こんにちは、リブラです。今回は、パラマハンサ・ヨガナンダの12室(潜在意識~集合意識のハウス)のお話しです。
このサイトの「celebrty search」欄に「paramahansa yogananda」で検索をすると、パラマハンサ・ヨガナンダのホロスコープを見ることができます。
パラマハンサ・ヨガナンダの12室(潜在意識~集合意識のハウス)は、かに座29度で始まり、しし座28度で終わります。
このハウスにはしし座25度の月(心のよりどころ、インナーチャイルド)があり、アセンダントを挟んで1室のおとめ座3度のキローンとコンジャンクションしています。
このしし座の月は、4室(基盤のハウス)のいて座17度の金星(喜び、女性性)と120度の協調するアスペクトをとっています。
ヨガナンダの12室の支配星座かに座は、水のエレメントなので感情の共鳴や動きを重視します。活動宮に属するので、感情のパワーが動機となりアクションを起こします。
かに座の支配星の月は、12室(潜在意識~集合意識のハウス)のしし座月として存在しますから、ヨガナンダの潜在意識~集合意識は、彼の心のよりどころであり、最も充実と欠乏を感じ、気高いプライドを持って語れる分野だったと読み取れます。
ヨガナンダは瞑想によって神とのつながりを体験し、そこから得られるクリヤヨガの叡智を伝えて人々に自己実現への道を導いた人です。
潜在意識~集合意識は瞑想でしか参入できない領域なので、ヨガナンダの月は12ハウスを心のよりどころとして、意識界のエネルギーを存分に吸収し、しし座らしく多くの人々に観せて体験してもらえるように、クリヤヨガというツールを使って瞑想への導きをしたのでしょう。
月が他の天体と大きく違うのは、太陽の光を受けて輝いているという事実です。
自分自身単体で輝くわけではないので、「受け取り役」なのです。
「足りない!」と欠乏を訴え、「受け取って充足する」のです。
月の役割は「欠乏」と「充足」を知らせるだけです。月が働いて何かを与えてくれることはありません。
しかし、月が要求するものは、わたしたちの進化成長に欠かせないものです。
自己実現のテーマは、月の欲望を素直に認め、それを追求して点と線をつないでいく作業のプロセスで見つかるのです。
月の欲求を蔑ろにしていたのでは、永遠に見つかりません。
12室月があるとその月の欲求を満たそうという衝動に駆られて、潜在意識~集合意識の世界に答えを求めて果てしない旅を続けることになります。
これは生きている限り終わりませんが、月の欲求が満たされ、また次の段階の欲求が生まれ追求していくというプロセスが、やがて自己実現の太陽が輝くスイッチを入れるのです。
12室おひつじ座の月のドイツの哲学者カントは、人間の認識能力の限界の枠組みから出るために理性批判の哲学を打ち立て、自然科学や幾何学に傾倒しました。おひつじ座の月が人間の理性を超える自然界の秩序を12室の集合智に求めたのでしょう。
12室おうし座の月のミック・ジャガーは、おうし座の月が身体で感じる音楽を通して潜在意識の表現を求めたのでしょう。
12室ふたご座の月の天文学者のケプラーは、果てしない宇宙へのふたご座の好奇心へのを答えを、12室の集合智に求めたのでしょう。
12室かに座の月の画家で詩人のウィリアム・ブレイクは、潜在意識のイマジネーションをかに座お得意の繊細な感情で感受し、それを表現したい衝動が幻想的な絵画や詩での創造性につながったのでしょう。
12室おとめ座の月の女優シャーリー・マクレーンは、神秘体験をおとめ座的に分析して、スピリチュアルな世界を著書や映画で表現したい欲求があったのでしょう。
12室てんびん座の月の小説家D・H・ロレンスは、てんびん座の美意識で自身の潜在意識を表現したい衝動に駆られ、官能的な恋愛小説「チャタレイ夫人の恋人」を書いたのでしょう。
12室さそり座の月のネルソン・マンデラは、集合意識の本質であるワンネスの意識をキャッチして、人種差別を覆したい欲求に動かされ南アフリカの大統領になったのでしょう。
12室いて座の月の投資家のウォーレン・バフェットは、集合意識の情報をいて座の先見力で受信して、巨万の富を築くゲームに動き、勝ち続けたいと思ったのでしょう。
12室やぎ座の月のエイブラハム・リンカーンは、開拓農民(奴隷を使わない農民)の貧困層の出身で、やぎ座月の下克上の野心が、彼に測量術を学ばせ、弁護士に成らせ、政界に進出させ、最もアメリカで尊敬される大統領という具現化を起こしました。
12室みずがめ座の月の作曲家のバッハは、作曲のアイディアを潜在意識から引き出し、独自の音楽という形で自己表現したかったのでしょう。
12室うお座の月の医師で革命家のチェ・ゲバラは、理想の国家の在り方を夢見て、集合意識の民意のニーズと合流してキューバに革命を起こしたいと思ったのでしょう。
月は「欠乏」を訴え「充足」を要求するインナーチャイルドです。
インナーチャイルドは感情を握っているので、潜在意識の中では最もパワフルな存在です。
インナーチャイルドが「欠乏」を訴えると、不安や焦りの感情が出てきます。
月が12室(潜在意識)という見えないところにある場合、何が欠乏し、不安や焦りの原因になっているのかは、インナーチャイルドに対峙しない限り、わかりにくいのです。
ヨガナンダも、身近な人々の死に際を無意識に避けてしまうことをくり返していました。
最も慕っていた恩師の死にも立ち会えませんでした。
11才のとき母の死に立ち会えなかったことのトラウマをずっと抱えているようでした。
でも、その母への喪失感が耐え難く、人ではけして埋まらない孤独を癒すために、ヨギの世界に入り瞑想に没頭していったのです。
キローンと月のコンジャンクションがありますから、その喪失感・孤独感は人並み外れたものだったことでしょう。
そして、ヨギの道へ進み、瞑想で神とひとつになる体験をするようになると、この世は神が創った映画であり、魂は永遠であると悟るようになり、死を受け入れられるようになったのです。
ですから、ヨガナンダの死は、肉体を魂が離れることが準備された死でした。
瞑想して三昧の境地の中、ヨガナンダの魂が肉体を離れて59歳の生涯を閉じました。
ヨガナンダの遺体は、不朽現象が起きて、死後20日が過ぎても腐敗しなかったと言われています。
肉体を離れる1時間前まで晩餐会に出席し、それが終わると多くの友人や弟子たちに微笑みを返し、マハサマディ(肉体離脱)に入ったのでした。たくさんの人々が観ている前で、マハサマディによって人間転生を卒業するなんて、なんともしし座的な瞑想の達人としての華麗な最期ではないでしょうか。
このように身体が病で衰弱していたわけでもなく、瞑想状態でそのまま死を迎えるという形をとったのは、ヨガナンダ自身が死までの時間で周囲を悲しみに沈めたくない思いもあったのでしょう。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説の続きを予定しています。その後、「トランシット(運行中)のやぎ座木星」についてのお話を予定しています。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
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