こんにちは、リブラです。みずがめ座天王星がMCにあるアラン・チューリング(コンピュータ科学の父、暗号機エニグマの解読で第二次大戦を終わらせた男として知られている)のホロスコープリーディングです。
このサイトの「celebrty search」欄に「alan turing」で検索をすると、アラン・チューリングのホロスコープを見ることができます。
チューリングの10室はみずがめ座2度から始まりみずがめ座26度で終わります。
このハウスには9室(探求のハウス)との境界線上(MC)に、みずがめ座2度の天王星(変革)があります。
このみずがめ座2度の天王星と12室(潜在意識~集合意識)のおうし座28度の土星(現実性、観念)は、120度で協調するアスペクトをとっています。
10室は1室~9室(本人→所有→表現→基盤→至福→貢献→対人関係→共感→探求)までで習得したものを統合し、社会を舞台それらを能力を発揮させていくハウスです。
10室には2つの見方があります。社会的な活動(仕事)として読むのか、天(大いなる存在)と共同創造でする仕事(天職)として読むのか、です。
チューリングの10室は、みずがめ座で始まりその支配星の天王星はこのハウスに存在します。
天王星のホームグラウンドのようなみずがめ座にあるのですから、極めてパワフルに働きます。
みずがめ座は枠を超えた自由な考え方で新しい風を送り込もうとします。
10室のみずがめ座がどんな現れ方をするかと言えば、社会や仕事として関わる分野に独自のアイディアを持ち込み、新しい時代の流れをつくるような働きをします。
そうすると必ず旧体制や古いやり方に固執する人々との摩擦を引き起こしますが、みずがめ座は不動サインのため頑固に自らのポリシーを貫きます。
未知数の新しいことを持ち込むのになんで頑固に貫けるの?その自信どこから来るの?とみずがめ座をよく知らない人は思うかもしれません。
おひつじ座もみずがめ座と同じくらい新しもの好きですが、おひつじ座はすぐに新しい体験に飛び込んでいくのに対し、みずがめ座は、新しい考え方に自分が納得する理論があるのかないのかをまず見極めます。考え方に共鳴し納得できれば、もう、実現したような気分になる特性があるのです。
チューリングがエニグマ暗号解読の任務に就いたばかりの頃は、膨大な暗号文の解読を人間の頭と手で行っていました。
すでに万能チューリングマシン(コンピューティングマシン)の論文を発表していた彼は手動の解読作業に参加せず、すぐさま暗号解読マシンの作成に取り掛かりました。
当然、解読チームや軍の反感を買いましたが全く気にせず、予算を回せないと渋られると首相チャーチルに手紙で直訴して巨額の資金を勝ち取ることさえやってのけました。
暗号解読マシンを初めて作る上に、はたしてそれが難攻不落のエニグマ暗号の解読に至るかどうかも未知数なのに、なんでチューリングはそんな行動に出る自信があったのかと言えば、「計算可能な数について」彼の頭の中で理論が確立していたからです。
いくら入り組んだエニグマの暗号機の暗号とは言え、機械が作った暗号の組合せには必ず規則性が存在します。規則性を探り出すなら機械に任せた方が迅速で確実だと、チューリングは当然のように考えたのでしょう。
チューリングが暗号解読部に入った年(1941年)は、彼の12室(潜在意識~集合意識)のおうし座28度の土星(具現化)に、5月からおうし座23度あたりでトランシッの木星とトランシット天王星がコンジャンクションし、トランシット土星も7月半ばから彼のおうし座土星にコンジャンクションして、次々とふたご座入りしていく配置でしたので、ずっと10室みずがめ座2度の天王星とは協調するアスペクトが続きました。
12室(潜在意識~集合意識)は、個人の潜在意識から始まり人類の集合意識まで続くハウスなので、ここに具現化力のある土星で万物の豊かさを表すおうし座として存在し、天職のハウスの天王星と協力し合うのですから、チューリングの新しい試みである暗号解読マシンに人類の集合智がこのアスペクトを通して注がれても不思議はないなあと思いました。
トランシットの木星(幸運)・天王星(変革)・土星(具現化)も次々彼の12室(潜在意識~集合意識)を刺激して、チューリングの仕事を応援していたのですから、彼が暗号解読マシンを作って第2次世界大戦の終結に貢献すること、数学を机上の理論から人間社会の可能性の拡大するものに変えたことは、「大いなる存在」と共同創造で行われた天職だったと思います。
10室のみずがめ座支配星の天王星がチューリングの天職として働き、コンピューターで動く社会への変革を呼んだのは、ホロスコープに描かれたままで、リーディングしていておもしろかったです。
MC(9室と10室の境界線)に乗っているみずがめ座天王星という配置も、チューリングが長年探求してきた成果が天職となって開花することを物語っているような印象を受けました。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説の続きを、その後「アラン・チューリングのホロスコープリーディング」の続きを予定しています。
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キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
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