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自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法
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こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。
ツール2 自分は受け取るのにふさわしいと知る
・愛にふさわしい存在として自分に接する
自分自身に対して「愛を受け取るにふさわしくない存在であるかのように接していないか」を書き留めてみましょう。
自分の欠点ばかり目がいっていませんか?
いつも2番手で甘んじていませんか?
悲しいときや落ち込んでいるとき「いつまでもくよくよするな」ときつい言葉をかけていませんか?
そのリストができあがったら、あなたが自分を扱ってきたのと同じように、他人に接しているところを想像してみましょう。
たとえば、泣きながら電話をしてきた友人に「はやく立ち直りなさい」と言っているところを想像するのです。
そんなふうに言われたら、「あなたは愛を受け取るにふさわしくない」と言われているのと同じだと感じるでしょう。
このエキササイズによって、あなたは自分だけでなく、他人を愛することも学べるでしょう。
では、いま書いたリストを見ながら、ひとつひとつの例について、どのように接し方を変えたらよいか考えましょう。
わたしは( )する準備ができており、喜んで( )します。
自分に対する新しい接し方として、見たら気分がよくなるように空白の部分を埋めましょう。
たとえば、「早く立ち直るように自分を急き立てている」が元のリストの文章ならば、
「わたしは(自分が感じていることに耳を傾け、いつも自分の感情を優先)する準備ができており、喜んで(それを)します」。
新しい接し方の文章ができたなら、それを守れない状態のときの約束も合わせて考えて書いておきましょう。
「わたしは(ネガティブな感情が現れる)度に、それを(抑圧せずに日記に書く)」
「こんな文章つくるのめんどくさい!」と心の呟きが聞こえたら、そのとき既にエゴの尻尾を掴んでいます。
すごいでしょう。始める前からエゴがざわめくワークです。驚くほどの効果が期待できます。
ティールは文章を書くのを仕事にしているくらいだから、スラスラとリストアップができたかもしれませんが、文章を書き慣れていない人にとっては至難の技かもしれません。
だから最初は、「自分に対して愛の感じられない振る舞い」を発見することから始めるといいと思います。
それが集まってきたらリストにして、新しい接し方やそれができない状態のときの約束の文章作成をする方が、自身を不当に扱う傾向やそれに付きまとうインナーチャイルドの記憶とか、重要な情報が現れてきます。
たとえば、最近わたしの身の回り起こった「ココア紛失事件」(事件というほどではありませんが・・・)。
温かい飲み物がうれしい季節になりましたから、飲み物を作ったら冷めないうちに飲みたい(お客様にも冷めたものはお出ししないですね)というのが本音です。
でも、朝食のしたくをしながら飲み物を作って、いろいろ雑事に追われ・・・としているうちに、冷めた飲み物になってしまいます。
忙しいときは手早く淹れられるティーバックの紅茶でいいやと思っていたのですが、わたしのインナーチャイルドはココアが好きなのです。
寒くなってきてココアが飲みたいなと思ったとき飲むと、身体の中から喜びが湧き上がるような感覚があったので、インナーチャイルドのために、朝食のときココアを淹れてあげることにしていました。
ところが、ある朝、いつも置いてある場所に開封したばかりのココアがないのです。
持ち歩いたはずもないのですが台所をくまなく探してもないので、仕方なくティーバックの紅茶を朝食に飲むようになりました。
そして、また、新たなココアを買い、インナーチャイルドのために淹れたての温かいのを味わっている朝、棚に紛失したはずのココアが堂々と鎮座しているのを見つけたのです。
何回もそこは探していたのに見つからなかったのは、インナーチャイルドがメッセージに気がついて欲しかったからのようです。
わたしは心の中で「ごめんね。冷めたココアじゃなくて、温かいココアが欲しかったんだよね。ちょっとひと手間かければ温かいのを飲めたのに。こんなの出されたら、愛がないな、と思うよね。でも、どうして温かいココアがそんなに欲しかったの?」と尋ねると、
4~5才の頃住んでいたアパートの中庭に、毎晩のように裸足で放り出されてポツンと立っているわたしの記憶や、同じアパートに住んでいる乾物屋のお爺さんがわたしの泥だらけの足を拭いてくれて、温めた牛乳を飲ませてくれた記憶、毎回当たり前のようにそのお爺さんに連れられて、なぜか、お爺さんまで頭を下げて「ごめんなさい。許してください。家に入れてください」と何も悪いことしていないのに、父に謝っている記憶が蘇ってきました。
「そうだ、あの頃は、お爺さんが心配してくれて助けてくれて、温かい飲み物を与えてくれてうれしかったから、牛乳が嫌いでも無理して全部飲んでいたんだよね。だから、温かいココアじゃなきゃだめなんだよね」と心の中で伝えると、胸の当たりがジーンと熱くなってインナーチャイルドと共感しているのを感じました。
わたしは離乳期に牛乳のせいで下痢をしてやせ細ったことがあったり、生卵ばかり朝昼晩食べさせられて蕁麻疹が出たりのアレルギー体質だったので、牛乳が嫌いというよりは、飲むと後で具合が悪くなりそうな感覚がなんとなくあったのだと思います。いまは、まったくそんな反応は出ませんが。
わたしの母も初めての子育てで、わたしをどう扱ってよいのかわからず、幼い頃のわたしは危険なことに曝されることが多く、愛されていないと訴えるインナーチャイルドがたくさん発生していた時期だったのだと思います。
でも、大人になったわたしがそれに気づいて、毎日の生活の中でインナーチャイルドが愛を感じるように配慮してあげるだけで、インナーチャイルドは「愛されていない」状態から「愛されている」状態に変わっていけるのです。
過去の記憶を変えることはできなくても、インナーチャイルドのいまの状態を変えることはできるのです。
ですから、過去の不幸な体験のせいで、いまを生きる自分までも不幸な気分でいる必要はないのです。
インナーチャイルドと共感すると、差し出す愛を喜んで受け取ってくれます。
この世で1番あなたからの愛を求めているのは、あなたのインナーチャイルドですから。
あなたが慈愛の溢れる態度で自分自身に接するとき、インナーチャイルドは過去の恨み辛みの呪縛から解放されるのです。
その対価と思ったら「自分を愛を受け取るにふさわしくない存在であるかのように接していないか」を探し、新しい接し方を考えるのは、面倒な作業とは思わなくなるでしょう。
次回は「パスワーク」、次々回は「パラマハンサ・ヨガナンダのホロスコープ」、その後「自分を愛せなくなった人々へ」に続きます。
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