こんにちは、リブラです。
今回は、ココ・シャネルの9室(探求のハウス)の解説です。
このサイトの「celebrty search」欄に「Coco・Chanel」で検索をすると、ココ・シャネルのホロスコープを見ることができます。
ココ・シャネルの9室(探求のハウス)は、おとめ座26度で始まり、てんびん座29度で終わります。
このハウスには主要な天体はありません。
9室は「未知の世界を探求する」ハウスです。3室「表現のハウス」の対極に位置するハウスなので、本来は「未知の世界を知って、それを持って帰ってきたら、みんなにその感動・その情報をシェアしよう」という動機が根底にある探求なのです。
ですから、いくらこのハウスに星終結があり、向かいの3室表現のハウスに星がなかったとしても(わたしは9室に金星・火星・海王星がありますが、3室は星無しです)、鉄砲玉のように探求ばかりでシェアしてないと、探求のために探求をしているようで消耗するのです。
こうして探求してきたことをシェアできるブログがあると、更にその先を探求しようという意欲も湧いてきます。
やっぱり、集合意識ですべてとつながっているから、自分が知り得たことを集合知にフィードバックしたい本能があるのでしょう。
空海が命懸けで中国に渡って持ち帰った真言密教も、三蔵法師がインドに旅して持ち帰った仏典も、9室(探求のハウス)のイメージを理解するにはもってこいの例です。ヒトは見えない精神世界をなんとか理解したくて、命がけで探求するのです。
9室は見えない世界ですから、頭で理解することは叶いませんが、法則性としては理解することができます。
そうして体系化されたものが、スピリチュアルな叡智や哲学や宗教なのです。
数秘9は「1~8」までを統合する数字で、「9」そのものの特色はありません。終了や完了を意味します。
「1~8」までの要素を備えているので、たいていのことはできてしまう反面、何が得意だかわからなくなってしまう欠点もあります。
「8」との違いは、「8」は「9」を含んでいませんから、「全体性を把握する」特性を持ちながらも、「終わりのない完全さ」を求めてしまう傾向がありますが、「9」は終わりを知っているので「完全さ」に虚しさを感じるところです。
ホロスコープのMC(10室天職のハウスの始点)の直前が「9室」という、数秘の終わりの統合数になっているところが意味深ですね。
「1~9」室までのすべて経験し統合して、天職に向かう感じです。
シャネルの9室はおとめ座なので、その支配星は水星(知性、思考)になります。
シャネルの水星は8室(共感のハウス)にあります。
共感や親密感や信頼関係のある人と心を通わせるとき、シャネルは未知の世界を探求している気分になったことでしょう。
実際にシャネルは、多くの著名人やアーティストと恋をして、「未知との遭遇」をしていました。
それがとてもおとめ座的なのは、相手の持つ世界を理解したら、そこで見つけたものの良さに自分なりのアレンジを加えて、新しいものを生み出すところです。
おとめ座神話の主人公のペルセフォネは、大地の女神の母にも冥界の王のプルートにも愛されているので、地上の母の世界9ヶ月間と夫の地下の冥界3ヶ月間を行き来するのです。
ペルセフォネにとって1番心地良い配分で2つの世界を渡り歩くのですが、自分の世界をオリジナルで創るというシーンはありません。
おとめ座の知性は、すでにある法則性を自分に有益に利用することに優れているのです。
だからゼロからのオリジナルで創造するというのは、苦手なのです。
シャネルは恋人の世界を知ったついでに、その世界に自分らしい変化を施して自身のスタイルとしたのでしょう。
最初の愛人のバルザンのシャツやズボンから自分専用の乗馬服を創ったのが、シャネルのモードの始まりでした。
人間関係もビジネスもド素人のシャネルに、実業家としての成功哲学を教えたのはアーサー・カペルでした。
シャネルに香水業界進出のひらめきを与えたのは、ロシア王室の血族のディミトリー公で、ロシア王室の調香師だったエルネスト・ボーを紹介され、シャネルは望むの香りイメージを伝えて製作を依頼するだけでした。
ウエストミンスター公からは上流階級の人間関係、ダリやコクトーやストラビンスキーなどのアーティストからは、芸術的な美の世界に触れ、9室の探求を、8室の共感・親密感・信頼関係をルートにしていたような印象を受けます。
シャネルは親密な人間関係の刺激を受けて、その才能を引き出していったのでしょう。
「天分は、持って生まれるもの、才能は、引き出すもの」ココ・シャネル
次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説の続きを予定しています。その後、「ココ・シャネルのホロスコープリーディングの続き」を予定しています。
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