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自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法
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こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。
ツール3 最も重要な決断をする
・何があなたの動機になっているのか?
多くの人にとって、1番の動機は外から与えられると信じています。
これは「アメとムチ(報酬と他人の承認)」のような、「もし、〇〇すれば、△△してもらえる」という作戦です。
例えば「お皿洗いをすれば、お小遣いをあげる」とか、子どものときに言われて育ったことでしょう。
でも、この「アメとムチ」(報酬と他人の承認)の作戦は、動機を生む最善のものではありません。
この種の動機は、ほんとうの動機を打ち砕いてしまいます。
ほんとうの動機とは内的なもの―自分の人生を方向づけ、新しいことを学んで創造し、進歩しながら目的を見出そうとする、人間の深い本質探求―にほかなりません。
子どものときの自衛本能から「報酬と他人の承認」という外部からの動機づけに慣れてしまうと、真の喜びをもたらす内的な動機(ほんとうの動機)は見つからなくなるのです。
「報酬と他人の承認」が動機で行動しても、空っぽな感じがして楽しくありません。
その空虚感を満たそうとして、また、外側にあるものを探し求めるのです。
給料をもらうために働くのが嫌になっても仕事を続ける。厳しい出世競争に疲れてもそれを続ける。
それらを続けるのは、幸せになるための真の動機からではなく、外側からの動機です。
わたしたちは生まれた瞬間から、外側の動機を求めるように条件づけられ育てられていますから、真の動機が見つからないのは当然です。
いつも的外れな動機を追いかけて空虚な気持ちに苛まれていたとしても、それを失敗だったと思わないでください。
「外側の動機で追い求めても真の喜びは得られない」という体験をしないと、永遠に外側の「報酬と承認」に惑わられてしまうからです。
むしろ、外側の動機を追い求めてる空虚感を味わった方が、ほんとうの幸せが内的な動機の方に隠れていることに早く気づきます。
真の動機を探りたいときは、いま自身がしていることに対して「なぜ、それを選んだのか?」を尋ねてみるといいでしょう。
例えば、「いま、住んでいる環境は、なぜ決まったのか?」と問かけたら、どんな答えが浮かんでくるでしょうか?
駅から近いから?家賃がリーズナブルだから?住環境が良いから?一緒に住む人と意見が一致したから?
もし、駅から近いという答えが浮かんだら、「なぜ、駅から近いとよいと思ったのか?」考えてみましょう。
「通勤に便利だから」という外側の動機が出てくるかもしれませんが、毎日帰りオフの時間を楽しむ場所さえ、仕事のことを意識して選んでいるとわかるでしょう。
こうやって問いかけていくと、自身が無意識に注意を払っている外側の要因が明らかになってきます。
それを良いとか悪いとかで、ジャッジしていけません。
ただ、どういう事柄を外側の動機としているのか、傾向を探っていくのです。
そうすると、自分が絶えず注意を払い行動の動機としている外側のものが、仕事なのか?人間関係なのか?報酬なのか?娯楽なのか?の傾向がわかり、その分野について自身の行動の動機が左右されていることに気づけます。
次に、行動の動機を左右している分野に対して、怖れや不安を抱いているのでそうするのか?それとも、そうすることが習慣になっていて落ち着くからなのか?考えてみましょう。
いつも、自分の内側から湧いてくる喜びを尊重して選んでいるならば、それは真の動機につながっています。
外的要因が行動の動機になっていたとしても、探っていくとそこには全く「怖れ」の感情がないときは、無意識に真の動機につながっていることもあるのです。
例えば、わたしは10歳のときから占星術と関わっていますが、最初は外的要因でした。
ワクワクしたわけでも、楽しかったわけでもなく、ただ、「自分のことをよく知ることができたら、人生が上手く生きられるかもしれない」と思ったからでした。
でも、10歳のときから今日に至るまで、自分のホロスコープを怖いとか不安に思ったことはありません。
思い通りに読めなくて壁に突き当たることはしょっちゅうでしたが、なんとかこの星を使いこなしてやろう!と思いが湧いてくるだけでした。
だから、ホロスコープを眺めているだけで何もできなかったころでも、投げ出さなかったのだと思います。
エゴの欲求が絡んでなかったから、星が読めても読めなくても、怖れが出なかったのだと思います。
動機を探って根底に「怖れ」があると、エゴ(生存本能)は生き残りをかけてそれが解消されるまで追い求めます。それでクタクタになって方向転換するのも1つの手段ですが、消耗したくなければ「怖れ」の根源を覗いてみることです。
この時点で、外側の動機は、内面を観る動機になります。
「仕事に遅れてはいけないから駅近にしている」なら、「仕事の承認と報酬」を気にして、それを失うことを「怖れている」ことがわかります。食べていくための手段を失うことを「怖れている」のですから、これはエゴ(生存本能)の「怖れ」ですよね?これがわかれば、エゴ(生存本能)の安心のためにその動機が起きていることがわかり、「そんなに生存危うくないでしょう?」と優先順位下げることだって可能です。
突き詰めていくと、人間関係も安全に心穏やかに生き残っていくためのエゴの欲求ですし、娯楽もストレスからの現実逃避で心を解放するためのエゴの欲求だったりします。こうして、影で操っているのがエゴだったとわかると、生存の安全だけ保証してあげれば簡単に優先順位を下げることが可能です。
そうして、エゴが邪魔することなく、真の動機で自分らしい人生を生きることができるようになります。
次回は「パスワーク」、次々回は「ベートーヴェンのホロスコープ」、その後「自分を愛せなくなった人々へ」に続きます。
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新メニュー(*月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、*キローンの苦手意識を強みに変えるワーク)
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