こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。

 

ツール20 ゆっくりと方向転換する

・真の感情を大切にする

 

ネガティブな感情は不幸の原因ではありません。

わたしたちを不幸にするのは、ネガティブな感情に抵抗することなのです。

 

幸せを選択するとは、まず、最初に自分の感情を感じ、問題や悲劇をチャンスに変えて元の感情よりよいものにしていくことです。

 

困難に直面しているとき自分自身に「乗り越えろ」と言うのは、最も自己愛から離れる行為です。

幸せは、苦しみの経験をどのように扱うかによって得られるものです。

 

幸せになることを選択するとは、自分の感情の中へ飛び込み、その感情が言っていることに耳を傾けるという意味なのです。

自分の感情を尊重しないと、感情から逃げることになります。

 

感情や感覚のレベルでの癒しが必要であれば、逃げずに感情や感覚の因果関係に取り組まなくてはなりません。

ただし、「わたしは何かを癒す必要がある」という考え方は、落とし穴です。

 

「わたしは何かを癒す必要がある」というレンズを通して自分を見るとき、「ありのままのわたしではダメで、変わらなければならない」という考えを押しつけると、自分の感情を害して自己嫌悪に栄養を与えてしまうことになるのです。

 

わたしたちはネガティブな感情に駆られると、その感情を発生させる原因となった問題・出来事を解消しようと動きます。

それは子ども頃から、物事が起きるには原因がありそれを突き止めて解決すればネガティブな感情に煩わされることはないと教えられてきたからです。

 

「真面目に努力を積んでいれば必ず報われる」とか、「身体に良い物だけ摂取して健全な生活をしていれば病気にならない」とか、「良い成績で良い学校を出て良い会社に就職すれば幸せになれる」とか・・・想定したゴールに向けてそれを勝ち取れるように努力を続け、ゴールへの障害になる「ありのままの自分」を変えれば「必ず幸せになれる」というストーリーを刷り込まれてきたのです。

 

やがて大人の脳に成長する10代半ばになると、そのストーリーの有効期限が切れていることに気づき始めるのですが、子ども頃に刷り込まれた観念は根深く、無意識に信じて従おうとします。

それに背くと誰も裁いていないのに罪悪感すら発生します。

 

目に見えない無意識レベルの足枷が観念となって、わたしたちの心の自由を奪うのです。

「幸せを選択すること」は、この目にみえない観念の足枷を解き、「ありのままの自分」に還元する方向に動くことなのです。

 

「ネガティブな感情を発生させる原因を解消する」ための選択と「ありのままの自分に戻る」ための選択はイコールではありません。

むしろ逆向きです。

 

「ネガティブな感情を発生させる原因」を排除しようと考えるよりも、どうしてそのネガティブな感情が発生したのかを探る方が「ありのままの自分」に戻る方向に行けます。

 

「ありのままの自分」に抵抗する要因があるからネガティブな感情が発生するのです。

刷り込まれた観念が「ありのままの自分」と衝突するから葛藤が起こり、思い通りにならない現象が引き起こされます。

 

「幸せを選択するとは、まず、最初に自分の感情を感じ、問題や悲劇をチャンスに変えて元の感情よりよいものにしていくことです」

とあるとおり、問題や悲劇は「ありのままの自分」と「ネガティブな感情を産む観念」を見つける手がかりを与えてくれます。

 

「ありのままの自分」に備わった性質を素直に働かせる方が、「ネガティブな感情を発生させる原因」を排除するよりずっと簡単です。

 

占星術を例にとれば、4つのエレメンツの水星座(かに座・さそり座・うお座)が多い人は情緒や感情が動くことにフォーカスすると活性化しますが、水星座が無いとか少ない人は感情を的確に感じ取るのは苦手になります。

 

火星座(おひつじ座・しし座・いて座)が多い人は行動すると活性化しますが、火星座が無いとか少ない人はやみくもに行動すると消耗してしまいます。

 

風星座(ふたご座・てんびん座・みずがめ座)が多い人は考えたり話したりすると活性化しますが、風星座が無いとか少ない人は考えたり尋ねたりすることを続けるうちに迷いが発生してきます。

 

地星座(おうし座・おとめ座・やぎ座)が多い人は物質界の現実を生きることに優れていますが、地星座が無いとか少ない人は物質界の問題だけに囚われ過ぎると、思考や感情やスピリチュアルな叡智による突破口を見失います。

 

持って生まれた星により長所・短所があり、「ありのままの自分」を封じなければ自然にそれらの星は活躍してくれます。

しかし、「ありのままの自分」を否定して「社会に承認される自分」であろうとすると葛藤し、ネガティブな感情が発生します。

 

本来、この状態は不幸ではなく「ありのままの自分」が否定されている警告なのです。

ですから、ネガティブな感情が発生したら「ありのままの自分」を否定している自分はいないか、自問してみるといいでしょう。

 

そして「ありのままの自分」を取り戻してあげるために、何をすると自分が活性化するのかいろいろ試してみましょう。

それが見つかると「ありのままの自分」に戻ることが簡単になってきます。

 

次回は「パスワーク」、次々回は「フレディ・マーキュリーのホロスコープ」、その後「自分を愛せなくなった人々へ」に続きます。

 

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新メニュー(*月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、*キローンの苦手意識を強みに変えるワーク)

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。