こんにちは、リブラです。
今回は、ジョン・レノン7室(対人関係のハウス)の解説です。
このサイトの「celebrty search」欄に「john lennon」で検索をすると、ジョン・レノンのホロスコープを見ることができます。
ジョン・レノンの7室(対人関係のハウス)は、てんびん座19度で始まり、さそり座29度で終わります。
このハウスには、さそり座8度の水星(知性、思考)があり、1室(本人のハウス)おうし座13度の土星(観念、現実性)と同じく13度の木星(チャンス、幸運)の合と対立する180度のハードアスペクトがあります。
また、この水星は、5室(至福と創造性のハウス)のしし座0度キローン(苦手意識)と4度の冥王星(本来の自己)の合と11室(グループのハウス)のみずがめ座3度の月(心のよりどころ、感情)と葛藤するT字型アスペクトをとっています。
7室(対人関係のハウス)は、対極が1室(本人のハウス)なので、他者を通してその違いや反応から知らなかった自分を知るハウスです。
1対1で他者と交流するとき、どんなふうに接するか、相手にどんな対応を望んでいるのか、を見ることができます。
また、数秘7は自己探求の数字なので、外側の世界はなんでも内なる自分を知る材料とする性質があり、元々7室が他者のためにあるのではなく、自分を客観視するためのハウスと解釈できます。
ジョン・レノンの7室は、てんびん座で始まります。てんびん座は風のエレメントで、言葉や表現を通して意思を伝え、相手と自分の相違点や共通点を知ることで、相手と自分自身の理解を深めていきます。
風のエレメントは、自分の考えが共鳴できるかできないかが、人間関係を結ぶ上で大切なポイントです。
相手を理解するには一方的な関係では無理なので、ジョンは誰に対しても公平でバランスのとれた関係を望んでいたことでしょう。
ジョンの最初の妻のシンシアは、ジョンが高卒後通っていたアートスクールの同窓生でした。
アートという共通点がふたりの理解を深めたのでしょう。
ビートルズのデビュー直前の1962年8月に結婚し、翌年息子のジュリアンが誕生しました。
この頃のジョンはまだ、インナーチャイルドが癒されていない上にビートルズブームで多忙を極めていたせいか、シンシアとジュリアンの待つ家庭からどんどん離れていきました。
きっと、母親になったシンシアと父親になりきれず、急にスターダムに乗ってしまったジョンとの間には、共鳴できるものが失われ、結婚という契約だけが存在する間柄になってしまったのでしょう。
そして、ジョンの場合、7室にさそり座水星があります。
さそり座は真実に重視し、「オール・オア・ナッシング(全部か無か)」なので、シンシアやジュリアンに興味が湧かないのを隠すことができなかったのだと思います。
さそり座の水星の集中力は素晴らしいのですが、興味のないことには全く思考が向かわないのです。
それが対人関係のハウスにあれば、興味のある人が現れた瞬間にフォーカスはそこに行ってしまうのです。
1965年に出した「Nowher man」(どこにも属さない男)という曲には、
「奴はほんとうにどこにも属さない男
どこにもない世界に座り込み
誰のためにもならない、どこにも行き着かない計画をずっと練っている
なんの見通しもなく どこにいくかもわからない」
という歌詞を書くくらいです。
てんびん座太陽で、7室のハウスルーラーもてんびん座のジョンが、考え方の共鳴ができる相手がいなくて苦しんでいたのでしょう。
家庭があっても、ビートルズのメンバーがいても、大勢のファンがいても、考え方を共鳴できる人がいないとてんびん座は孤独を感じるのです。
1966年、ジョンはヨーコ・オノの個展に行き、ヨーコのアートに夢中になります。
ヨーコの作品は観客が参加できるように設えてあり、脚立にルーペが用意され、天井をルーペで拡大すると「YES」という文字が読み取れるようになっていました。
ジョンはこの「YES」に心惹かれたと言っています。
ヨーコが表現したかった世界がジョンに共鳴し、やっと考えを共有できる同志を見つけたのでしょう。
ポールはふたご座に天王星・土星・水星・太陽の天体集結をもっているので、てんびん座太陽と火星をもつジョンと風の共鳴ができる仲だったのだと思います。
でも、ジョンにはふたご座の天体はなく、ポールにもてんびん座やみずがめ座の天体はありません。
ふたり合わせると風のエレメントが勢ぞろいしますが、ポールにはジョンのてんびん座特有の孤独は理解できず、ジョンのみずがめ座月が求めるものもユニークでおもしろそうでも、共有できる世界ではなかったのでしょう。
一方、ヨーコの星は、みずがめ座に土星・金星・太陽があり、ジョンの月とヨーコの土星は重なる位置にあります。
ジョンの月が求めるユニークな世界観にヨーコの土星が現実性をもたらす配置です。
ヨーコのアートを見てジョンが反応したのは、みずがめ座の月と土星の共鳴かもしれません。
この他にもジョンのアセンダントにヨーコのおひつじ座天王星が重なり、ヨーコがジョンに変革をもたらす存在になることを表します。
1室(本人のハウス)のジョンの天王星には、ヨーコのおうし座キローンが重なり、ヨーコの癒しがジョンの自己変革をサポートすることが示されています。
6室(貢献のハウス)のジョンの金星には、ヨーコのおとめ座海王星が重なり、ヨーコのイマジネーション(アート)がジョンの芸術性を魅了することが表わされています。
こうして見ると、ジョンとヨーコが結婚し、ふたりがベッドで過ごすのを取材陣を招き入れ公開するというイベントも、ヨーコの参加型のアートのアイディアとジョンが表現したかった世界平和のコラボレーションだったように感じられます。
反戦活動としてプロテストソングを歌うという方法もありますが、結婚したふたりのアーテイストが愛の溢れる様子を公開して平和を訴えるのは、てんびん座の調和とみずがめ座のユニークさが手を組んだ形の表現なのでしょう。
ヨーコという理想的なパートナーと出会い、本音で語り合えて(7室さそり座水星)、個性が磨かれ潜在能力が引き出されるまで至福追求を心置きなくできて(5室しし座キローンと冥王星)、独自の世界を一般大衆に向かって自由に表現する(11室みずがめ座月)ことができ、T字型アスペクトの統合も体験したのだと思います。
次回はティール・スワン著「自分を愛せなくなってしまった人へ―自らに光をともす29の方法」の解説を、次々回は「パスワーク」の解説の続きを予定しています。その後、「ジョン・レノンのホロスコープリーディング」を予定しています。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
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