こんにちは、リブラです。みずがめ座天王星がMCにあるアラン・チューリング(コンピュータ科学の父、暗号機エニグマの解読で第二次大戦を終わらせた男として知られている)のホロスコープリーディングです。
このサイトの「celebrty search」欄に「alan turing」で検索をすると、アラン・チューリングのホロスコープを見ることができます。
アラン・チューリング(1912年6月23日生まれ)はほんとうは素晴らしい功績を残した数学者なのですが、時代背景的な諸事情でその功績は長く伏せられていました。
彼の功績がクローズアップされ、名誉が挽回されたのはイギリス政府がチューリングに謝罪を表明した2009年のことです。
1936年にプリンストンで「計算可能数について-決定問題への応用」で自動機械の数学的モデルである「チューリングマシン」を発表して博士号を取得したチューリングは、1938年、第二次大戦中にイギリスの諜報機関MI6の要請でナチスドイツの暗号を解読する政府暗号学校のメンバーになりました。
暗号機エニグマによってドイツ軍は指令を出していましたが、連合軍のどの国も解読することができず、ナチスドイツの侵略の脅威に曝されていました。
それまで手作業でやっていた暗号解読を、チューリングは解析する機械を自ら創って挑み、解読に成功しました。
しかし、エニグマの暗号が解読されてしまったことをドイツが気づいたら、キーになる暗号を変えられてしまう可能性があり、すべて秘密にされ、イギリス軍にさえ情報は伝えられませんでした。
諜報機関のMI6がドイツ軍も連合軍も同胞のイギリス軍にも、エニグマの暗号解けていないフリをしていたので、ドイツ軍の情報は戦争終結まで筒抜けでした。
エニグマの暗号の解読は機密情報であり、政府暗号学校の存在すら国民には内緒だったのです。
ですから、チューリングの功績は伏せられてしまったのです。
大戦後、チューリングは元の仕事に戻りプログラム内蔵コンピュータの設計に関わりました。
ところが、1952年彼は同性愛の罪で逮捕され、その2年後には毒を塗ったリンゴを食べて死んでしまうのです。
当時のイギリスでは、同性愛者は犯罪者扱いで、チューリングは投獄されるよりホルモン剤の投与を選び、心身のバランスを崩していたようです。
このような諸事情から、チューリングの功績は表に出ることがありませんでした。
それが2009年にイギリス政府が亡きチューリングに謝罪をし、彼がエニグマの暗号解読に大きく貢献したことを公けにすると、「イミテーション・ゲーム」という映画も創られ、世界中の人々が彼の功績を知ることとなったのです。
現代はコンピュータなしでは社会は1日も回らなくなるほど、わたしたちの生活に溶け込んだものになりましたが、その数学的モデルを考え、暗号を解くことに応用して第2次世界大戦を終わらせてしまったのも、アラン・チューリングの知力のおかげだったのです。
チューリングの1室はふたご座5度から始まりふたご座26度で終わります。
このハウスには天体はありませんが、2室との境界線付近にふたご座27度の金星(喜び、女性性)と28度の冥王星(潜在能力)とかに座1度の太陽(本来の自己)のコンジャンクションがあり、影響を受けます。
ふたご座神話では、スパルタ王の血を引きカストルとゼウスの血を引くポルックスの双子の兄弟が登場します。
カストルは人間の子でポルックスは神の子という違いがありながらもふたりはとても仲良しで、カストルと死の別れをするくらいなら不死の命はいらないから半分に分けてほしいと願い出たポルックスの兄弟愛を讃えて、ゼウスは双子を天に上げました。
ですから、ふたご座のキャラクターは、2つの性質の個性が仲良く共存した「2面性」として現れます。
興味が幅広かったり、気持ちが変わりやすいのは、この「2面性」のためでしょう。
「人間」の人格と「神の子」の人格が共存しているので、人間として生きながらもどこかゲーム感覚で人生を生きるような軽やかさやクールなところがあります。
そして、ふたご座は筆頭のおひつじ座から数えて3番目の星座なので、数秘「3」の性質も持っています。
「3」のエネルギーは、子どもやアーティストのように聖なる直感を受信して、純粋にそれを表現するように働きます。
チューリングは、このふたご座金星と冥王星のコンジャンクションを持っているので、無邪気で純粋な子どものような性質を生涯持っていたことでしょう。
とくに、自分自身の中の潜在的な能力を極限まで引き出すときには、大きな喜びを感じて夢中になっていたと思います。
エニグマの暗号解読のときも、数学の問題を解くことに夢中になっていた少年のときも同じゲーム感覚だったのでしょう。
この2室境界線付近の天体がこのふたご座金星・冥王星だけでしたら、このハウスはふたご座オンリーのハウスになるのでチューリングの性質はかなりおしゃべり好きな社交家になっていたはずですが、この2つの天体にはもう一つかに座太陽が重なり、繊細で人見知りする性質が加わります。
チューリングが誰とでも仲良くなってしまうタイプではなく、ほんとうに心が通じ合う人でないと交流しなかったのは、甲羅の内側に入れてもいい人にだけ心を許すかに座の性質も入っていたからだと思います。
かなりの変人だったのにも関わらず、彼を良く知る人からは愛されていたのは、ふたご座金星と冥王星とかに座太陽のコンジャンクション効果でしょう。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説の続きを、その後「アラン・チューリングのホロスコープリーディング」の続きを予定しています。
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