こんにちは、リブラです。今回は、「ヒロインの旅」の解説です。
「ヒロインの旅」第1章「女らしさを離れて」
・女の身体の拒絶
サラは30代後半。大学院で人類学の研究をしていた。長引く原因不明の脇腹の痛みに耐えかねてセラピーに訪れた。
イメージ療法の中でサラは、9歳の「女の子」(インナーチャイルド)がジャングルジムにぶら下がって遊びたいと言うのを聞いた。
サラは20分間想像の中で遊び、我に返ると号泣した。
サラは博士号を取ろうと必死で、恋人が遠くに引っ越しても「一人でなんでも解決しよう」としていた。
そのセラピーの中で身体に起きていることを尋ねられると、サラは「わたしはたくさんの思いを自分で否定してきました。子どものような無邪気さも、自然を愛する心も。好きなハイキングもしていません。大学院にいて強くなれたけれど、人に優しくすることも、自分の癒し方もわかりません。でも、弱音を吐くのは嫌。だから、家族や友人にも頼れません」
元々女は勘が鋭く、身体で「何かが変だ」と感じるものだ。だが、その感覚を否定すれば思考を頼るようになり、勘が鈍くなってくる。
身体の勘が鈍ると痛みや不調に気づけない。
本来ならば女の身体を通してスピリチュアルな感覚を得るが、勘が鈍ると精神面も発達できなくなってしまうものだ。
直感や夢が告げることより、理屈で考える方が安心と考えがちになるからだ。
昔から神様のご神託を受けとるのは巫女だったり、女性は勘が鋭いと言われてきました。
スピリチュアルなことも女性の支持者が圧倒的に多いですよね。
これはたまたまの偶然なのか?必然なのか?
わたしは必然だと思います。脳の造りを見ればうなずけるのです。
わたしたちの脳には、右脳(イメージ脳)と左脳(分析脳)があり、その2つの脳は脳梁で橋渡しされてつながっています。
女性の脳はこの脳梁が男性に比べて太いのです。
だから、右脳と左脳の連絡がよいという特性があります。
何のために女性の脳梁が太くできているのかと言えば、それは赤ちゃんを育てるために必要だからです。
赤ちゃんは言語機能が未熟なので泣き声や態度で要求を表現するしかありません。
それを右脳で受けとり情動をイメージし、そのイメージを左脳が分析して言語変換するのです。
赤ちゃんの泣き声や表情から何を訴えているのかを、母親は右脳と左脳の連携プレーで察知するわけです。
脳梁が太ければ右脳と左脳の連絡が早いので、一瞬で母親は赤ちゃんの要求が何であるのか見当がつくのです。
男性たちは時々、察する力がないとか、鈍いだとか、女性たちから非難を浴びていますが、脳梁が細いから仕方がないのになあとわたしは思います。
右脳は言葉にもならないようなものをイメージで捉えるので、莫大な情報を受けとれます。
左脳は理論的に理解し分析・分類するので、情報を整理して取り込み、受けとれる量は少ないのです。
スピリチュアルな叡智は、人智を超えた情報ですから左脳だけで理論的に理解するのはお手上げなのです。
スピリチュアルな叡智は、イメージで捉えて感情で受けとり抽象思考で全体を把握してから左脳にバトンタッチしないと意味不明なのです。
男女関係で会話がかみ合わなくなるときは、この脳梁の働きの違いが現れます。
女性は感じている感情を即座に言語化して話すことができますが、男性が話しているときは左脳優位になっているので理論的ですが感情は封じられてしまいます。
女性は感情をシェアするために話し、男性はそれを聞いて理論的に処理する方に向かうので、双方のニーズが満たされずイライラするわけです。
男性性が優位な人間社会では、感情をシェアすることに価値を置きません。ムダと捉えられているでしょう。
でも、それでは日々膨大に感じている言葉にならないような感情がどんどん鬱積していくのです。
女性はその危険性に敏感なので、感情のエネルギーが爆発する前に小出しに表現するのです。
多くの女性たちはそうした表現をしていくうちに自身が何を感じているのかに気づき、自身の感情を客観的に捉えることができるのです。
サラの脇腹の痛みは、女性特有の優れた右脳と左脳の連携の力を鈍くすることが強くなることだと勘違いしたのが原因でした。
男性たちと同じようにして博士号を取るために、インナーチャイルドの訴えや感情を敏感に感じ取る女性特有の機能を邪魔にして抑えつけてしまったのでしょう。
男性なら右脳と左脳を分けて使うことに慣れていますから、サラのような症状は出にくいのでしょう。
でも、女性が感情を抑えつけてしまうと何が起きるかと言えば、何も感じられない=心が死んだような状態になってしまうのです。
根拠のない不安に付きまとわれて、身体もダメージを被るのです。
女性は感情のパワーでミラクルを起こすスピリチュアルな魔法が使えます。
感情にはそれがネガティブなものもポジティブなものもパワーがあります。
女性は自身のインナーチャイルドのネガティブな感情に共感し、理解してポジティブなエネルギーに変換することが可能です。
なぜなら、脳梁が太いからです。
言葉を喋れない赤ちゃんの訴えを翻訳する装置が生まれつき備わっているからです。
自身の感情をしっかり感じてインナーチャイルドの気持ちに共感できれば、大人意識として自身の感情を客観視できるのです。
このような機能が備わったスピリチュアルな女性の身体に生まれて、幸せだと思いませんか?
感情のパワーこそ、宇宙で最も価値あるものです。
「大いなる存在」が最も関心を寄せているのも、わたしたちの魂に人間の転生を与えて送り出している目的も、ありとあらゆる感情のフィードバックなのです。そのための地球転生なのですから。
次回は「スピルバーグのホロスコープ」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「ヒロインの旅」に続きます。
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