こんにちは、リブラです。今回は4日違い(1889年4月16日と20日)で誕生したチャプリンとヒトラーのホロスコープリーディングです。
このサイトの「celebrty search」欄に「charie chaplin」あるいは「adolf hitler」で検索をすると、チャプリンやヒトラーのホロスコープを見ることができます。
チャプリンの5室(至福と創造性のハウス)は、うお座25度から始まりおひつじ座19度で終わります。
このハウスにはおひつじ座17度の水星(思考、知性)があり、9室(探求のハウス)のかに座15度のドラゴンヘッド(魂の目的)と12室(潜在意識~集合意識のハウス)のてんびん座19度の天王星(変革)とT字スクエアを形成し葛藤する配置です。
ヒトラーの5室は、うお座8度から始まりおひつじ座5度で終わります。
このハウスに主要な天体はありません。
チャップリンもヒトラーも5室(至福と創造性のハウス)はうお座が支配星座で、その支配星海王星は、チャプリンは7室(対人関係のハウス)にふたご座海王星としてあり、ヒトラーは8室(共感のハウス)にふたご座海王星として存在します。
支配星座がうお座の5室の場合、ファンタジーやこの世に存在しないアナザーワールドが「至福と創造性」のターゲットになります。
普通の手に届く日常的な至福を求めるよりも(実現可能な至福を求めるよりも)、幻想やイメージの中に至福を求めます。
チャプリンの場合、仕事は俳優や映画製作なのでフィクションの中の人生を演じるわけですから、彼にとっての仕事は完全に「至福と創造性のハウス」の範疇だったのでしょう。
また、チャプリンは映画製作で関わった女優と恋が始まり結婚するパターンを何度も繰り返しているので、うお座の5室のファンタジーの力は、7室(対人関係のハウス)のふたご座海王星(直感、イマジネーション)が愛を囁くセリフとして効果を発揮したのではないかと思います。
うお座のファンタジーの力は夢見ることや恋愛には効果を発揮するけれど、現実に触れるとしゃぼん玉のように儚く消えるので、結婚という現実が脆く崩れるパターンを繰り返していたのでしょう。
映画製作は夢を思い通りの形に終わらせることができるので、チャプリンにとっては結婚を維持する方が難しかったのかもしれません。
チャプリンの5室のおひつじ座水星は、まだこの世に出ていなくて自分が初めてということするとき、冴えた思考能力を発揮します。
おひつじ座の水星の場合、直感的思考(ひらめきと思考が連動する)が得意なので、至福を感じて創造性を発揮するときオリジナルのアイディアが自然に湧いて出る人だったと思われます。
ただし、この5室のおひつじ座水星は9室のかに座ドラゴンヘッドと12室のてんびん座天王星とT字スクエアで葛藤するので、チャプリンの頭の中に描くものが彼の美意識に叶う形で映画によって具現化されるまでには生みの苦しみを体験したことでしょう。
同じくうお座の5室のヒトラーは、青年時代、食費を浮かしてまでもワーグナーが作曲したオペラに通い詰めていたと言われています。その中でも「リエンツィ」(最後の護民官)というオペラに心酔していました。
「リエンツィ」は、貴族たちの圧政から民衆を解放した護民官として讃えられるのですが、最後は民衆の暴動によって殺されてしまうという悲劇のオペラです。これはワーグナーが作曲だけでなく脚本までも手掛けた作品でした。
ヒトラーは「リエンツィ」を観劇して自分は変わったと言ったそうです。ワーグナーは生前、反ユダヤ主義を著書に記していて、ユダヤ経済を激しく憎んでいました。ただし、ユダヤ人奏者を擁護してもいたのでユダヤ人全部を憎んでいたのではなかったのです。
しかし、ワーグナーの死後に、音楽作品や著作の中だけでその世界観に触れたヒトラーは反ユダヤ主義を感化されてしまったようです。
ワーグナーの壮大で華麗な音楽は、メルヘン王と呼ばれたルードヴィッヒ2世も魅了したほどなのでファンタジックなアナザーワールドに引っ張り込む力があるのでしょう。ワーグナーの曲は映画にもよく使われていますよね。
だから、うお座の5室のヒトラーを幻想の別世界に連れていったのでしょう。うお座は現実とは別の世界に行くと水を得た魚のように力を発揮します。
おそらく、ヒトラーは「リエンツィ」をモデリングしてナチ党を組織し、ミュンヘン一揆(第1大戦に敗北したドイツを占拠していた政権を倒そうとクーデターを起こした)に繰り出したのでしょう。それによってヒトラーは逮捕されヒーローとして崇拝され、獄中で「我が闘争」を執筆したのです。
うお座5室のファンタジーの世界をヒトラーは現実にしてしまったのです。
チャプリンは、役のキャラクターを使って自分の世界を表現しましたが、ヒトラーは「リエンツィ」に飲み込まれて、自分の身体と現実の人生を使って「リエンツィ」を演じたのです。
最後悲劇的な結末で終わるところまでも「リエンツィ」と一緒なのは、人間の思い込みのパワーの具現化力に鳥肌が立ちます。
ヒトラーは戦争の予想に占星術や魔術を使っていたというのは有名です。不思議と現代にマッチした予言もしています。
きっと、アナザーワールドに強いうお座5室がヒトラーをオカルトの世界に誘い、夢と現実の境界線を越えさせてしまったのでしょう。
ヒトラーがワーグナーの世界に心酔したように、ヒトラーの妄想の具現化にドイツ国民も熱狂してしまうのです。
うお座の妄想力恐るべしとわたしは、ヒトラーの5室をみて思いました。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「ヒロインの旅」の解説の続きを、その後「チャプリンとヒトラーのホロスコープの比べ読み」を予定しています。
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