハウス)におうし座火星としてあります。ヒトラーも対人関係にモチベーションが上がり、人生の喜びを感じる人だったのでしょう。

 

ただし、おひつじ座始まりの7室なので、自身の衝動に従って人間関係をつくり、その後も長く揺らがない絆を持とうとしたのだと思います。第2次大戦でベルリンの陥落が目前に迫ったときに、エバ・ブラウンと結婚し、その翌日心中しました。

 

ミュンヘン一揆のときヒトラーと共にクーデターを起こした仲間であるエルンスト・レームとは、ずっと親しく対等にものが言える関係にありましたが、ヒトラーの親衛隊(ss)はレームが率いる突撃隊を危険分子とみなし「長いナイフの夜」(だまし討ち)で粛清に動きました。

 

このとき捕らえられたレームをなんとか助命する意志をヒトラーは持っていたのですがヒムラーやゲーリングに説得されて、レームに自殺を促し、それをしないときは処刑するように命じました。

 

10室のしし座土星と7室のおうし座金星と火星の合の90度の葛藤が、ナチス党の総統として反乱分子を許すわけにはいかないという社会的立場と、友人としての堅い絆のどちらを取るかをヒトラーに迫ったのでしょう。

 

7室のおうし座金星と火星がレームを救いたいと思っても、しし座土星が促す総統としての判断に軍配が上がり、苦楽を共にしてきた友人に処刑命令を下したとき、ヒトラーの中で人間関係がもたらす喜びやモチベーションも封じられてしまったのだと思います。

 

この後苛烈を極める独裁政治で血も涙もない政策に突き進むのも、このときの粛清で人間的な心を失ってしまったのでしょう。

 

次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「ヒロインの旅」の解説の続きを、その後「チャプリンとヒトラーのホロスコープの比べ読み」を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。