こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。

 

ツール16 金物屋にはもう行かない

・「依存」の意味するところ

 

「依存」とは、悪い言葉ではありません。それは素晴らしい概念であるにもかかわらず、他の概念と混同されてきました。

わたしはこの言葉については「依存とは1つになることだ」という解釈が気に入っています。

 

普遍的なスピリチュアルな教えがあなたの現実を創造する力(1つになることで創造する力)を示唆したとき、エゴはそれを分離のツールとして利用しました。

 

「自分のことは自分でする」という「自立」の教えだけに共感していると、自分に頼るしか選択肢がなく、自分のニーズを満たしてくれない人に対して無力さを感じることになります。

 

でも、そこから方向転換することが第1ステップです。

第2ステップは、あなたはあなたに依存していると理解することです。

“あなた”とは存在しているものすべてを含んでいます。かれらはあなた自身でもあるのです。

 

この宇宙の絶対的な真実は、「すべては1つ」ということであり、わたしたちは互いに依存し合っているのです。

 

自分の6つの基本的ニーズ(安定・不安定・自己重要感・愛・成長・貢献のニーズ)を、否定することはありません。

あなたのニーズを満たす不健康な方法を、健全な方法置き換えるだけでよいのです。

 

そうすれば欠乏感を抱くことはなくなり、人間関係は苦しみではなく喜びをもたらしてくれるものになるでしょう。

変わらない人を変えようとしたり、あなたの必要なものを間違った場所で探し続けるのは、自ら地獄を作っているようなものです。

 

自分を拒むことと自分を愛することは、同時にはできません。

ですから、自分を愛する選択をして、望むものを手に入れるのにふさわしい存在だと認めてから、望むものが見つかる場所にいきましょう。

 

明日は太陽と月が真反対の位置に来る満月ですが、太陽と月でどちらが地球の生命にとって重要とかは思いませんよね?

太陽があの位置になかったら地球は凍りつき生命が存在しなかったでしょうし、月があの位置なかったらいまの地球の重力は保てず水もなくやはり生命は存在しなかったでしょう。

 

古くから太陽は「陽」の男性性のエネルギー、月は「陰」の女性性のエネルギーを象徴してきました。

人間社会の男性優位の歴史が長かったため、すっかり「陽」の男性性の性質が尊重されてきました。

 

1人の人間の中に男性ホルモンも女性ホルモンも両方あるように、男性性の性質も女性性の性質も両方備えていて、どちらが重要かなんて格付けするのは、ほんとうは不自然なことなのです。

 

しかし、長い歴史の中で人間社会だけはその不自然な格付けを、意識の中に刷り込んできたのです。

だからなんとなく、「与える(男性性)」ことが偉くて「受けとる(女性性)」ことが劣っているように感じてしまうのでしょう。

 

だから、すべて自分でまかなえる「自立」と何かに頼らないと生られない「依存」とでは、圧倒的に「自立」が偉いと誤解してしまったのです。

 

この世の叡智の法則「キバリオン」の「極性の法則」によれば、「あらゆるものに2面あり、あらゆるものに極がある。あらゆるもの対がある。両端は度合いが異なるだけで性質は同じである」としています。

 

「受けとること(女性性)」を蔑むと対の片側を否定することになり、永遠に完全性を失うのです。

人間として完全になるには両性を統合して使わなければ、本領を発揮できません。

 

「依存」とは、「受けとること(女性性)」の性質です。この性質を否定するとどんなことになるでしょうか?

わたしたちは、太陽や月や地球に依存して生きています。

動植物の恵みによって栄養を、命をつないでいます。

社会のシステムに守られて便利で安全な生活を営んでいます。

 

どこにも依存しないで生きるのは不可能なのです。

それなのに依存を否定することは、「大いなる存在」と大地の女神が差し出す豊かさと愛を拒絶して、幻想の自立に励んでいるようなものです。

 

いつも、孤立と制限と限界に苦しむことになるでしょう。

それに力尽きたとき、やっと「どんなに拒んでも依存することで生かされている」と気づくのです。

 

ですから「依存」という人類が生まれた瞬間から無意識に使っている機能を、見直してみる必要があるのです。

依存することで生き残り、そこから自立することで自由を得てきたのですから、どちらの機能も否定することはないのです。

 

「依存」も「自立」も自分の幸せのために両方使ったらいいのです。

依存させてもらえることに感謝すれば、罪悪感や不安は解消します。

自立すると自分の力を試すことができますから、パワフルなときはチャレンジしたらいいのです。

 

「依存」も「自立」も両方使える人は、自身の弱さと強さを知ることになりますから、どんな困難にも負けない真の強さを手に入れることになります。

 

次回は「パスワーク」、次々回は「アラン・チューリングのホロスコープ」、その後「自分を愛せなくなった人々へ」に続きます。

 

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新メニュー(*月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、*キローンの苦手意識を強みに変えるワーク)

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。