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パスワーク(新装版)―自己のすべてを受け入れ統合された意識で生きる
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こんにちは、リブラです。今回は「パスワーク」の解説です。
・ポジティビティとネガティビティは1つの流れである
この道(パスワーク)は、最も難しいものでありながら、同時に最もやさしいものです。
難しいかやさしいかは単に、道を見たり体験したりする際にどの視点を選ぶかによって決まるのです。
どれくらい難しいかは「自己にどれだけ正直か」によって測られます。
この道に対して「あまりにも人生や自己のネガティブな側面を扱っている」ように見える人々もいますが、あなたが自分に正直になりたいと思うほどに、難しいものにも、ネガティブものにも、見えなくなってくるでしょう。
ネガティブなものは、本質的にはポジティブなものなのです。
ネガティブなものとポジティブなものは、2つで1つであり、同じものなのです。
自己のエネルギーや意識の粒子が、ネガティブになったとしても、必ずや本来のポジティブな在り方に変換しなおすことができます。
しかし、内面のネガティビティの責任を完全に引き受けようとしなければ、その変換はできません。
わたしたちの文化は、分離の時代にできた分離思考の文化です。
どれが正しく、どれが間違っているのか?善と悪、光と闇、プラスとマイナス、男性と女性・・・。
たくさんの2極性が存在しますが、その2極に分類したのは人類なのです。
異なる性質を対比させて理解するために、そんな考え方を編み出したのです。
でも、この考え方は、完全ではありません。
元々1つであったものを、2つに分類しただけです。
ポジティブなものだけを選び取り、ネガティブなものをすべて排除しようとすると、その意図そのものがネガティブなので、ポジティブだったものまでネガティブに転じます。
キバリオンの法則の「極性の法則」は、このことを詳しく表しています。
「すべてのものには2極性があり、正反対の極性を持つが、本質は同質で、度合いの違いがあるだけである」としています。
例えば、わたしたちの視点では、裕福であることと貧困は、まったく違うものに見えます。
ところが、「大いなる存在(神)」の視点で眺めると、どちらも富のレッスンをしている人たちとみなされるのです。
富裕な人は、富が多いことによるポジティビティとネガティビティを学び、貧しい人は、富が少ないことによるポジティビティとネガティビティを体験しているのです。
ギリシャ難民としてアルゼンチンに流れて、後に海運王と呼ばれるアリストテレス・オナシスは、富が1番ないところから始まり、富の力でマリア・カラスを愛人に、ケネディ大統領夫人だったジャクリーンを妻にしましたが、富で買えない人の心は、満たされない生涯でした。
富裕層出身のガンジーはイギリスで法律を学び弁護士になりますが、その恵まれた環境を捨てて、イギリス製品の不買運動による無血クーデターでインドを独立に導きました。
ガンジーは自分だけの富の豊かさよりも、インド植民地状態だったインド国民の心の豊かさに、価値を置く人生だったのでしょう。
富が少ないことで生じるネガティブなもの・ポジティブなものがある一方で、富が多いことで生じるネガティブなもの・ポジティブなものがあるのです。
だから、人はそのネガティビティをポジティビティへと転換させたい衝動に駆られて行動します。
その結果として、富が増えたり減ったりしているだけで、「富のレッスン」をしているという点では、オナシスもガンジーも同じなのです。
このように眺めてみると、ネガティビティとポジティビティは、わたしたちをそれぞれの学びに追い立てる道具のようにも感じます。
ネガティビティに転換の動機が、ポジティビティに転換の結果が現れるとしたら、どちらも、わたしたちがこの世の体験から学ぶための欠かせないツールだと言えるでしょう。
次回は「ジョン・レノンのホロスコープリーディング」を、次々回は「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説を、その後に「パスワーク」の解説を予定しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
