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パスワーク(新装版)―自己のすべてを受け入れ統合された意識で生きる
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こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。
怖れは本来、それと対決し、基になっている間違った認識や行動を明るみに出したときに、たやすく克服できるものです。
表面化している感情がただちに根源的な感情ではないことも多々あります。
問題なのは、怖れを抱くと、それに直面して乗り越えることに対する怖れがさらに生み出されてしまうことです。
憂鬱を取り上げてみましょう。勇気を持って最初の憂鬱を引き起こした根本的な原因を明らかにしないと、「憂鬱であることに憂鬱」になって落ち込み、悪循環を生み出してしまいます。
その悪循環にある人の意識は、本来の感情から離れていき、結果として、意識はそれ自体からも離れていきます。
すると、本来の感情はますます見つけ出すのが難しくなります。
このようにネガティブな勢いが拡大していくと、ついにはネガティブな持続力は崩壊します。
真実、愛、美といった永遠の聖なる性質とは違って、歪極性やネガティビティは、けして永遠ではありません。
圧力が充満して破裂するとき、終わりを迎えるのです。
それは苦しい危機であって、人は普通、全力で抵抗しようとします。
それは、永遠の地獄を意味します。
ネガティブな感情を手放したいといいながらも人がはまってしまう悪循環とは、このように「怖れが怖れを生む」という状態なのでしょう。ネガティブな感情は、抑え込んで見ないすればするほど奥に引っ込み、破壊的なパワーを持つようになります。
でも、その一方で、その感情は意識から乖離し、わからなくなっていきます。
インナーチャイルドがその顕著な例です。
わたしたちが傷つくとき、怒りを感じるとき、怖れを抱くとき、悲しいとき、喜びに我を忘れるとき、感情がダイレクトに動くとき、いつもそこにはインナーチャイルドが関わっているのですが、わたしたちはインナーチャイルドの存在を忘れて感じられません。
子ども時代のトラウマの記憶なのに、大人になってもパニックを引き起こし、不安やモヤモヤした不快感を理由もなしに発生させたりします。
こうした子ども時代のトラウマの感情など闇に葬ってみないようにしていた方がいいと、インナーチャイルドを置いてけぼりにすると、破壊的なパワーを持つ感情の存在に、いつも怖れを抱くことになります。
いろいろなことを理由に絶えずネガティブな思考が巡ってくる場合は、「怖れが怖れを生む」状態でネガティビティを長引かせているのかもしれません。
自分への愛や慈しみ、思いやりがあるならば、一刻も早く、「怖れが怖れを生む」状態を終わらせてあげたいですよね。
それには、「怖れ」と向き合わなくてはなりません。
「怖れ」はお化けみたいなものです。正体がわからないから不気味で怖いのです。
「怖れ」の感情をとことん追求してみるとよいでしょう。
ばかばかしいくらいの妄想に近いことで自分を怯えさせていたことに気づくでしょう。
人が「怖れ」を抱くのは、対処のしようがないときです。
いまの新型コロナウィルスの蔓延も、人類の集合意識を恐怖でいっぱいにしています。
新型コロナウィルスに「怖れ」を抱くのも、いつ終息するのかもわからず、対処のしようもありません。
なぜ、新型コロナウイルスが「怖い」のでしょう。
死ぬかもしれないから?経済が停滞してしまうから?先の見通しがつかないから?
どれも、「いま、ここ、現在」にありませんよね?
「いま、ここ、現在」でできることについて考えず、未来の手の届かないところに思考を飛ばし、自分自身を不安にさせているのです。
未来の手の届かないところのことに思考を巡らせても、対処のしようがありません。
全部、タラればもしもの未来です。確実なものはありません。
このような思考を巡らせて自分を不安にさせると、小さく無力で自分を守ることさえできなかったインナーチャイルドの痛みが浮上し、恐怖に怯えさせてしまうことになります。
普段から、自分の感情を抑え込んでいると、ぼんやりした不安がインナーチャイルドの痛みと結びついていることに気づかず、ネガティブな思考をやめることもせず、延々と「怖れが怖れを生む」悪循環をやめられず、消耗するのです。
ですから、自分自身やインナーチャイルドをケアする気があるのなら、ネガティブな思考を未来に飛ばさないことです。
未来によいイメージを起こさせる思考だったら、よい現実が創造されるのですからいいですが、未来にネガティブな思考を飛ばすとネガティブな現実を呼んでしまいます。
わたしたちがパワフルになれるところは、「いま、ここ、現在」だけです。
ここでしか、未来を創造できません。
そして、「いま、ここ、現在」のポイントだけに、心と身体と魂が一緒に存在し、「大いなる存在」とひとつになれるのです。
過去や未来では、イメージの具現化というスピリチュアルな魔法は使えません。
起きてほしいイメージを抱いて、いまここでできることをして現実に根を降ろすと、不安や怖れの付け入る隙がなくなります。
もしくは、今回のパスワークのように、ネガティビティを究極まで拡大させて、崩壊していくのを見届けるか、です。
どうせ、ネガティブな思考をするのなら、究極的な恐怖を最後まで想像してみるのです。
そうすると、究極的な恐怖の正体(死の訪れ)ということになると、「それは人間だもの、いつかは死ぬことになっている。そんなの誰でも最後は経験する」という明確な答えが出て、「怖れ」が不気味なものでなくなります。
次回は「ガガーリンのホロスコープリーディング」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「パスワーク」に続きます。
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