こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。

 

第3章子ども時代の傷を再創造して克服しようとする衝動

 

(不可視の)ガイドは、深層心理とは霊的訓練だと言います。

なぜなら自己自身を知ることを通してはじめて、魂を浄化できるからです。

言い換えるなら自己破壊的なパターンを洗い清めれば、内なる神と1つになる準備が整うからです。

 

「反復強迫」(何の快感も得られないのに、過去のつらい体験や状況をくり返し再現しようとする無意識の衝動のこと)が、心理学ではよく知られています。

わたしたちがくり返してしまうネガティブな体験は、幼児期ばかりではなく、前世とも結びついています。

 

わたしたちの顕在意識は、子ども時代の傷に意識を向けることを避けようとします。

子どもの時代の傷には、恐怖やみじめな気分や罪悪感などの嫌な感情を伴う記憶がたくさん詰まっていて、その思い出に付きまとわれると前に進めなくなってしまうからです。

 

子ども時代の、どうやって乗り越えたらよいのかわからない感情の記憶が、未処理のまま真空パックで封じ込められたようになっているがインナーチャイルドの置かれた環境です。未解決のまま、そこで時を止めてしまっているのです。

 

インナーチャイルドは、童話の「眠り姫」のように「その時」が来るまで眠りついているので、顕在意識はその存在をほとんど忘れてしまいます。そして、インナーチャイルドは忘れられると益々孤独感を強め、その感情は激しい怒りに変わるのです。

 

おそらく、未解決の感情は大人になって対処が可能となったとき、いつか乗り越えて解決することを託されているのだと思います。

 

激しいトラウマになるような出来事ほど、しっかりガードされて記憶そのものも完全に消えてしまったようになりますが、そのトラウマが起こる環境と一致したものと遭遇すると、得体の知れない不安や怖れに駆られたり、突然体調不良になったりして、インナーチャイルドの感情を再現し、伝えてくるのです。

 

こんなとき、立ち止まって自分の内面と向き合い、何を感じているのか?母親が幼い我が子を気遣うような気持ちで接すると、その感情に振り回されることはありません。

 

インナーチャイルドが長年抱え込まされ封印させたネガティブな感情を、現在の大人意識が克服してくれるのを信頼して待っていてくれます。

 

ところが、またトラウマが起きた環境と同じ条件が揃い、それから守ってほしくてインナーチャイルドがネガティブな感情を発生して知らせても、外側の環境と闘うことに終始して内面の世界に向き合おうとしないと、何度となく同じパターンをくり返すことになります。

 

インナーチャイルドが怖れた外側の環境と闘ってあげているのに、なぜくり返すの?と思うかもしれませんが、要求者であるインナーチャイルドの存在を無視して共感していないからです。インナーチャイルドの方に向き合ってくれるまで、怖れた事象を引き起こす行動を無意識に取ることになるのです。

 

ほんとうは怖れの原因となった環境の改善以上に、インナーチャイルドは感じた感情を共有してほしいのです。

なぜなら、記憶の中という「いま、ここ」にない場所にいるインナーチャイルドにとっては、「いま、ここ」の物質次元の問題は、さほど深刻な問題ではないからです。

 

むしろ、外側の環境が変わらなくても、インナーチャイルドの気持ちに共感してあげれば、それで大満足なのです

そこで、パターンをくり返すのをやめてくれます。

 

愛の欠乏感に苛まれるトラウマのインナーチャイルドが「愛がほしい」と潜在意識から訴えると、顕在意識の方は外側の世界で「愛してくれる人」を探すことになります。これが引き金となり、「愛してくれる人」と恋愛が始まり、満たされた感覚を一瞬体験します。

 

ところが、次の瞬間には、「その愛はほんとうだろうか?」、「ほんとうだとしても、この人がわたしを愛さなくなったらどうしよう」・・・ととめどもなく不安や怖れに苛まれ、恋人の愛を疑ったり、束縛したりして、無意識に嫌われる行動をして、ふたりの愛に亀裂を入れてしまうのです。

 

「愛がほしい」インナーチャイルドなのに矛盾した行動と思えるかもしれませんが、インナーチャイルドの方には「愛」は全く届いていないのです。大人意識の自分が恋人と恋愛していても、通い合う愛はインナーチャイルドには向けられず恋人たち二人の間だけです。

 

インナーチャイルドが「愛の欠乏感」を募らせて感情を暴走させ、恋人との関係が終わってしまったとき、やっとインナーチャイルドの「愛の欠乏感」を大人意識は無意識に共感するのです。

負の共感であっても、大人意識との共感がほしいインナーチャイルドは、また、新たな恋人探しを顕在意識に浮上させるのです。

 

インナーチャイルドは感情の発生源を握っています。

そのため顕在意識は思考で抑制しようとして、なるべく内面のネガティブな感情を見ないしようとするのです。

しかし、そうするとわたしたちの感情は、喜びを感じなくなり、ほんとうに「ほしいもの」さえわからなくなってしまいます。

ネガティブな感情だけ抑制するということは、できないのです。

 

ですから、ひとりの時間にどんな感情も感じきり、その感情を伝えてくれたインナーチャイルドに意識を向けてあげましょう。

最初のうちは、負の感情を過去の記憶とともに共有することになりますが、「そのとき」を待ってひとりぼっちで苦しい感情を抱えていた幼い子どもをイメージしてみてください。

 

どんなに不安で孤独で愛に飢えていたのか、共感できると思います。あなた共感だけが、インナーチャイルドの「愛の欠乏感」を満たしてあげられるのです。インナーチャイルドと負の感情を感じきると、今度は尽きない喜びの感情を感じるようになってきます。

 

「喜び」の周波数は「大いなる存在」とわたしたちの魂意識と共鳴しますので、ローアーセルフのインナーチャイルドとハイアーセルフの魂意識がひとつになって「喜び」の波動を放射するようになります。
 

次回は「パラハマンサ・ヨガナンダのホロスコープリーディング」を、次々回は「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、その後に「パスワーク」の解説を予定しています。

 

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