こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。

 

第7章 自分を愛するツールキットを使う

・混乱を生み出すメッセージ

 

わたしたちは子どものとき「愛しているから、あなたのためにこうするのよ」と言われて、愛とは感じられない苦しみを親から背負わされて育ちます。わたしたちの親も、そのまた親も・・・とくり返されてきているので、それが正しい教育だと無意識に信じているのです。

 

そしてわたしたちは「自分に与えられる苦しみは自分のためである。愛とは苦しみなのだ」と信じるようになります。

 

「喜びは悪いもの」で、「苦しいは良いもの」と信じるようになると、「喜びは良いもの」で「苦しみは嫌なもの」と素直に伝えてくる自分自身の感情を抑えるようになっていきます。

 

「自分の感情に従っていると、正しい道から外れてしまう」と感じるようになっていくのです。

 

自分の感情を信じていないと、楽しさや喜びを感じていたとしても、しばらくすると何かが間違っているような気がしてしまいます。

こうしてわたしたちは、自分の欲求を信用しなくなり、自分の幸せが大切だという考えもなくしていきます。

 

「痛みや苦しみ、自己嫌悪が自分をよい人間にし、それによって愛されるようになる」と信じた瞬間から、わたしたちは苦しみを手放せなくなります。苦しみを正当化して、苦しみが続く選択をするのです。

 

もし苦しみを手放して喜びや自己愛の方向に向かおうものなら、自分は社会の困り者になり、愛されない存在なると信じてしまうのです。

 

親子や夫婦や恋愛関係など、親密な絆のある関係ほど、「愛と思われるもの」が苦悩に満ちた重いたいもの・状況を招くことが多々あります。

 

「大いなる存在(神)」の「愛」は、無条件で無制限で「自由選択」なので、パワフルだけど風のように軽いのです。

どんなに「大いなる存在」から深く愛されていても、様々な恩恵を降り注いでもらっても、あまりに自然であまりに軽いので、わたしたちはほとんどそれに気づくことがありません。

 

酸素と同じくらい軽くて不可欠なのが「大いなる存在(神)」の愛です。

目に見えず、触れず、聞こえないので、ないことにされてしまっていますが、「自由選択」があるところには必ず存在します。

 

わたしたちの自由意思を尊重して、成長の機会や独立心をけして邪魔しないのが、「大いなる存在(神)」の「愛」です。

「大いなる存在」は黒子に徹して存在を隠し、わたしたちが自由に人生のあらゆる選択をしていくのを見守っているのです。

 

わたしたちは「大いなる存在」の「愛」の中で生きていますから、ほんとうは純粋な愛の本質を知っています。

「大いなる存在」も、その分霊のわたしたちの魂も、「喜び」の波動しかありません。

ですから、ほんとうの「愛」は「喜び」の波動が感じられます。

 

これに対し、「愛のようなもの」は、根底に「怖れ」が流れています。

社会のはみ出し者にならないように集団と足並みをそろえることを教育したり、愛想をふりまくことを覚えさせたり、愛されるために苦しみに耐えること我慢することを学ばせたり、愛の証になるもの・行動を期待したり・・・。

これらは、親密な人々が悪意を持ってやっているのではなく、「愛」を注いでいるつもりで「愛のようなもの」を我が子やパートナーに押し付けているのです。

 

「大いなる存在の愛」と真逆な、エゴが注ごうとする「愛のようなもの」とは、一体どんなものなのでしょうか?

それは、ニーズ(必要性)です。

 

「○○でなければならない」という「怖れ」に裏打ちされた思いです。

他者の感情を「怖れ」でコントロールしようとする思いです。

これは「大いなる存在の愛」=「自由選択」とは、真逆のものです。

 

ですから、わたしたちは、親密な関係の人々から「愛のようなもの(ニーズ)」を注がれると、無意識に感情を鈍らせ、感じないようにしていきます。他者から感情までコントロールされているのは、奴隷か囚人と同じですから、認めたくないですよね。

 

しかし、感情を鈍らせるということは、同時に「喜び」を感じにくくしてしまうので、何が楽しくて、何が自分にとって幸せなのかもわからなくなります。幸せな人生への道しるべは、「喜び」の感情・感覚が指標となります。

 

もう、苦しい人生は要らない、「愛のようなもの(ニーズ・期待)」に束縛を受けるのはたくさんだ、と思うのであれば、まず、自分自身の感情から逃げずに、感じることから始めましょう。

 

怒りや悲しみや不安などのネガティブな感情は、自身の心の中に苦しみを訴えるインナーチャイルド(子ども意識)がいることを示しています。そこに大人意識である現在の自分が、意識のフォーカスを向け、その気持ちを分かち合うだけで、感情のエネルギーが解放されて苦しみは徐々に消失していきます。

 

自身の感情にフタをせず、ネガティブな感情をインナーチャイルドと一緒に共有するだけでいいのです。

これができると、ネガティブな感情は暴走しません。

感情にフタをしようとするから、何かのきっかけで爆発してしまうのです。

その感情をひとりぼっちで抱えているのは、未熟なインナーチャイルドですから。

 

ネガティブ感情をインナーチャイルドと分け合って感じきると、今度は怖れを完全に手放した状態で、ワクワクした喜びがいつも感じられるようになります。

 

その喜びの感情を自身の内側から無条件に溢れ出させることこそ、最高の自己愛です。

 

喜びの周波数は、心と身体と魂を三位一体で共振させ、「大いなる存在」の愛とひとつにさせます。

だから、無条件の愛をいつも感じられる体質になり、それが投影される現象は、森羅万象・万物から愛される幸せな現実です。

幸せな現実は、幸せな感情が引き寄せるのです。

 

次回は「パスワーク」の解説の続きを、次々回は「パラマハンサ・ヨガナンダのホロスコープ」を、その後にティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きを予定しています。

 

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