パスワーク(新装版)―自己のすべてを受け入れ統合された意識で生きる
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こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。
あらゆるものは、<意識のほかの次元ですでに存在している>というのが事実です。
創造の原則とは、「すべてはすでに存在しており、人間はこうした既存の可能性を出現させられる」というものです。
この原則を理解し、困難、制限、障害、閉塞などの人生の問題を感じている領域にあてはめられるようになることで、無限の可能性を体験できます。
創造の法則は、人格の問題領域に適用できてはじめて役に立つのです。
どんな可能性も想像(イメージ)できれば実現できます。
たとえば、争いにはまり込んで抜け出せないでいるとしましょう。
出口を想像(イメージ)できないうちは、すでに存在している解決の可能性は全く実現できません。
これは人生全体にあてはまります。
あらゆる状況に無数の可能性が存在していることをほんとうに理解すれば、それまで解決策を見出せなかった状況でも、それを見出せるようになるのです。
この創造の法を利用し、無限の可能性を開花させ、人生がもたらすものを完全に享受できるようになることは、人間の特権です。
幸せの可能性を拡大するには、まず、想像しなければ何も人生にもたらせないという原則を、マインドが理解しなければならないのです。
発展や幸福のさらなる可能性を考えることと、夢想にふけることとは、全く別物です。
「憧れながらもあきらめている夢想」は、ここで言っている「想像」(イメージ)とは違いますし、それはむしろ人生の可能性について適切に想像するのを妨げてしまいます。
ほんとうに実現できるものを積極的に動的に考える必要があります。
「生み出したいと望んでいることは原則的に存在している」とわかれば、その実現に向けた一歩を踏み出していることになります。
翼を持たない人間が鳥よりも速く高く飛行機で飛んで行けるようになったのも、人間が「飛びたい」というイメージを持ちそこに知性と技術を注いだからにほかなりません。
それほど壮大なスケールでないにしろ、わたしたちは注目したものを無意識にイメージし、それを実行することで日常生活を成り立たせています。本を読んだだけ、記事を目にしただけではできそうになかったことを、目の前で誰かがやって見せると自分もできるような気分になり、まねしているうちにできてしまうのはよくある話です。
「門前の小僧習わぬ経を読む」ということわざもあるくらいです。よく見ているうちにイメージできるようになると、難しいことが自然にできてしまうことがあるのです。これはわたしたちのイメージ脳の右脳が働いているからです。
象形文字由来の漢字と50音の言語ルールに基づくカタカナ・ひらがな表記を混ぜて文章をつくる日本語は、右脳のイメージ言語と左脳の表記ルールに基づく言語の合わせ技のような表現システムです。
漢字は一文字見ただけでイメージを浮が浮かび、カタカナ・ひらがなはそれが意味ある文章になるように形作っていくのです。
わたしたち無意識に日本語を使っていますが、頭の中ではイメージと言語が共同創造をしています。
イメージは右脳、思考は左脳が管轄と呼ばれていますが、日本人はイメージから来る情報をより大切にしてコミュニケーションする民族といえるでしょう。
だから、日本で漫画やアニメーションの文化が発達したのかもしれません。
わたしたち日本人は、知らず知らずのうちにイメージする力と言語能力を合わせて使うことがに鍛えられているのです。
「想像(イメージ)することができるならどんな可能性も実現できる」とわかっても、「わたしは想像力がないから残念」と思った人は、まだ、あきらめてはいけません。
その機能は誰にでもあります。イメージ脳(右脳)が働いていないのではなく、分析脳(左脳)が働き過ぎて右脳に活躍のチャンスを与えていないだけです。
実現したいことのイメージは、リラックスしたときにふんわり湧いてきます。
想像(イメージ)する力が弱いと感じる場合、頭を不安な思考でいっぱいにしていることが原因だったりします。
そういうときは、ネガティブな想像(イメージ)が簡単に生み出せる自分の能力を承認しましょう。
ネガでもポジでも想像(イメージ)する力は、完備されていると認めるのです。
そのあとは「自由選択」です。想像(イメージ)する力はあるのですから、「実現したい」ことをイメージするのか、「実現してほしくない」ことをイメージするのかは、自分で決められるのです。
絶え間なくネガティブな想像(イメージ)をしてしまう場合は、それほど想像力が強いのですから、具現化力も強いのだと認識しましょう。思ったことが実現しやすいのですから、なおさら、よいイメージが湧きやすい自分に整えたいですよね。
脳は使わないようにしようと抑えるよりも、意識的に別のことを考える方が集中するし、リラックスもするのです。
夢中で何かに没頭しているときの方が、使われていないの脳の領域にリラックスを与えることができるのです。
イメージしたいことは「選べる」という「選択の自由」を忘れず、「実現したい」ことのイメージを繰り返し脳の中で再現してみましょう。
よい気分になれたら、さらにワクワクするようなイメージを展開してみましょう。
イメージがすぐに描けるようになったら、「いま、ここ、現在の自分」に何かできることはないか?と考え、そのイメージに近づくような行動を一歩踏み出してみるのです。
その一歩が、「実現したい」ことのイメージをさらに強化し、現実化のモチベーションに火をつけます。
そして、イメージするのとそこに向かうための行動が、楽しくなってきます。
「イメージして行動する」が楽しくなってくると、右脳は「実現したい」ことのイメージをいつも描くようになり、左脳はそこに近づくための最短距離を自然に弾き出すようになります。
「幸せな人生を送りたいなら、何かの目標に人生を結びつけなさい。
人や物に結びつけてはいけない」―アルバート・アインシュタイン
創造の法則は、想像(イメージ)する[意識界]→具現化[物質界]という流れで働きます。
意識が動かないと具現化が起きにくいのです。
ですから、自身の精神的成長につながる目標にすると、具現化も促進され、副産物として物質的な望むも叶うようになります。
次回は「トランシットのみずがめ座土星のヴォイスダイアローグ」、次々回は「自分を愛せなくなった人々へ」、その後「パスワーク」に続きます。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
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