こんにちは、リブラです。みずがめ座土星でみずがめ座アセンダントのガガーリン(人類初の宇宙飛行士)ホロスコープリーディングです。今回は1室(本人のハウス)のお話しです。
このサイトの「celebrty search」欄に「gagarine」で検索をすると、ガガーリンのホロスコープを見ることができます。
ガガリーンの1室はみずがめ座12度から始まりおひつじ座19度で終わるインターセプトハウス(うお座がサンドイッチの具のように挟まれたハウス)です。
このハウスには、みずがめ座18度のドラゴンヘッド(魂の目的)と22度の土星(現実性、観念)とうお座11度の水星(思考)と17度の太陽(本来の自己)と25度の火星(モチベーション、男性性)があります。
また、アセンダントと12室との境界線付近には、みずがめ座10度の金星(喜び、女性性)がドラゴンヘッドとゆるいオーブで重なる位置にあり、1室に影響を与えています。
ユーリー・ガガーリンは、1934年3月9日にモスクワ西方のグジャーツクで生まれました。
父親は大工で労働者階級の家で、ガガーリンは4人兄弟の3人番目でした。
ガガリーンの生家は、第2次世界大戦中にドイツ軍の占領下に置かれたことがあり、彼の二人の兄たちはポーランドに連れ去られて終戦まで強制労働に従事させられました。
幼いガガリーンは強制労働に連れて行かれることは免れましたが厳しい食糧難時代に育ち、飢えの恐怖や権力の支配下の圧力を体験することなったのです。
ドラゴンヘッドと土星がコンジャンクションして1室に存在しているのを見ると、ガガリーンが経験したこのような逆境は、みずがめ座の土星の反骨精神を鍛えるために必要な設定だったのかなと思います。
みずがめ座は不動星座なので、頑固に自分の意思を貫く性質があります。
そしてみずがめ座は知性に働く風のエレメントなので、どんなことで意思を貫くかと言えば、新しい考え方です。
それがガガリーンの場合は1室(本来のハウス)なので、自分に関しての方針は自分らしい考えで決めたい。
でも、周囲になかなか理解されない。
だから、目の前の現実に流されず、制限された環境の中で自分の考えた方針を可能な限り実行していく。
そんな生き方をガガリーンの34年間の人生の前半はしていたのでしょう。
1室みずがめ座22度の土星と3室(表現のハウス)のおうし座キローン(苦手意識)が90度のハードアスペクトをそれぞれとっています。
戦争中はドイツ軍に、戦後はソ連という共産主義国家に制限を受ける環境下で、いかにみずがめ座的「魂の目的」と自分らしいルールを貫いて生きるのかが、テーマとして1室に現れているような印象です。
10室のいて座の月が未来の希望を求める度に、制限だらけで思い通りにならない現実を突きつけられて葛藤し、みずがめ座の土星らしく知性による努力で子ども時代の夢を叶える道を切り開いたことでしょう。
ガガーリンは、最初、金属工場の見習いとして働き、その技術の習得のために通った工業学校で軽飛行機に出会い、そこの教師がパイロットとして従軍したのをきっかけに、空を飛ぶことに憧れて空軍士官学校に入る進路を選びました。
戦争の傷跡も癒えない時期だったので、両親はガガーリンが空軍士官学校に入学することを快く思っていませんでした。
しかし、未来の希望であるパイロットへの道を諦めてしまったら、ガガリーンの人生は流されるまま飛行機を造る工場で働くことで終わっていたしょう。
みずがめ座が新しもの好きなのも特徴的な性質です。
ガガリーンが空軍士官学校を出てパイロットになったとしても、その先の技術があるならば空だけでなく宇宙も飛んでみたいというと思うのは、ライジングスターがみずがめ座金星で、アセンダントもドラゴンヘッドも土星もみずがめ座なら、想像に難くありません。
多分、自然な流れで危険な宇宙飛行士を夢見て志願することになったのでしょう。
そこで1室の現実主義の土星は10室の月との葛藤をやめ、いて座の月の願い(未来の希望)をみずがめ座らしく自分の能力を信頼して現実に叶える道を選んだのです。
アセンダントの直前にあるみずがめ座金星の影響から、ガガーリンは茶目っ気があり、学校の友達や教師と親しい関係を作っていきました。
しかし、1室土星と3室キローンが葛藤する配置なので、自分の思いを表現するのは上手ではなかった可能性があります。
この土星とキローンの葛藤は、ガガリーンが宇宙に飛んで帰還した後に強く現れてきます。
彼はアルコール依存症になってしまうのです。
ガガリーンは一躍有名人になりましたが、それは彼が望んでいたことではありません。
彼は宇宙飛行士なので宇宙に行くことは情熱を注げても、地上でソ連の広告塔として世界中から注目を浴びる生活は、みずがめ座アセンダントと土星を持つ身では、耐え難いことです。
1室の土星は、自ら創ったルールを貫いて生きることに自信を持たなくてはなりません。
自分の意思ではなく、ソ連の思惑を配慮して残りの人生を生きることにモチベーションが湧かなくなったのも無理はありません。
ガガーリンは宇宙に飛んだ7年後の1968年に、操縦中の軍用機が墜落して34歳の若さで事故死してしまうのです。
表向きのガガリーンの人生は人類初の宇宙飛行の成功に輝くだけに見えますが、魂が意図するホロスコープの方はそれが目的ではありません。
ガガリーンのドラゴンヘッドのサビアンシンボルは、
みずがめ座18度「人の私生活が暴かれる」
みずがめ座19度「山火事は一人の男が水や化学薬品、強力なエネルギーを用いることによって鎮火されつつある」
なので、彼の魂は、偉業成し遂げたことによって失われた私生活の安らぎを、思いつく限りの方法を試みて自分らしい人生を取り戻していくのを観察するのが目的だったのでしょう。
宇宙に飛び出すほどの強い精神力の持ち主のガガリーンが自分自身の心を保つために試みたのは、アルコールを飲むことだったというのは、なんだか悲しい話です。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説の続きを、その後「ガガーリのホロスコープリーディング」の続きを予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。