こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。

 

意識:創造の魅力

・創造的意識の道具としての知性、感情、意志

 

創造とは、実際には意識の結果です。

意識に生じないものは、何も実在できません。

その源が宇宙的自己であっても個別的自己であっても、違いはありません。

 

意識的な創造と切り離されていると自分で体験を創り出していることを知らず、常に理解できない力に翻弄されているように感じてしまいます。

 

意識は、単に考えたり、選択したり、認識したり、感じたりするだけの力ではありません。意識は志す力でもあるのです。

意志を持つことは意識のきわめて重要な側面です。

 

意志を持つことは、気づいていようと無意識であろうと違いはありません。

意志は、絶えず創造している意識の要素なのです。

 

知覚や感情がそうであるように、意志も継続的なプロセスで、意識の存在するところには、知覚、感情、意志が常に存在します。

 

いくつもの矛盾する意志の流れが、外面上「ショート」を起こし、意識の欠如や感覚の麻痺として現れるこがあります。

意識が創り出したものは、人生の具体的な経験として現れます。

 

本物の進化の道は、矛盾した欲望や信念、内なる知覚を表面化させるものでなければなりません。

人生の環境が自己の創造物であることに気づくと、再創造の(矛盾した欲望や信念や内なる知覚を本来の姿に統合する)力が持てるようになります。

 

人類は意識を用いて意図的な創造を成し得る存在です。

何かを持っていていたり、いなかったりする現状を、どのように創り出したのかを体験しなければならないのです。

 

すると、自分が創り出したものと闘うことが、いかに痛みや緊張を増大させることかがわかるでしょう。

人生がマインドの活動の結果であることに気づくまで、この闘いは続きます。

 

自己の内部には純粋な智恵と至福の流れがあり、無限の多様性を持つ新たな生の経験に向かっています。

これは宇宙霊(創造主)で、あなたは宇宙霊そのものなのです。

 

「創造すること」を特に意識するのは、少ないかもしれません。

しかし、わたしたちは絶えず「意識で創造している」のです。

 

これを無意識に自動的に「創造」してしまうのか、意図的に「創造」するのかで、人生はだいぶ違ったものになります。

無意識に自動的に「創造」する現実は、葛藤する事象の現れとなります。

 

望んでいない現実に翻弄されていると感じるときは、いくつもの矛盾する意志の流れが、外面上「ショート」を起こしている」状態です。わたしたちのマインドは、常に外側の情報の刺激を受け、思考し、様々な思いが発生しています。

 

顕在意識の自分が望むものを潜在意識の自分が恐れていたりすることは、日常茶飯事に起きています。

その意志を意図的に統合し、ひとつの流れにするとき再創造が起き、「望むことが現実化」します。

 

太陽の光がいくら燦燦と輝いていても、それだけでは光から火を現象化させることはできません。

光を吸収する黒い点(意志をひとつにする目的・イメージ)を描き、そこにルーペで光を集めて当てる(思考や思いを統合する流れを創る)と発火(具現化)します。

 

これはキバリオンの「思考(メンタリズム)が具現化する」法則です。

 

 

潜在意識の様々に錯綜する思いを探ったり、それを統合していくのはなかなか難しい作業ですが、ホロスコープを使うとこれが簡単に視覚化されます。

 

ホロスコープ内の天体同士が織りなすアスペクトで、180度と90度になっている天体やハウスに着目するだけで見つけることができるのです。

 

ホロスコープとは、葛藤を攻略するためにあるものだとわたしは思っています。

「葛藤さえなければこの世は意図通り」というのが、「人間ゲーム」のスピリチュアルなルールだからです。

 

(無意識も含めて)意志で現実を創造する法則が働くこの世で、魂は様々な感情を経験したいと転生するのですから、人生のブループリントに起こしたい葛藤を設定しておくのは、いかにも魂がやりそうな完璧な計画だと思います。

 

わたしはこれに気づいたのは40歳くらいのときで、それまでの人生を振り返ってみれば、1室(本人のハウス)のみずがめ座土星と9室(探求のハウス)のさそり座海王星90度→現実性とスピリチュアリティの葛藤で、自分の人生と探求の向かう先の迷子という現象化がありました。

 

1室うお座キローンと7室(対人関係のハウス)おとめ座天王星と冥王星のコンジャンクションの180度→自分のコンプレックスは対人関係でひどく刺激され、自己変革して底力を引き出すことになりました(占星術を対人関係にいつも応用して乗り越えてきました)。

 

2室(所有のハウス)のおひつじ座木星と8室(共感のハウス)のてんびん座月と水星コンジャンクションとてんびん座太陽の180度→インターセプトハウスで遅咲きの葛藤でわかりづらかったのですが、共感の交流の仕事(占い師業)を起業して、自分の能力を収入につなげるときに体験し、統合してきた葛藤です。

 

これらの葛藤する天体のエネルギーを統合して生きることに目覚めたら、現実はずいぶん楽しいものになりました。

 

ハードアスペクト(90度や180度)は、異なる方向性を持つもの同士の葛藤のエネルギーが生じます。

けれども、その天体同士のエネルギーは「人生を幸せに生きる」という目的でひとつになります。

 

異なる性質を持つ天体同士が協力し合ったら、共鳴する天体同士の協調よりもパワフルなエネルギーを発生させます。

新しいものを産む創造のエネルギーは、ハードアスペクトを統合するとき最も強く発揮されます。

 

反発し合うもの同士が愛の意図でひとつになり人生を創造する・・・そんな魂の計画を具現化するとき、わたしたちは創造主としての力を発揮してミラクルを起こすのです。

 

次回は「アラン・チューリングのホロスコープリーディング」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「パスワーク」に続きます。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。