こんにちは、リブラです。今回は、ティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きです。

 

第4章 人生の目的を決める。

ティールが自己愛の大切さに気づき、やってみたいことはなんでもトライしようとしていた頃、モデルの仕事に就きました。

しかし、モデルの仕事を始めると、それが自身の性質と合わないのがわかり、努力してその世界の型にハマるより、別の幸せを求める方を選びました。

 

次に彼女が「幸せの近道」に選んだのは、大学で学ぶことでした。

自分でも学位をとれば、もっと信頼や尊敬を得られるだろうという思いから選んだ道でした。

 

ティールは哲学を専攻しましたが、実際に通ってみると教室で講義を受けることが、歯科で神経を抜かれるときと同じくらい嫌な気分になりました。

 

そこで彼女は「どうして信頼や尊敬がほしいのだろうか?」と自問してみました。

「信頼や尊敬を得られれば、いい気分になるからだ」という答えが浮かびました。

 

そこでティールに新たな疑問が生まれました。

「わたしはいい気分になりたいために大学に入り、嫌な時間を過ごしているのだろうか?」

そして、「いい気分」にまっすぐ向かわずに回り道をして「いい気分」になろうとしている自分を発見しました。

 

その問答は「自分を愛している人なら、どうするのだろう?」という、ティールにとって最も必要な答えを引き出す質問にたどり着いたのでした。

 

自分を愛している人ならば、今すぐに気分がよくなることをします。

 

ティールは今すぐ気分がよくなるものを、即座に思いつきました。

それがスピードスケートだったのです。スピードスケートをするのであれば、すぐにいい気分になり回り道はいらないのです。

 

そしてティールは「大学をやめてスピードスケートに打ち込み、後ろを振り向かない」という選択をしました。

 

それからのティールは「自分を愛している人なら、どうするのだろう?」という自問で、「幸せの近道」を選ぶようになり、人生を情熱的に楽しめるようになっていきました。

 

スピードスケートに夢中になり過ぎ、厳しいトレーニングが原因で早期閉経になってしまったとき、「子どもを持つこととオリンピックの夢を追いかけることでは、どちらが重要だろうか?」という難しい選択に直面したときも、ティールは「子ども持つ」ことを迷わず選択できました。

 

そして子どもの出産がきっかけで、ティールは自身の超感覚能力に向き合うことになり、サイキックな能力を使ってリーディングやワークショップや執筆活動をしています。

 

モデルの経験は、人前で話すときや動画の撮影に役立ち、スピードスケートは強い精神力を鍛え、哲学的思考は執筆活動に役立っているとティールは感じています。

 

だから「幸せや目的を見つける道に関して、間違った選択というのはありえないことがわかりました。

なぜなら、たった1つの道というのは存在しないからです。

幸せになることや自分の目的を見つけることには、あらゆる決断や選択が関係しています」とティールは言っています。

 

人間社会の教育では、失敗しない1本道を歩くことが「幸せの近道」と教えられます。

すると、「失敗しない」選択ばかりするようになってしまいます。

でも、「失敗しない」というのは、よい選択理由ではありません。

 

すでに「失敗」を制限に掲げて意識しているので、「恐れ」の意図から物事を考えてしまいます。

人間の可能性は無限です。

「失敗しない」選択を要求するより、「成功する」選択を要求した方が、大脳の制限が外れてよい働きをすると思います。

 

人間の大脳システムからみれば、「失敗しない1本道を歩くこと」は愚かなことでしょうね。

人間の大脳はいろいろな経験をすればするほど神経細胞のネットワークが広がり、複雑な問題を多角的な視野で捉えていくつもの回答を弾き出す能力が発達するのです。

 

失敗なくやり遂げてしまえるようなことばかりを選んで生きる人生って、おもしろくないですよね

わたしたちの大脳は、簡単にできてしまうことやすでに知っていることを繰り返されると、飽きるか眠くなるようにできています。

 

新しい刺激のあるものを、何かおもしろいもの、ワクワクするものを常に求めているのです。

だから、ティールが導き出した「自分を愛している人なら、どうするのだろう?」と、選択に迷う場合は自問してみるとよいでしょう。

 

「自分を愛している人」は、「自分に体験させてあげたい」という基準で選択をしますから、それが当たりであっても、外れであっても、失敗ではないのです。

 

選んだ道が思惑と違って、いい気分にならなかったとしても、それを体験すれば自分に向かないということがわかるのです。

 

そして「自分を愛している人なら、どうするのだろう?」と思考回路を巡らす度に頭の中では「自分を愛する人」の思考回路が構築され、自然と自分を愛する考え方や選択が身につきます。その選択によって導かれる未来は、自分への愛が溢れたものになっていくでしょう。

 

これはNLPでモデリングという手法で、理想的なモデルを真似しているうちに考え方そのものまでインプットする、意図的な刷り込みです。

 

なかなか「失敗しない」を念頭に置いた選択を手放せない人は、自分を愛している人なら、どうするのだろう?」と考えるだけからでもやってみるといいですよ。

その思考回路が定着すると、実際にその選択を実行に移すとき怖くありませんから。

 

そして、ティールも言ってましたが、人生に「失敗」なんてないのです。

ないものさえもを怖がっていたら、この世で楽しく暮らせません。

 

ネガティブな問題に遭遇したら、エゴが「失敗だ!」と騒ぐ前に「これでまた新たな思考回路が構築されて、バージョンアップするぞ!」とお得な気分を盛り上げて、「自分を愛する人」になったつもりで選択・決断してみると、バージョンアップされたセルフイメージが備わります。

 

次回は「パスワーク」の解説の続きを、次々回は「ジョン・レノンのホロスコープリーディング」を、その後にティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ」の解説の続きを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。