こんにちは、リブラです。今回は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」のお話です。

 

第10章「手放すこと」ってどういうこと?

第4節 病気はさとりのチャンス

 

問い:重病人が素直に病気を受け入れ、病気に抵抗するのをやめたら、健康回復をあきらめることを意味しませんか?闘病の意思は、そこには存在しませんよね?

 

答え(エックハルト):「手放すこと」は無条件で、心から「すでにそうであるもの」を受け入れることです。

受け入れるのは「いま、この瞬間」の人生です。「人生の状況」ではありません。

病気も「人生の状況」の一部でなのす。

 

「いま、この瞬間」に意識を集中させ、症状にレッテルを貼るのをやめれば、「病気」と名付けられるものは、「身体的痛み」、「虚弱」、「不便さ」のうちの症状に絞られます。

 

その苦しみ(症状)を、「いま、この瞬間」へと自分を追い詰め、強烈に「在る」状態へと導くための、原動力とするのです。さとりをひらくために活用するのです。

 

「いまに在る」ことで、病気から時間の概念を取り去るのです。病気に過去や未来を与えてはいけません。強烈に「いま、この瞬間」に在る状態へと、自分を追い詰めるために使うのです。

 

わたしたちはみんな、錬金術師になれるのです。

「卑金属」を「金」に、「苦しみ」を「意識」に、「悲劇」を「さとり」に変容させてくれるパワーを持っているのですから。とエックハルト・トール氏は言っています。

 

「病気から時間の概念を取り去る」とか、「病気に過去や未来を与える」とかの意味が、ピンと来ないかもしれません。

 

でも、わたしたちが、つい、病気に関して先走った思い込みをしているときは、病気に未来を与えてしまって長引かせる原因になります

 

病気ではなかったときや、病気の症状が出ていないときの健やかな自分を思い出せないほど、病気に思い悩むことをしていれば、病気に過去の時間を奪われてしまったことになります。

 

わたしの母は重症のうつ病のせいか、思い込みが強すぎて難病に罹ったような症状が出ていたことがありました。

実際にはたった1回の普通の病院の薬の服用で、劇的に回復して笑い話になってしまったのですが・・・。

 

母はこのとき、「いま、この瞬間」の自身の身体に全く信頼を置かず、1ヶ月近く意識を過去と未来に飛ばし続けて、死を予感するほど悪化の一途を辿っていたのです。

 

近所の大学附属病院で精密検査をたくさんしてもらったけれど、どこも悪いところは見つからず、その病院の医師からは「どこも悪いところはないので、あとはかかり付けの精神科の方でなんとかしてもらってください」と言われ、身体の状態は日増しにしんどくなり、途方に暮れていたようです。

 

当時わたしが勤務していた胃腸科外科の病院に来院したときは、歩くことも話すことも消耗が激しく、休みながらでないと動けないほどでした。

 

わたしが症状を医師に伝えるために、母にいつからそんな状態になってしまったのかを尋ねても、前からそうだったとしか答えてくれず、担当した医師も「とりあえず今の状態の血液検査を至急で測定してみよう」ということになりました。

 

検査結果が出て、電解質のカリウムが異常なほど低値であったことが判明し、母はカリウムが入っている薬を処方されました。

.翌日には、悪寒もふらつきも、息切れも、焦燥感も、悩んでいた症状は全部消えてしまったと、喜んで電話で話していました。

 

母が元気を取り戻して落ち着いたとき、その病気のことを尋ねてみると、はじめは少し寒気がして風邪かな?と思って受診し、「熱もないし風邪ではないようです」と言われて検査を受けてもなにも出てこなかったということでした。

 

しかし、寒気が気になり、周囲の人々に話すと、寒気が続くと言っていた人が、死に至るような病気だったことを聞いて怖くなり、その日から病気のことが頭から離れなくなったと言ってました。

 

母の病気はカリウムが欠乏したことが原因で、身体に様々な症状が出ていたのですが、そのカリウム(あらゆる細胞にはカリウムが含まれるので、通常、食事を摂れる人がカリウムが欠乏してしまうことはありません)は、寒気が重大な病気の前兆だと勝手に思い込んだことにより、食欲不振になってカリウム摂取量が減り、ほんとうの病気になってしまったようです。

 

確かに心臓のポンプの動きは、カリウムイオンと連動しているところがあるので、これが狂ったら死を予感するような症状を感じるだろうなと想像はできるのですが、思い込みで身体を追い詰めて危機にさらしてしまうこともあるのだな、とヒトの身体の繊細さを思い知りました。

 

ヒトの身体は人智を超えた小宇宙のような存在です。

 

人間の頭の中で考えることができるのは、病気が現象として出てきたところだけなのです。

でも、病気を治癒させるときは身体が全体で連携して治していくのです。

そこに要する時間もプロセスも、人間にとったら謎だらけです。

 

自身が「いま、この瞬間」で身体にやってあげれれることをした後は、人智を超えるプロセスを信じて委ねて、身体を安心させてあげることも必要なのだと思います。

 

人智超えるプロセス(未来の領域)まで心配することは、病気に未来を与えてしまうことになります。

 

次回は「閃く経絡」の解説の続きを、次々回は「ノストラダムスのホロスコープリーディング」を、その後に「さとりをひらくと~」のお話しを続きを予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。