こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。

 

第4章 人生の目的を決める

・自己批判の源を探る

ティールが自身のサイキックな能力を大切な「恵み」として受け入れ、地に足をつけるプロセスを終えようとする頃、ティールの評判を聞きつけた女性がヒーリンを求めてサロンに訪れました

 

そのリンダという小柄で痩せた女性は建設作業員で、多発性硬化症に患っていました。道路に立ちっぱなしの仕事なのに、杖なしでは歩けないほど麻痺が進んでいました。

 

その外見的な視覚情報と共に、ティールはリンダが子ども時代に母親から叱られて感情がズタズタになったことや父親からセックスを強いられた過去のイメージをサイキックに感じとりましたが、それはには触れずに質問しました。

 

「あなたは、精神的(感情的)には、どんな苦しみに直面していますか?多発性硬化症の症状を感じ始めた頃はどうでしたか?」

「わたしは自分が死に近づいている感じがします。身体は食べ物を受けつけません」とリンダは答えました。

 

そこで「あなたは生きたいと思っていますか?」と優しく尋ねると、リンダはしくしくと泣き始め、「いいえ」と叫ぶように言いました。

 

気持ちが落ち着くとリンダは「ずっと寂しかったけれど、誰とも親しくなれなかった。とくに男性には恐怖心がある」と話しました。

そしてリンダは「母が妊娠中、父と寝ていた」と自ら語り出しました。

 

彼女は父親の1番のお気に入りでふたりのことは秘密だと言われたこと、それは恐ろしいことだと思いながらも、父の愛情がほしいと思う自分に罪悪感を感じたことを、リンダは告白しました。

 

ティールが、リンダ自身がリンダをどう思っているか尋ねると、「まあまあだと思います」と答えていました。

 

しかし、ティールが「わたしがどう思っているか知りたいですか?あなたは自分を嫌っていて、自分なんて生まれてこなければよかったと思っています」と言うと、リンダは泣きながら「その通りです」と認めました。

 

自分を責めることが自分の一部になり、自己嫌悪が第二の天性のようになってしまうのは、虐待経験者に共通することなのです。

 

自己嫌悪に陥っていると、森羅万象・万物のことごとくが、自分に攻撃して来るように感じます。

世界中を敵に回しているような感じです。

 

誰にも愛されていない、みんなに嫌われているわたしなんか、この世から消えてしまえばよいのにという考えにとり憑かれます

 

その考えが繰り返えし頭の中で流れていると、「呪い」になってあらゆる不愉快な現象を引き寄せます。

負の思考も繰り返し唱えていると、現実化してしまうのです。

この世は自身の心の世界を投影します。

 

自分を心から愛せば、森羅万象・万物から愛されるのを感じる現象と遭遇します。

自分を嫌うと、森羅万象・万物から拒まれるのを感じる現象と遭遇します。

 

自己嫌悪はなにも良いことがありません。

なんのメリットもなく、しかも不幸の原因となることを、わたしたちは、なぜ、してしまうのでしょうか?

 

自己嫌悪をしている限り不幸な気分に浸り、制限の枠から一歩も出なくなるからです。

自己嫌悪は、エゴが仕掛けるトラップなのです。

 

周り中敵だらけと思い込む状態ならば、無理して外に出るよりも現状維持を続けた方が安全と、エゴが囁く声にすぐ耳を傾けてしまうのです。

 

この状態から抜け出したかったら、思考がワンパターンになっていないか気づきましょう。

絶えず同じことを思考が繰り返し言ってくるのは、エゴが思考を操っている現れです。

 

まず、怖がらずに、嫌っている自分を中立的な第三者的な目で眺めてみましょう。

嫌っている自分を偏った目で眺めていると、ますます嫌いな点が目について、自己嫌悪に陥ります。

 

冷静な第三者視点で自分を眺めることができれば、未熟な欠点も含めた等身大の自分が見えてきます。

未熟な欠点は、「伸びしろ」なのです。

 

成長していこうとする「芽」の存在です。

だから、自己嫌悪をして未熟な欠点を削除してしまおうという考えは、自分の「伸びしろ」を叩き壊すのに等しい行為なのです。

 

自分の未熟な欠点を無理してほめるのは、嘘っぽいのでおすすめしませんが、自分の中に未熟な欠点があると認めるだけでも、大きな進歩があると知ってほしいと思います。

 

「未熟な欠点を含めて自分なのだ」と認めると、嫌ってそれを切り離そうとしていた自分がひとつになっていくのを感じませんか?

 

「未熟な欠点の自分」は、分離すると24時間心と身体を責め苛む恐ろしい敵となります。

でも、「そのわたしも、かけがえのないわたしの一部なのだ」と、自分の中いて良いと認めてあげると、敵ではなく味方に転じます。

 

それが起きると、信じられないようなミラクルが起きます。

どんなものにも分け隔てなく愛を贈るのが「大いなる存在」です。嫌っていた自分も自分の一部として受容すると、「大いなる存在」と同じことをしていることになるので、奇跡が起こるのです。

 

奇跡を起こせる可能性を持っているのが「未熟な欠点である自分」だとしたら、それでも、嫌って取り除こうとしますか?

それともそれを認めて奇跡を起こしますか?

 

その自由選択を誰でも、いつでも、毎瞬、わたしたちは許されているのです。

だから、いつからでも、どこからでも、自分を変革し、人生を変えることは可能です。

自分への愛があったら、どちらを選ぶかは明らかです。

 

次回は「パスワーク」の解説の続きを、次々回は「ジョン・レノンのホロスコープリーディング」を、その後にティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。