![]() |
閃めく経絡(ひらめくけいらく)―現代医学のミステリーに鍼灸の“サイエンス”が挑む!
3,024円
Amazon |
こんにちは、リブラです。今回は、閃めく経絡の解説です。
27.厥陰経-手厥陰心包経
厥陰経は、中指から胸部へ走る経絡で、心膜に入って、横隔膜を横切り、肝臓に入る(中衝⇒労宮⇒大陵⇒内関⇒郄門⇒曲沢⇒天泉⇒天池⇒心包)。ここから腹部を通過し、大腿管に現れ、脚の内側を下っていく。
心包経は、吐き気の治療に効く経絡だが、胃炎や胸焼けにも効果がある。
西洋医学では難しいとされている胸膜炎の痛みの緩和に、このツボを用いたことがある。
胸膜炎は、肺のファッシア(膜)層の炎症である。炎症がこの空間(膜の層)で起こると、耐え難い痛みが発生する。
わたしは胸膜炎の痛みで救急部にやって来た患者を触診し、「内関」で多くの微細な結節に触れた。
「尺沢」(肘の沼地)と「陰陵泉」(陰の丘の泉)で、患者は圧痛を示した。
「内関」とそれに対応する「外関」(手の甲の中央から指3本上のツボ)をマッサージしたところ、激痛は消え、残るは鈍痛のみとなった。
そこで太陰経の合穴(「陰陵泉」と「尺沢」)をマッサージすると、気が正しい方向に移動し、ほぼ完全に鈍痛も治まった。
患者は喜び、胸膜炎の感染を払拭する抗生物質を持って、帰っていった。
心膜(心包経は心膜に効くツボ)は胸膜とは別のものだが、この胸膜炎患者の場合、一体となってふるまっているように感じた。
発生学的には、心膜は胸膜から発生するので、胸膜と連続することになる。
したがって、鍼灸、ファッシアの視点から言えば、胸膜も心包経の一部であるので、胸膜炎の治療にこの経絡が役立つのである。とキーオン氏は言っています。
病院に鍼灸治療できる医師がいると、中医学で痛みを取り除き、西洋医学の薬で治療ができて、理想的ですよね。
西洋医学は、病気の原因にダイレクトに働きかけるやり方なので即効性はあるけれど、何が原因でどんな病気のメカニズムで症状が出ているのか、解明できなければどうすることもできません。
胸膜炎の炎症を抗生物質で治すことはできても、その薬効が炎症を鎮めるまで、耐え難い痛みを取り除いてあげることは、西洋医学では難しいのです。
中医学は発生学と一致し、臓器が出来る前の胚のときのつながりを辿り、身体の連絡網に信号を送るような方法で、身体の全体性に働きかけるような治療法です。
身体にうまく信号が届けば、正常になるように氣が巡り、身体もだんだんに元の状態を取り戻していきます。
身体は人智を超えた小宇宙なので、知ってる情報だけで治そうと思っても、思い通りにはなりません。
むしろ、身体の叡智を尊重して、その自己治癒力に委ね、協力するような気持ちが早い回復につながるような気がします。
最初の胚のころの、どこから発生したかを辿ってつながりを刺激を送り、身体にお伺いを聞くようなやり方がもっと進んでいくと、治療薬を効きやすくしたり、どんな治療法や薬を身体が望んでいるのかも、氣の送り方で身体とコミュニケーションが可能になるのかもしれないと、希望的観測が頭をよぎりました。
次回は「ノストラダムスのホロスコープリーディング」を、次々回は「さとりをひらくと~」を、その後「閃めく経絡」のお話しの続きを予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちら をご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
