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自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法
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こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。
ツール25 8つの自己破壊行動
・おごれるものは久からず
自己破壊行為の8番目は、ナルシズムのマスクの下に隠れたプライドです。
わたしたちは自分に自信がないとき、それを過剰補償する方法として高いプライドを持つようになります。
プライドも自己卑下と同様に、自尊心に打撃が与えられないように自分に対する他人の認識を操作するための手段です。
その基本戦略は、自分の特別さをしゃべり続けることによって、他人の注意を自分の不安や弱さからそらすというものです。
自分には価値がないと感じるのを避けるために自慢話をして、不安を隠すのです。
プライドに苦しむ人の多くは、子ども時代に両親などの身内から批判されたり否認されたりする経験をしています。
そういう子ども時代を送った人は、自分に与えられる賞罰は大人が自分をどのように認識したかの結果だと理解します。
それゆえ、自分を素晴らしいと見てもらえるように周囲の大人を操作しようと思い始めたのです。
そうすることでもっと多くの愛がもらえると思っています。
もし、あなたがプライドと悪戦苦闘しているなら、自分の実際の不安に光を照らしてあげてください。
「わたしは何を恐れているのだろうか?」と自分に問いましょう。
自分に正直になり、あなたのほんとうの姿を知ってください。
もし、自分の完全なところしか愛せなければ、わたしたちは自分をほんとうに愛することはできません。
自分の不完全を認めるほどの寛大さが備わるとき、ほんとうに自分を愛することができ、他者からも愛されるようになるのです。
日本の社会では、公の場で自慢話をするのはマナー違反なのであからさまにやっている人は少ないでしょう。
でも、うちとけた関係の中ではよく見かける光景です。
プライドは「自分を素晴らしいと見てもらえるように周囲の人々を操作すること」で、愛を求める行為であると理解すると親密な人間関係でよく起こることがうなづけます。
「わたしは自慢話なんかしない」と思うかもしれませが、「恰好いいところだけしか見せたくない」や「弱い自分を見せたくない」という気持ちに駆られるときもプライドが働いています。
プライドが厄介なのは、子ども時代のトラウマが起因した「愛の欠乏感を埋めようとする行為」であることです。
「愛の欠乏感を埋めたい」のはインナーチャイルドの欲求です。
ですから、「自分を素晴らしいと見てもらえるように周囲の人々を操作」しているときは、インナーチャイルドに感情を乗っ取られているときなのです。
未熟なインナーチャイルドが必死で背伸びをして、周囲にほめてもらえる自分を演じているわけです。
もちろん、未熟な意識に乗っ取られている自分を感じていますから大人意識はそれを恥ずかしくも思うのです。
するとますます自身のインナーチャイルドと葛藤し、その感情を抑えつけようとします。
人は自らが禁止している行為を誰かがやると、腹を立てる生き物です。
未熟なインナーチャイルドの「愛の欠乏感」を抑えることができなくて、うっかり自慢話しに興じてしまうと、周囲の人々のインナーチャイルドを刺激し、その操作を無意識レベルで気づき、その人物に怒りを覚えるようになるのです。
子ども時代に大人たち向けて通用したその戦略は大人になったら通用せず、むしろ逆効果で「愛の欠乏感」が埋まるどころか誰にも愛されなくなってしまいます。
周囲にほめられる自分は愛せても、それを必死に演出している未熟な自分は愛せないのですから、その人の心は大人意識とインナーチャイルドの分離を招きます。そして、孤立したインナーチャイルドはますます不安を強めます。
その状態では当然真実の愛には至りません。
真実の愛は全体を愛するのですから、「周囲にほめられる自分」も「周囲に嫌われる未熟なインナーチャイルドの自分」も両方愛せてはじめて真実の愛に至るのです。
このプライドの問題を解決したいときは、自分に対して寛大になることです。
とくに自分の未熟さを責めないことです。
未熟さを責めてもそこからは何も生まれません。
未熟であることは、発展の可能性が秘められているということなのです。
「周囲にほめられる自分」に価値があると思い込むとそのセルフイメージを維持しようとして、未熟なインナーチャイルドを無き者にしようと閉じ込めてしまいます。
そうすると、発展の可能性も失われ、生きる喜びも感じられなくなり、何を目指したらよいのかわからない人生を歩くことになるのです。
自分の未熟さを温かい気持ちで受け入れ、周囲が責めても自分だけは自身のインナーチャイルドの味方であり続ける意思を持つとき、インナーチャイルドと信頼関係が構築されます。
自身のインナーチャイルドと信頼構築ができると他者のインナーチャイルドにも寛大になれるので、人間関係はとても楽しく良好なものに変わります。
自身のプライドにこだわると孤立しますが、自分自身の未熟さを認め寛大になるとインナーチャイルドは許されたと感じて「愛の欠乏感」が埋まります。許しは神の愛の周波数を持つのでとてもパワフルなのです。
そうするとインナーチャイルドは「愛の欠乏感」を埋める必要がなくなり、自然にプライドを使う戦略を手放すようになっていきます。
次回は「ヒロインの旅」、次々回は「スピルバーグのホロスコープ」、その後「自分を愛せなくなった人々へ」に続きます。
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