こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。

 

第6章エロスと愛と性の力

・結婚の落とし穴

・真の結婚

 

結婚の霊的な目的は、魂が自己開示できるようにすること、他の存在の新しい側面を永遠に発見するために、探求し続けられるようにすること」です。

 

しかし、実際には、結婚がこのように機能することはめったにありません。

慣れきって、打ち解けた状態になると、「相手のことはすべて知っている」と思ってしまうのです。

「相手が自分のことをどうしても理解できない」などとは、思いも寄りません。

 

人はすでに知っていると思う領域への内的活動よりも、未知の刺激がある外的活動に向かう傾向があるので、慣れきった相手の新しい側面を見つけることや自己開示することの重要性を忘れてしまうのです。

 

「もうお互いに知っている」という幻想を抱いて、眠った状態に陥る誘惑に駆られ続けているわけです。

これが結婚の落とし穴です。

 

2つの成長した魂は自己開示し、相手の魂の深みを極めることによってお互いを満たすことができるのです。

互いに魂を開示すれば、振動する生命力であるエロスを維持できるだけでなく、それを真の愛へと変容できます。

 

ほんとうの愛とエロスの関係においてのみ、パートナーのうちに、それまで認識していなかった存在の新たな次元を発見できるのです。

 

恋愛結婚であろうとお見合い結婚であろうと、結婚しようと思うときの決め手に「魂が自己開示できるようにすること、他の存在の新しい側面を永遠に発見するために、探求し続けられるようにすること」を入れる人は、滅多にいないと思います

 

ほとんどの人が結婚に安心・安全を、つまり、エゴの目的を決め手にしているということになります。

エゴの目的である安心・安全が危うくなると離婚の危機が訪れるのは、当然の成り行きです。

 

でも、その「危機」を乗り越えると、夫婦に固い絆ができて「真の結婚」に変容を遂げるのも、よく見かける出来事です。

エゴの目的で結婚しても、「危機」をふたりで乗り越えると魂の目的である「真の結婚」になるのです。

 

このとき、ふたりに何が起こっているのかといえば、エゴが望まない「危機」が、結婚の「安心・安全」のためにお互いの「自己開示」と「相手に対する内面的な関心」を取り戻させるから、ほんとうの愛が宿る「(魂が望む)真の結婚」に至るのです。エゴはいつの間にか、魂の意図する「真の結婚」の共同創造に参加させられるのです。

 

前回のパスワークでお話したエロスは愛の架け橋で、性エネルギーを刺激してふたりの心と身体と魂をひとつにします

そのエロスの本質は「他の魂に対する好奇心」なのです。

結婚の「危機」がエロスを呼んだから、「真の結婚」に変容したと言えるでしょう。

 

結婚の安心・安定を脅かす精神的・経済的「危機」を乗り越えるためには、お互いに何ができるのか「自己開示」しなければならず、「相手の新しい側面」を見せつけられることになり、エロスを呼びを復活させる条件が揃うのです。

 

パートナーシップを基軸にするチャック・スペザーノ博士のヴィジョン心理学では、依存(偽りの女性性)→自立(偽りの男性性)→相互依存(パートナーシップ)→ヴィジョン→悟り→ワンネス(霊的相互依存)という進化のプロセスが示されています。

 

偽りの女性性が強く現れる人は、依存の問題(怖れ、嫉妬、無価値観、犠牲、罪悪感など内面の問題)が、人間関係のトラブルを呼びます。

 

偽りの男性性が強く現れる人は、自立(孤立)の問題(ストレス、コントロール、主導権争い、親密感への怖れなど外側の問題)が、人間関係のトラブルを呼びます。

 

結婚による共同生活の中で自分の問題を指摘されたり、相手の欠点を見つけて失望することは日常茶飯事かもしれませんが、そのすべてが「自己開示」や「相手の新しい側面見つける」=エロスを呼ぶきっかけにもなるのです。

<自立している人ほど自分の「依存性」を否定している>・・・「傷つくならば、それは『愛』ではない」の解説過去記事より

 

「けんかするほど仲がよい」ということわざからは、お互いに「自己開示」をして感情を隠さず「けんか」して、「相手の新しい側面を見つけ」て、また新しい魅力でお互いをつなぎとめる夫婦関係がイメージできます。

 

「ピンチがチャンスになる」やぎ座木星滞在中の年ですから、いまある夫婦の「危機」は、「真の結婚」へ導くプロセスかもしれません。

 

「危機」は新しい自分を知る格好の材料だとわかれば、「危機」をもたらした相手を見る目も変わってくるでしょう。

達観してくるといい役を演じてくれているようにさえ思え、そう思えるようになると相手も悪役を演じる必要が(霊的には)なくなりますから、ほんとうにいい人になってしまうのです。

 

人間関係は、お互い足の引っ張り合いをしているうちは、進化成長のプロセスの邪魔者にしか相手を見ることはできませんが、決めつけやレッテルを剥がす勇気を持った瞬間から自分も相手も「自己開示」に踏み出せます。

 

次回はやぎ座木星の持ち主の「ベートーヴェンのホロスコープリーディング」を、次々回は「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、その後に「パスワーク」の解説を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。