こんにちは、リブラです。やぎ座に木星・冥王星・金星があるベートーヴェンのホロスコープリーディングです。
今回は3室(表現のハウス)のお話しです。
このサイトの「celebrty search」欄に「Beethoven」で検索をすると、ベートーヴェンのホロスコープを見ることができます。
ベートーヴェンの3室(表現のハウス)は、やぎ座8度で始まり、みずがめ座17度で終わります。
このハウスにはやぎ座16度の冥王星(潜在能力)と26度の金星(喜び、女性性)があります。
いて座13度の月は、10室(天職のハウス)のおとめ座13度の海王星(直感、イマジネーション)と90度、
いて座21度水星と24度の太陽のコンジャンクションは、5室(至福のハウス)のうお座13度のキローン(苦手意識、癒し)と8室(共感のハウス)の火星(男性性、モチベーション)はT字スクエアを形成し、葛藤するハードアスペクトをとっています
やぎ座16度の冥王星は7室(対人関係のハウス)のおうし座12度の天王星(変革)とおとめ座13度の海王星(直感、イマジネーション)と120度で協調するグランドトライン(正三角形)をとっています。
ベートーヴェンの3室はやぎ座が支配星座です。やぎ座のエレメントは物質に作用する「地」なので、何をするにも見える形の結果を求め、それを残していくことに働きます。
やぎ座ですから、「思い描いた形の音や曲」として表現できないと気が済みません。
また、やぎ座は活動宮なので、何かしらの反応やアクションを起こすことで進化成長する性質があります。
ベートーヴェンは生涯独身でしたが、多くの身分違いの恋をし、それゆえの別れを経験していました。
その思いをピアノ曲で表現したものが多く残されています。
有名なピアノ曲「エリーゼのため」には、大地主の令嬢のテレーザへの思いを曲にしたものと伝えられています。
ピアノソナタ14番「月光」は、貴族の令嬢のジュリエッタに恋をしていた頃のものと伝えられています。
不倫の恋の相手のアントニエ・ブレンターノのときは、「愛を持って」から始まり「嘆きの歌」に変わり、最後は天界で昇天するようなイメージのピアノソナタ31番が作曲されています。
ベートーヴェンの死後、とうとう投函されずに終わったアントニエ宛の恋文も残っていますが、ピアノソナタを聴く方がベートーヴェンの恋心がよくわかるような、切なさや愛することの素晴らしさが感じられる印象を受けます。
やぎ座神話で妖精シュリンクスに恋をしたパーンが、全力疾走で追いかけた挙句に捕まえたのは、葦と化してしまったシュリンクスでした。
しかし、パーンはその経験をも無駄にせず、その葦で笛を作って失恋の悲しみを奏でるとたくさんの妖精たちがその音色に魅せられて、彼の取り巻きになったのでした。
やぎ座金星のベートーヴェンの恋の表現も、パーンに似ています。
失恋しても恋に注いだエネルギーを無駄にせず、音楽に昇華させてしまうところは、現実性重視のやぎ座の金星が3室(表現)で働いた場合の好例を見るようです。
失恋すらも作曲の原動力としてしまうところは、3室(表現)のやぎ座冥王星と7室(対人関係)のおうし座天王星と10室(天職)のおとめ座海王星の協調アスペクトで形成されるグランドトラインの働きも大きいでしょう。
心を強く動かした相手に献呈するつもりで作曲したものは、ベートーヴェン自身も気に入っていたようです。
ナポレオン・ボナパルトがフランス革命で脚光を浴びたときには、それを讃えて交響曲第3番変ホ長調を作曲し、「ボナパルト」という表題をつけて献呈しようとベートーヴェンは考えていました。
しかし、王制を廃止したはずのナポレオンが自ら皇帝を名乗って即位したことに失望し、この曲のタイトルを「英雄」に書き換えたと言われています。
それでも、ベートーヴェンが作品の中でどれが気に入っているかを問われると、この「英雄」が1番のお気入りであると答えたそうです。
ベートーヴェンの魂は、3室にやぎ座星の冥王星を置くことで音楽の表現により潜在能力の引き出され、天職のハウスのおとめ座海王星によりそのイマジネーションを譜面に表し、対人関係のハウスのおうし座天王星で人の印象から受ける新しい刺激で自己変革が起き、曲想を得ていたのでしょう。
3室のやぎ座冥王星と金星には葛藤を発生させるハードアスペクトはなく、やぎ座・おうし座・おとめ座の地のエレメントのグランドトラインのみ存在します。
だから、ベートーヴェンにとって、自分の心の内を音楽に表現することはすこぶる自然で、それが彼の作曲のスタイルであり、同時豊かな収入にもつながりました。
やっぱりやぎ座は徹底的に自身の持ち札を使って最大の効果を引き出しますね。
そして、やぎ座の金星が表現のハウスにあるということは、恋愛の成就よりもその感情を音楽的表現として残す方がベートーヴェンの喜びになっていたのではないか?と読み取れます。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説の続きを予定しています。その後、「ベートーヴェン」の続きを予定しています。
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