こんにちは、リブラです。
今回もジュピター(木星)さんをお呼びして、トランシットのやぎ座木星について語ってもらいます。
このサイトの「celebrty search」欄に「Beethoven」、あるいは「Disney」で検索をすると、ベートーヴェンやウォルト・ディズニーのホロスコープを見ることができます。
リブラ「やぎ座に天体集結が来ているときのやぎ座木星トランシットなので、作曲家のベートーヴェン(やぎ座木星が2室、やぎ座冥王星と金星が3室にある)とウォルト・ディズニー(やぎ座木星と火星と土星とキローンが4室、やぎ座金星5室にある)を比べてみると、やぎ座に土星がいるときの木星とやぎ座に冥王星がいるときの違いがわかっておもしろいかと思いました」
ジュピター「ふたりともやぎ座木星というだけでなく、太陽星座がわたしの支配星座であるいて座なのだな。ずいぶんとキャラクターが違うな。一見すると、どこにも共通点がないみたいに見える」
リブラ「このふたりは、ドラゴンヘッド(魂の目的)も同じさそり座なんですよ。
でも数秘のライフパスNo(生年月日の合計を一桁になるまで足し合わせて出す数秘No)は、真逆のなのです。
ディズニーはライフパスNo1で、ベートーヴェンはライフパスNo7です。
No1は、「自分である」ことを体験しに未知の世界の冒険に出る、外側の方向性を目指し、
No7は、「自分である」ことを知るために外側の刺激に触発されて内なる世界に自己探求に出る、内側への方向性を目指すのです。
ホロスコープの星座のおひつじ座(筆頭星座)とてんびん座(7番目星座)の180度の関係や、ハウスの1室と7室の関係に近いイメージです。
もっとも、生まれながらのエゴマインドを色濃く表すのはアセンダントなので、ディズニーがおとめ座Ascで、ベートーヴェンがさそり座Ascという違いが、ふたりの雰囲気の違いに大きく影響していると思われますが」
ジュピター「なるほど。自分の世界を外側に馴染むように表現して分ち合い、未知なる反応を楽しむディズニーと、自己探求して得られた内なる世界観を音楽で表現して、その世界に聴衆を引き込むベートーヴェンの違いは、アセンダントのおとめ座とさそり座、数秘1と7の違いとして表れているということだな」
リブラ「おとめ座は柔軟宮ですから外側に合わせようとしますが、数秘1がそこに働くと新しいもので、未知なるもので、独自のものでという条件が付きます。その結果、映画だけでは物足りず、新鮮な驚きのあるディズニーランドに発展していったのでしょうね。ディズニーの場合は。
ベートーヴェンは、20代後半からの難聴で演奏家から作曲家への転身に拍車がかかり、自分の音楽の世界に没頭せざるを得ないという数秘7が働くには絶好の条件が揃い、そこに不動宮さそり座の頑固な職人気質が究極的に完成度を高めて、重厚な音楽をつくり上げていったのでしょう」
ジュピター「どちらも、逆境のような環境で生まれ育ち、自らの能力で社会的な成功を収めたという点は一致している。いて座太陽とやぎ座木星を持っているが、このふたりはそれを存分に使った好例だろう」
リブラ「いて座は未来に希望を見出して、やぎ座は現実を具現化して未来のゴールにつなげようとしますね。
未来の希望がなかったら行動に駆り立てる魅力的なゴールを描けませんし、現実をちゃんと見なかったらゴールまでの道のりが見えなくなってしまいますものね。
ディズニーは6歳から新聞配達を課せられてその稼ぎはすべて父親のものになり、18歳で家を出るまで搾取されっぱなしでした。
ベートーヴェンも幼い頃から息子の稼ぎを期待した父親に音楽のスパルタ教育を受け、17歳くらいには独りで家族を養うことを背負わされていました。
ふたりとも子どもらしく保護された子ども時代はありませんでした。
やぎ座神話のパーンのように逆境から始まる人生ですが、いて座太陽の未来への希望が彼らを支えます。
それがディズニーは絵を描くことで、ベートーヴェンは音楽を演奏することでした」
ジュピター「厳しい現実が突きつけられても、明るい未来に通じる扉があるならば、その扉を1つ1つ開けていく努力が現在と明るい未来をつなぐ架け橋になるのだ。
その希望が、逆境にありながら未来への努力を続ける支えとなる。
いて座の支配星でもある「木星」と「やぎ座」の組み合わせとは、「厳しい現実」の先にある「明るい未来の希望」というセットだ。
「木星」は明るい未来がないと思っている人間には働くことができない。
チャンスと幸運の星だから、そんなものはないと信じている者とは周波数が違いすぎて共鳴できず、届かない。
「やぎ座」は具現化力を備えているが合理性の強い星座だから、ムダを嫌い、機能性を重視する。
この性質から「目的」の設定が不可欠になる。
現在から「目的」までの最短距離で確実に向かおうとするからだ。
ところが、「やぎ座」の性質上「厳しい現実」にいる場合、「厳しい現実」のイメージしか浮かばないから「明るい未来」を想定できない。
ディズニーとベートーヴェンは、元からいて座太陽とやぎ座木星を持っているので、どんなに「厳しい現実」を突きつけられてもどこかに「明るい未来」を見つける習性が身についているが、これが備わっていない者に「やぎ座木星」が到来しても、そのチャンスと幸運を見過ごしてしまう可能性が高いのだ」
リブラ「それでは、元からいて座太陽とやぎ座木星を持っている人限定なんですか?やぎ座木星のチャンスと幸運は!!」
ジュピター「わたしは豊かで寛大な幸運の神だから、そんな狭い了見はない。
誰しもわたしの波長に合わせれば、わたしのエネルギーは使いたい放題だ。
要は、苦しい現実の最中でも明るい未来を想定する兆しを見つける工夫をすれば、よいだけだ」
リブラ「どうやって?」
ジュピター「ふたりが逆境の子ども時代にやっていた共通点がヒントだ」
リブラ「ディズニーは絵を描くこと。ベートーヴェンはピアノ弾くこと」
ジュピター「答えは、『すでにあるもの、できるもの』。『それをやっているだけで苦しい現実をほんの一瞬忘れられるもの』。『努力をするほどに少しずつでも成長を感じられるもの』。その条件を満たすものを探すことだ。
人間には成長欲求というものがあるが、つらい現実にそんな欲求も麻痺してしまう。
麻痺しているときは、身の回りの手の届くところから、その条件に叶いそうなものをやってみることだ。
やっているうちに上達が感じられて少しそれをやるのが楽しくなってきたら、成長欲求が復活してきた証になる。
その状態に自信をつけたら、すぐできてしまうことではなく、高いレベルまで目指せるものを探すのだ。
その段階で『これが将来の目的だ』と決めつけると逆効果になるから、注意することだ。
続けていると現実の苦しさを忘れられるくらいのものを見つけなければいけないので、続けるのがストレスになりそうなものや飽きてしまいそうなものはふさわしくない。
『未来の明るい兆しを感じられる目的』は、探すことよりむしろ育てていくことに意味がある。
日々努力を重ねることで成長欲求を満たしつつ、押し付けられるつらい現実とは違う、自発的に選んだ現実を創り体験している実感が大切なのだ。そうすることで、放っておいてもそれは至福に感じられ、明るい未来の兆しを放射するようになる」
リブラ「確かに。ディズニーは絵を描くことに努力を続けていたけれど、彼にチャンスを与えたのはアニメ映画の制作でした。
はじめから映画監督を目指してしまったら、逆境の最中、それは永遠にたどり着かない、ギャップしか感じられない未来になってしまうでしょう。
ベートーヴェンにしても、子どもらしく遊ぶことさえ許されない環境で唯一許されていたことはピアノを弾くことでしたが、彼のチャンスの扉は作曲でした。
はじめから作曲家を目指していたら、ピアノを無理やり弾かされる現実がもっとつらく感じ、一流のピアニストにも作曲家にもなれない不安に苛まれたことでしょう。
突きつけられる苦しい現実とは別の現実を自らの手でほんの少しでも創り出している実感が、『未来の明るい兆し』を感じられる『目的』を育んでいくのですね」
ジュピター「そんな目的さえ設定すれば、そこに向かう努力を続ける度に、『明るい未来』に通じる扉を1つ1つ開けていく実感になっていくものだ。
その実感さえ伴えば、やぎ座木星は具現化に働くのだ。
もうその目的は絵に描いた餅ではなく、実感を伴う確実な夢として捉えることができるからだ。
努力を投資した夢は、必ず具現化するのがやぎ座のポリシーだから、逆境の中でも強力に輝く未来を想定できるようになるのだ」
リブラ「やぎ座木星の幸運を受けとることって、単なる幸運だけではなく、『幸運を受けとるに相応しい自分』を創り出すことでもあるのですね。これを受けとったら最強ですね。
ディズニーとベートーヴェンは、死後もその作品が愛され続けているのは、やぎ座木星の威力なのでしょう」
ジュピター「ディズニーもベートーヴェンも、子ども時代の逆境の経験が、後の大きな成功を受けとる基盤となるのだ。
次回には、ほんとうの夢を具現化するために彼らがどうやぎ座木星を使ったか、その真髄を語るとしよう」
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