こんにちは、リブラです。やぎ座に木星・冥王星・金星があるベートーヴェンのホロスコープリーディングです。
今回は7室(対人関係のハウス)のお話しです。
このサイトの「celebrty search」欄に「Beethoven」で検索をすると、ベートーヴェンのホロスコープを見ることができます。
ベートーヴェンの7室(対人関係のハウス)は、おうし座5度で始まり、ふたご座3度で終わります。
このハウスにはおうし座12度の天王星(変革)があります。
このおうし座12度の天王星(変革)は、9室(探求のハウス)でMC付近のしし座15度の土星(観念、現実性)と90度で葛藤するハードアスペクトをとっています。
また、3室(表現のハウス)のやぎ座16度の冥王星(潜在能力)と10室(天職のハウス)のおとめ座13度の海王星(直感、イマジネーション)とは120度で協調するグランドトライン(正三角形)を形成しています。
ベートーヴェンの7室はおうし座が支配星座です。おうし座のエレメントは物質次元に作用する「地」なので、ベートーヴェンは対人関係の意思を形で表す人だったと読み取れます。
おうし座ですから、五感で感じられる優雅なものを渡したり、受け取ったりすると良好な人間関係が取れていると安心するのです。
ベートーヴェンは、好きになった女性に曲を贈ったり、彼をウィーンに引き留めておこうとした裕福な貴族たちに作曲の自由と生涯年金支給の契約を要求したのは、7室のおうし座が促した行動のようです。
また、おうし座は不動宮なので、揺るぎない一貫した信念に基づく選択や行動を対人関係でとっていた可能性があります。
信頼関係が構築している人には誠実に接して、それができそうにない人とは交流を避けたでしょう。
ベートーヴェンはピアノ教師の仕事もしていたのですが、弟子ができてからは男子生徒は弟子に任せ、女子生徒はベートーヴェン自身が教えていました。とても優しく丁寧に教えるので評判が良かったそうです。
男子生徒の場合はプロの演奏家を育てる気合が入って厳しくなってしまうから、趣味として音楽の楽しさを教えられる女子生徒のレッスンを選んだのでしょう。
ベートーヴェンのピアノ演奏に憧れた幼い頃のフランツ・リストが習っていたのも、ベートーベンの弟子でした。
リストが11歳でベートーヴェンが53歳のとき、実際に二人は1度だけ対面していますが、ベートーヴェンがリクエストした曲をリストが完璧に弾くのを聴いて絶賛したそうです。
このとき、1823年は、トランシットのおうし座土星がベートーヴェンの7室に入っていました。
次の時代の音楽の旗手の予感をベートーヴェンはこのとき感じたのかもしれません。
そして、おうし座の支配星は金星で、ベートーヴェンのホロスープでは3室(表現のハウス)にやぎ座金星として存在します。
ベートーヴェンの対人関係は、彼の自己表現が楽しめるか否かにかかっていると言えるでしょう。
ベートーヴェンの表現する音楽が好きな人とは良好な人間関係が築けるけれど、彼の音楽を理解できない人とはなんの接点も得られなかったことでしょう。
実際に、ベートーヴェンの生涯年金支給に応じた貴族たちがいて、彼と恋をした富裕層の女性たちがいましたが、その人々はみんな彼の音楽に魅了されていたのです。
その一方で、難聴のせいでつい、大きな音を出してしまうベートーヴェンは、騒音トラブルの苦情を大家から受けて頻繁に引っ越しをしていました。
ベートーヴェンの音楽に魅了されない人々にとっては、厄介者だったようです。
他者を魅了する何かに自信を持つことは、アセンダント&ディセンダントが不動宮である人が良好な人間関係を持つ上で重要なポイントです。
不動宮(おうし座・しし座・さそり座・みずがめ座)がアセンダントにあると頑固なキャラになり、必然的にディセンダントも不動宮になりますから、人に接するときもその頑固なキャラになります。
その頑固にこだわるところは、その人にとって「譲れない何か」なので、その「譲れない何か」を尊重してくれる人としか良好なつき合いはできないのです。ですから自分自身の「譲れない何か」に無自覚では、「人を魅了する何か」を発揮できません。
ベートーヴェンの場合は、それが音楽の表現だったのです。
ベートーヴェンが18歳の1787年4月に音楽の都ウィーンに旅行に出かけ、念願のモーツァルトに会うことができました。
幼い頃からモーツァルトのようになることを期待され、トラウマになるほどの音楽教育を受けたベートーヴェンでしたが、モーツァルトの目の前でしたピアノの即興演奏を高く評価されたのです。
即興演奏は作曲しながら演奏を完成させるので、偉大な作曲家モーツァルトに作曲家としての才能を認められたことを意味します。
モーツァルトもまた、ベートーヴェンの音楽に魅了されたのです。
このとき、トランシットのおうし座木星は23度で、ベートーヴェンの7室に滞在していました。
モーツァルトに作曲家として認められたことは、ベートーヴェンに大きな自信となり、28歳で難聴が出て演奏家としての危機が訪れたときに、一筋の希望として彼を支えたことでしょう。
このように7室の天王星は、人との出会いが人生を変えてしまう変革の引き金になります。
そして、出会う人に変革の引き金になることにもあります。11歳のフランツ・リストがベートーヴェンに対面したときのように。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説の続きを予定しています。その後、「ベートーヴェン」の続きを予定しています。
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