こんにちは、リブラです。今回はチャプリンとヒトラーのホロスコープリーディングです。

 

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このサイトの「celebrty search」欄に「charie chaplin」あるいは「adolf hitler」で検索をすると、チャプリンやヒトラーのホロスコープを見ることができます。

 

チャプリンの1室(本人のハウス)は、さそり座8度から始まりいて座7度で終わります。

このハウスには、さそり座9度の月(インナーチャイルド、心のよりどころ)があります。

このは、7室(対人関係のハウス)のおうし座13度の火星(男性性、モチベーション)と9室(探求のハウス)のしし座13度の土星(現実性、観念)T字スクエア(葛藤するアスペクト)を形成しています。

 

ヒトラーの1室は、てんびん座26度から始まりさそり座24度で終わります。

このハウスに主要な天体はありません。

 

喜劇俳優であり映画監督でもあるチャーリー・チャップリンは1889年4月16日イギリスで生まれ、その4日後の4月20日にアドルフ・ヒトラーはオーストリアに生まれました。

 

1939年に第2次大戦を引き起こしたナチスドイツの党首ヒトラーは、1940年にチャプリンが制作した映画「独裁者」の中で風刺され、笑い者にされたあげく、チャプリンが扮するユダヤ人の床屋が総統になりすまして、独裁政治と戦争に反対する感動的な平和の演説を熱演されてしまうのです。

 

チャプリンは役者として映画監督として自分の分野で、ヨーロッパを侵略し続ける独裁者ヒトラーに戦いを挑んだのです。

この2人は4日しか違わない生まれなので、世代天体と呼ばれる木星・土星・天王星・海王星・冥王星・キローンの星座も度数まで一緒です。

 

それに加え、アセンダントも12度差しかないので、同じハウスに同じ天体が入っているところもあります。

そんな理由から、この2人のホロスコープを比較しながら読んだらおもしろいかなと思いました。

 

チャプリンは、芸人で歌手の父チャールズと女優ハンナの第2子として生まれました。しかし、その2年後には両親が別居し、母ハンナは2人の息子を女手一つで育てなければなりませんでした。

 

極度の貧困でハンナは栄養失調と梅毒と精神疾患に蝕まれ、病院に入退院を繰り返し、その度にチャプリンは兄とともに貧民院に収容されたり、アルコール依存症の父チャールズに引き取られたりしていました。その父親もチャプリンが12歳のときにはこの世を去りました。

 

このような過酷な環境も、チャプリンの1室のさそり座の月を育てるには絶好な条件だったのでしょう。

1室の月は、自分自身を心のよりどころとして生きるとき1番充実し、安心します。

 

さそり座は真実・本質を見抜く洞察力があるので、チャプリンは幼少の頃から生活の場を転々と変えられながら、そこで出会う大人が真実を言っているのか嘘を言っているのかすぐ見ぬいてしまい、その度に彼のさそり座の月は失望や愛の欠乏を感じて傷ついたことでしょう。

 

このさそり座の月は7室の火星と9室の土星の三つ巴の葛藤を引き起こすので、対人関係のためにエネルギーを注ごうとすると自分自身に欠乏感を覚えたり、仕事のさらなる探求に向かいたくなる気持ちに振り回されたことでしょう。

 

3回離婚して4回目の結婚で家庭の安らぎを手に入れたのも、自分の真実を心のよりどころにし、人間関係の安定でモチベーションをあげ、映画に対する探求でさらに自分自身への信頼を深めて行き、このT字スクエアの葛藤を統合に向かわせたからだと思います。

 

1番両親の保護や愛情がほしいとき、両親の別居や病気や貧困で生きることさえも脅かされる生活でしたが、チャプリンの心は荒むことなく創造性に向かったのは(この幼年期の影響は映画「キッド」に明るくハートフルに描かれている)、1室のさそり座の月が真実の愛を求めたからなのではないかと、わたしは思います。

 

さそり座が猜疑心に包まれると闇を引き寄せますが、真実の愛に向かうと純粋な光の本質を掴みます。

 

一方、ヒトラーの幼少期は両親揃った環境で育ちますが、少し複雑な家庭環境でした。

父アロイスは私生児で無学でしたが独学で試験に合格し、税関事務官の職に就いていました。

最初の結婚は財産目当てで高齢の資産家の女性と結婚し、そこで働くメイドとの間に婚外子をもうけました。

最初の妻が死ぬとそのメイドを妻にしましたが、そのとき勤めていたメイドとまたもや不倫の関係となりました。

 

2度目の妻が病死すると、そのメイドと結婚しました。そのメイドがヒトラーの母クララです。

独学で税関事務官になった父アロイスは躾けに厳しくときには暴力をふるい、クララはそのぶんヒトラーを甘やかして育てました。

 

チャプリンは5歳のとき、喉をつぶして歌えなくなった母の代役で歌い、大喝采を浴びてデビューしました。

ヒトラーは14歳のときに父親を亡くしましたが、学業が苦手で働くことにも興味がなく、画家になる夢を目指すのを母クララは黙認していました。

 

結局、母クララが亡くなった20歳のときも、ヒトラーは就職せず、父親の遺産を妹の分までせしめて自由に暮らしていました。

妹の養育をしていた義姉からそのお金を返すように訴えられると、叔母が代わって支払うようになり、ヒトラーを擁護しました。

 

その後24歳で、ヒトラーは徴兵を逃れるためにオーストリアを出てミュンヘンに移住したときは仕立て屋に住み込みで働き、店主に気に入られ当時の普通の銀行員よりも良い給料をもらっていました。

 

母や叔母から溺愛されたり、仕立て屋の主人に優遇されるヒトラーは、人から愛されるキャラクターだったことが伺われます。

独裁者になってからのヒトラーしか知らなければ嘘みたいに聞こえますが、アセンダントがてんびん座ならそういうこともあるだろうなと占星術師は思うのです。

 

てんびん座の得意技は両極性の視点を持てることと、バランス点を掴むことです。

ヒトラーの1室を支配するてんびん座の支配星の金星は、彼の7室におうし座金星として存在します。

 

だから、ヒトラーのてんびん座キャラは、対人関係の中でこそ最大限に発揮され、共感ポイントを即座に掴みます。

ワグナーの歌劇を愛好し、身なりも綺麗で画家志望、政治について持論を熱っぽく語るヒトラーを前途有望な魅力的な若者に見る人も多かったのでしょう。

 

独裁者になる前のヒトラーは、てんびん座の両極性の視点を巧みに使って、ネガティブな中にもポジティブ面を見つけたり、相手が理解を示したり同意を取れそうなバランス点を掴み、仕立て屋の主人と政治を熱く語って良い待遇を手に入れていたことが想像できます。

 

本来は平和を好むてんびん座のアセンダント(エゴマインド)のヒトラーが、どこで侵略戦争の先導者になっていくのか。

おそらく12室のてんびん座天王星と6室おひつじ座水星と9室かに座ドラゴンヘッドの葛藤が原因だと思うのですが、チャプリンも12室のてんびん座天王星と6室おひつじ座水星と9室かに座ドラゴンヘッドの葛藤のアスペクトを持っています。

 

月が1室にあるチャプリンは、危機があれば自分を心のよりどころにするから自身の可能性を追求し、ヒトラーは戦争に可能性を求めてしまったのでしょう。

 

次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「ヒロインの旅」の解説の続きを、その後「チャプリンとヒトラーのホロスコープの比べ読み」を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。