こんにちは、リブラです。みずがめ座天王星がMCにあるアラン・チューリング(コンピュータ科学の父、暗号機エニグマの解読で第二次大戦を終わらせた男として知られている)のホロスコープリーディングです。
このサイトの「celebrty search」欄に「alan turing」で検索をすると、アラン・チューリングのホロスコープを見ることができます。
チューリングの12室はおひつじ座7度から始まりふたご座5度で終わります。このハウスはおうし座が挟まれたインターセプトハウスになっています。
このハウスには、おひつじ座18度のドラゴンヘッド(魂の目的)とおうし座28度の土星(現実性、観念)があります。
おひつじ座18度のドラゴンヘッドは、3室(表現のハウス)のかに座22度の海王星(直感、イマジネーション)と6室(貢献のハウス)のてんびん座16度の月(心のよりどころ、インナーチャイルド)と、葛藤するT字スクエアを形成しています。
おひつじ座18度のドラゴンヘッドと4室(基盤のハウス)の火星(男性性、モチベーション)は120度で協調するアスペクトをとっています。
また、このおうし座28度の土星(現実性、観念)は、9室(探求のハウス)と10室(天職のハウス)の境界線(MC)にあるみずがめ座2度の天王星(変革)と120度で協調するアスペクトをとっています。
12室は個人の潜在意識~集合意識をみるハウスです。
12室も2つの見方があります。個人の心の中の状態を読むのか、潜在意識の奥に連なる集合意識(全人類を含む万物すべての意識、アカシックレコード)との関わりを読むのか、です。
12室にある天体は本人の感情がニュートラルな場合、集合意識からの情報やエネルギーを受けとることができます。
「こんなのがあったらいいなあ」という個人に降りたアイディアが、「わたしもそれが欲しかった!」という万人のニーズとマッチするということが起こるのです。
スティーブ・ジョブズは12室に冥王星(潜在能力)を持っていますが、彼が禅の瞑想を習慣にしていたのはよく知られています。瞑想で潜在意識をニュートラルな状態に保つと集合意識から人類のニーズがキャッチされ、それがアイディアとなって製品として具現化するのですから、売れるの当然ですよね。
チューリングの12室は、おひつじ座で始まりその支配星の火星は4室(基盤のハウス)に存在します。彼の潜在意識は、先駆者的な前人未到の領域を開拓するときに活性化し、そこから浮上してくる情報やインスピレーションは、彼の精神基盤や生活基盤に取り込まれます。
チューリングは子ども時代から、数学に関しては教師に習って学ぶのではなく自分のやり方で先に進んでいくタイプでした。机上での理論からいきなり工学的な機械を作って計算させる方を思いついたのも、先駆者的なおひつじ座の動きのように感じます。
てんびん座の月が貢献のハウスにあるチューリングは、何かで社会的な貢献をしたいと切望していたことでしょう。
12室のドラゴンヘッドはおひつじ座なので、人類の集合意識が望む新しいものを世に出すことを彼に促したことでしょう。
表現のハウスのかに座の海王星は、自分が好きで馴染みのあるよく知っていることにこだわり、未知の領域や社会貢献に直感を働かせることを拒む傾向もあったことでしょう。
でも、第2次世界大戦という生きるか死ぬかという危機の中でチューリングは、自身が探求し続けた数学の領域で人類の切望した戦争終結のためにエニグマの暗号機の解読にその能力を使う運命を背負ったのでしょう。
かに座の海王星も、甲羅の内側の人々を助けるために直感を働かせて、貢献に協力したことでしょう。
チューリングがエニグマの暗号機の解読の任務に就いた1941年は、彼の12室のおうし座にトランシットの天王星(変革)と木星(チャンス)と土星(具現化力)が集結していました。
チューリングは、この戦争を通して頑固なおうし座土星のルール変更を強いられたことでしょう。
エニグマの暗号機解読の任務は、バッチリサターンリターン(土星回帰)に時期でした。
チューリングのエニグマの暗号機解読の功績は、戦争後も秘密にされ、彼の貢献が称えられることはありませんでした。
エニグマの暗号機の解読の成功を公表しないことで、イギリス政府だけが戦後も世界中で使われ続けたエニグマの暗号を解読して諜報活動の独り勝ちをしていたのです。
戦後のチューリングは、人間の神経細胞のネットワークをコンピューターで再現できるかを研究していたそうです。
それが可能になると、機械が言っているのか、人間が言っているのかを判別するテストさえも必要になると考えいたようです。
チューリングは、「機械も人間のように思考することは可能なのか?」ということをチェックする「チューリングテスト」を考案しました。
チューリングの人生を描いた映画「イミテーションゲーム」のタイトルは、コンピューターの機能を評価するためのゲームのことを言っています。
コンピューターと人間に同じ質問をして答えさせ、第3者にどちらがコンピューターの回答であるかを判別させるのです。
ナチスドイツは、最後まで機械に暗号が解読されていたと気づかず陥落したので、チューリングが作った暗号解読マシンは優秀だったということでしょう。
これほどイギリスのために活躍していたチューリングでしたが、1954年彼らしくない最期を遂げます。青酸化合物を塗ったリンゴをかじって中毒死してしまったのです。
チューリングが自殺に至った原因は、その2年前に起きた同性愛の告発で裁かれ、入獄するか女性ホルモンの注射で化学的去勢を受けるかのどちらかを迫られて、女性ホルモンの大量投与を選択したことにあるようです。
更年期障害でうつ症状が出る人もいるくらいですから、不自然なホルモン剤の大量投与は精神の不安定や健康状態の悪化を引き起こします。チューリングは、この不健康な心身状態耐えられなくなって発作的に自殺を選んだと推測されます。
同性愛者を犯罪扱いする悪法律が、戦争を終わらせた数学の天才を殺してしまったと思うと残念です。
ホロスコープを読んでみると、チューリングは変わった人だけでどふたご座アセンダントでユーモアがあり、かに座に太陽と水星と海王星が集まる友だち思いの優しい人です。
ただ、愛する対象が男性だったというだけで、犯罪者の汚名を着せられる酷い時代に生まれてしまったのです。
心の自由があるということは、とても大切だなと思いました。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説の続きを、その後「フレディ・マーキュリーのホロスコープリーディング」の続きを予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちら をご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。