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自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法
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こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。
ツール28 境界線を定める
・何がわたしたちを苦境に陥らせているのか
自分のために境界線を定めて守り続けることがなぜ難しいのか、その要因を考えてみましょう。
・自分よりも他人のニーズや感情を優先する傾向。
・自分の境界線を守る権利を感じていない。
・自分自身について正確に知らないから、適した境界線がどんなものかイメージできない。
・「境界線を設定すると人間関係が危うくなる」と信じている。
・健全な境界線の築き方を学んでいない。
わたしたちは「自分にとっての真実は無価値なもの」という思いを、いつの間にか抱くにようになりました。
境界線に関して最も重要なのは、自己信頼です。
自分自身との信頼関係は、いつも自分の感情や真実に耳を傾ける習慣によって築かれます。
自分がどう感じるかを知らなければ、自分が誰で、何が好きで、何を信じていて、何がほしいのかを知るのは不可能です。
健全な境界線を持っている人は、自分自身を失わずに人との関係性を築くことができます。
自分の境界線があやふやなときは、他人も同じように感じるということを覚えておきましょう。
親密になることに壁を作る人や不健全な境界線を持っている人は、「他人からどうにかしてほしい」という欲求を持ちます。
しかし、他人をコントロールすることはできません。
わたしたちがコントロールできるのは、自分が何をし、何をしないか、他人からの影響で自分がどんな経験するかということです。
健全な境界線を築くには、自己信頼が必要です。
「自分自身との信頼関係は、いつも自分の感情や真実に耳を傾ける習慣によって築かれます。
自分がどう感じるかを知らなければ、自分が誰で、何が好きで、何を信じていて、何がほしいのかを知るのは不可能です。」
これは簡単に答えが出る問題ではありません。「自分を知ること」は深遠な哲学的テーマですから。
しかし、根気強く自分と向き合うことに取り組めば、自分が誰で、何が好きで、何を信じていて、何がほしいのかおぼろげながらわかってきます。
そして、「自分を知ること」の効果は絶大です。自分が誰で、何が好きで、何を信じていて、何がほしいのかわかっているからこそ、自分の好きなことや信じているものを尊重し、ほしいものを与えるための行動ができるのです。
「自分を知ること」のメリットは、それだけではありません。
何が嫌いで何が自分に相応しくないのかを知っていると、他者が自分にそれをさせようとしている気配を事前にキャッチできます。
これらのことを境界線が健全だと半自動的にやってくれます。境界線はセルフイメージみたいなものです。
セルフイメージは「自分が自分をどう思って(評価して)いるか」によって変わります。
もしも、あなたが「わたしは、春の訪れ告げる桜のような存在だ」と思うと(指令を出すと)、あなたの潜在意識は桜にまつわる膨大な記憶を手がかりにイメージを創り出します。
そのイメージが<定着する>と、あなたの潜在意識は「桜のような存在」としての振る舞いを自動設定で始めます。
周囲の人々が厳しい現実に暗くなっているとき、「明るい兆しも少しは見えて来ている」という方に話題を向けて、ふんわりと明るい雰囲気を自然に醸し出したりするのです。
もしも、主人であるあなたが「わたしは暗くて悲観的な存在」とか「何もできない無力な存在」とかと繰り返し思っていると、あなたの素直な下僕である潜在意識は、そのままのセルフイメージを築きあげ、自動設定でそのセルフイメージに相応しい振る舞いをしてしまいます。
1度定着してしまったセルフイメージ(観念)は、そのイメージ変更を潜在意識に指令するまで変わりません。
「明るく楽観的になりたい」「有能になりたい」と思っても、それと真逆なセルフイメージが定着していると「明るく楽観的なわたし」や「有能なわたし」に違和感を覚えてしまうのです。
しかし、本来持っている「ありのままの自分」に近いイメージならば、潜在意識は喜んでそれをセルフイメージに定着させてくれます。
「ありのままの自分」のイメージを知るには、「自分が何が好きで何が得意か、何が嫌いで何が不得意か」を明確に具体的に知っておくと手がかりになります。
「好きで得意」な分野は、あなたの才能が芽生えるポイントです。元気のないときにそれをやってあげると気分が上向きになり、自分との関係を修復できます。
「好きだけど不得意」な分野は、あなたの眠った才能が発掘されるのを待っています。チャレンジ精神があるときにそこに取り組むと、不動の自己信頼を手に入れられます。
「嫌いだけど得意」な分野は、あなたの関心が失せた才能があります。嫌いなのに努力しなくてもできてしまうことは、誰かのニーズに応えてくり返すうちに得意になったものが多いのです。いつか自分のために別な使い方がわかるまで、関わらないでおきましょう。
(わたしは8歳のときから0歳児の双子と3歳児のきょうだいの子守りばかりして、子育ては得意ですけれど嫌いです。子どもがほしいと思ったことはありません。でも、その才能のおかげで、自分や他者のインナーチャイルドの気持ちが手に取るようにわかり現在の仕事に活かしています)
「嫌いで不得意」な分野は、やり続けているとどんどん自己信頼に亀裂を産み、自信を無くす「嫌な気分発生機」のような分野です。そこにあなたが関わる理由はたった1つです。自分の嫌な気分をどう扱うのかのレッスンです。
くれぐれも「嫌いで不得意」な分野で嫌な気分になっている自分のイメージを「ほんとうの自分」だと思わないようにしてください。
自己信頼ができていると自己認識が容易で自己覚知に至り、自分が何をすべきなのかわかってくるので自己実現まで最短距離で向かえます。
自己信頼を回復することの重要さを知ると、そこに関わるセルフイメージのメンテナンスに気を配ろうと意欲が湧いてきますよね。
人間関係で浮上する感情はそのバロメーターになりますから、避けずに自身の心を観察してみましょう。
「ありのままのあなた」を知る手がかりになるはずです。
次回は「ヒロインの旅」、次々回は「マーガレット・ミッチェルのホロスコープリーディング」、その後「自分を愛せなくなった人々へ」に続きます。
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