こんにちは、リブラです。今回は、「ヒロインの旅」の解説です。
「ヒロインの旅」第2章「男らしさに自分を近づける」
・仲間としての父の父親
娘は励まされると自信を持つ。目標が持てるようになり、教育やビジネス、芸術などの様々な分野に羽ばたける。逆に、夢が応援されず、能力がないと感じた娘は目的意識を持てず、回り道が多くなる。
依存的で感情的な母親を反面教師にする娘もいる。そんな母親を、父親と一緒になって無視する。
そうなると父親は社会面だけでなく、娘の内面にも力を及ぼすようになる。
美しい戦いの女神アテナは、父ゼウスの頭から鎧姿の大人の身体で生まれました。
アテナの母親で智恵の女神メティスはゼウスの最初の妻でしたが、妊娠したときにその子どもの誕生を恐れたゼウスによって飲み込まれてしまいました。
メティスとの間に生まれる女の子は智恵と勇気があり、男の子は王の資質があり、父親(ゼウス)から王位を簒奪するだろうと預言されたからでした。
しかし、ゼウスに飲み込まれた後も胎児のアテナだけは生き続けました。
頭痛を訴えるゼウスの頭をプロメテウスが斧で割ると、アテナが誕生したのです。
ゼウスだけを親としてアテナは慕い、ゼウスもアテナを溺愛しました。
「アテナ型の女性」は父親を尊敬し、母親を低く見る。野心的で聡明で、物事をやり遂げる。
しかし、感情にはほとんど価値を認めず、弱者への共感に乏しい。
女性性を修復するには母の力の見直しが必要だ。
メティスのように男のエゴに飲まれた母、アテナのように母を捨てた娘はたくさんいる。
ヒロインが「母親離れ」をして「ヒロインの旅」に出るには、外の世界で戦うための武器が必要となります。
だから、娘は社会的な視野を持つ男性に尊敬の眼差しを向け、見習おうとします。
戦いの女神アテナは、「母親離れ」をしたばかりの娘の象徴のような存在です。
しかし、そのセルフイメージは同時に自らの女性性を否定するリスクをはらんでいます。
父親の男性性と同化しようとするがあまりに、自身の女性性を邪魔者扱いしてしまうのです。
社会を舞台に活躍する自分ばかりを誇らしく思い、プライベートな時間の充実がその原動力を支えていることを忘れてしまうのです。
ホロスコープで言えば、基盤のハウス(4室)が天職のハウス(10室)を支えていることに気づかず、基盤となっている日常生活を犠牲にして、天職のために邁進する状態です。
これではたとえ天職を得られたところで、心や身体が消耗して続けることは困難になります。
「アテナ型の女性」は、社会的な成功を得られても、その成功による幸せを味わうゆとりがありません。
幸せを味わうには「いま、ここ、この瞬間」を大切にして立ち止まることも必要なのに、「まだまだだ!」とその先の獲得に動いてしまうのです。
また、「アテナ型の女性」は男性性の性質である「与えること」は得意でも、女性性の性質である「受けとること」は苦手になります。
女性にとってこの世を渡るための強力な武器になるであろう「受けとる力」を備えているにもかかわらず、自ら封印してしまうのです。
女性としてこの世に転生したのは、「受けとる力」を存分に使って生きることを魂が欲したからです。
「与える力」が神の男性性の側面ならば、「受けとる力」は神の女性性の側面なのです。
神は両性具有ですから、このどちらの側面も備えています。
この世の森羅万象・万物と祝福を与える神は、その神聖さで「感謝や祈り」を受けとるのです。
女性として生まれてきたということは、「受けとる力」である「神聖さのパワー」を備えているということです。
もっと簡単な言い方にするならば、「与えることもできるけれど、あえて受けとってあげることもできる」のです。
もしも神が一方的に与えるばかりで、人々の感謝や祈りを拒んだとしたら、神と人とのつながりは絶たれてしまいます。
「受けとること」を神聖な魔法と意識して行うならば、それは「与える人と受けとる人をつなげる力」となり、受けとる人が与えてくれる人に「豊かなセルフイメージ」を与えることも可能なのです。
このような循環があれば、与える人には豊かなセルフイメージが増幅され、そのセルフイメージに相応しい森羅万象・万物が引き寄せられ、さらに与えることができるのです。与える人を豊かにしているのは、受けとる人の「受けとる力=神聖さ」なのです。
ノウイングスクールでの講義でゲリーがアセンデットマスターの召喚の話をしたときに、受講生のひとりがこんな質問をしました。
「わたしたちがなんでも召喚したら、アセンデットマスターたちは忙しくなってたいへんではないか」と。
するとゲリーは「アセンデットマスター(スピリチュアルな高次存在)は、人々に召喚される度にパワフルになるから、どんなことでも頼まれるのを望んでいるんだよ」と答えていました。
わたしはそれを聞いて、「人間の感謝や祈りはスピリチュアルな高次存在のパワーを増幅する効果があるのか。ここにも『受けとることが与えることで、与えることが受けとること』の循環が働いている!」と思いうれしくなりました。
「母親離れ」をしたばかりの娘は、この世を渡るために男性性を強化し自らの女性性を否定しまう傾向が出ますが、「ヒロインの旅」のプロセスで女性性の再統合し、やがて女神の「神聖さ」を身につけていくのです。
次回は「スピルバーグのホロスコープ」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「ヒロインの旅」に続きます。
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