こんにちは、リブラです。今回は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」のお話です。

 

第9章「心の平安」は幸福と不幸を超えたところにある

第5節憐れみってなんだろう?

 

(エックハルト):思考から解放されている人は、深い湖に例えることができます。

外界の状況や出来事は、すべて湖の水面上のことなのです。湖の深部の平和は、水面の変化に影響されません。

湖の深部の永遠の存在である「大いなる存在」とつながって、そこに安住しているのです。

 

もう、絶え間なく変化する形の世界に、幸福を求めて寄りかかったりしません。

形あるものは好きなだけ楽しみ、遊んでいいのです。

新しいものを創造し、その美を堪能するのもいいのです。それにしがみつく必要はありません。

 

問い:そこまで、なにものにも執着しなくなったら、人間からも、遠ざかってしまうことになりませんか?

 

答え(エックハルト):それがまったく正反対なのです。

「大いなる存在」を基盤として、他者の身体や思考を、単なるカーテンとみなせるようになり(実際それが事実です)、ちょうど自分のカーテンの奥にある「ほんとうの自分」を感じるように、他者のカーテンの奥にある、その人の実体を感じることができるのです。

 

言い換えるなら、相手の輝ける純粋な「大いなる存在」を、自分自身の「大いなる存在」を通して見ているのです。

 

「大いなる存在」の次元では、すべての苦しみは幻想に過ぎません。

苦しみは、形でアイデンティティをつくる(物質界の存在する自分だけをほんとうの自分だとする)ことから生まれるのです。

 

すべての人の「大いなる存在」に気づくことで、奇跡的な癒しが起こることもありますとエックハルト・トール氏は言っています。

 

わたしたち人類は、望むと望まないに関わらず(魂レベルでは望んで生まれたのですけれども)、物質界の「人間ゲーム」を生まれた瞬間から死ぬまでやっています。

 

そのゲームは、見方・考え方により、この物質界で天国も地獄も体験できるシステムになっています。

 

なんでも悪い方に捉え、嫌なこと、怖いものと現実を結びつけて考えると、その考えに相当する神経伝達物質が分泌されて、ネガティブな感情が発生し、さらにネガテイブなイメージを増幅させて、イメージの現実化を自動設定で呼んでしまう優れた機能まで装備されています。

 

よく、ショッピングサイトで、興味のある商品を1度クリックしたなら、どの画面を開いてもその関連商品が自動的に視界に現れるしくみがありますが、あの便利な機能がわたしたちの脳内にも自動設定されているのです。

 

思考に登らせたテーマに対して次々と関連思考や関連イメージが、その人の意識状態に合わせて浮上してくる機能です。

 

このからくりは、平和な心持ちで自分を客観的に捉えると、すぐバレるようなシロモノなのですが、感情に翻弄されていたり、固定観念の虜になっていると、なかなか攻略が難しいのです。

 

この思考のワナにハマった感情の渦中の人々は、「苦しい」とか「つらい」とか嘆きますが、この「人間ゲーム」を設計した「大いなる存在」は、「お望みどおりの不幸を味わえているね。よかった!わたしが創ったこのゲーム、最高だろう!」と思って眺めているのです。

 

「大いなる存在」は、無条件の愛(=自由選択)の存在なので、けして意地悪をしたくてこんなゲーム設定にしたわけではありません。

 

わたしたち人類は、思考も感情も自由に切替えることができるのです。

 

1度クリックした商品の関連広告が視界にチラついても、買うか買わないかは、自分の判断ですよね?いちいちそれに翻弄されず、スルーしてしまいますよね?

 

頭の中に浮上する嫌な考えやネガテイブな感情を増幅するイメージも、自分が自分の頭の主人である認識を持っていたら、余裕でスルーすることが可能だと思います。

 

物事の良い面美しい側面にフォーカスして楽しむも、悪い面暗い側面にフォーカスして嘆くのも、自由選択なのです。

その自由選択を使って、自身の望む現実を創れるように設定してあるのが、「大いなる存在」が創ったこの世界なのです。

 

「大いなる存在」に背を向け、見えない本質の「ほんとうの自分」もいないことにして、物質界に存在する自分だけで生きていこうという選択も、もちろん、それを望むのならやってみるのも自由だと思います。

 

でも、それで苦しい局面を迎えたら、いつでも、立ち止まって「いま、ここ、この瞬間」だけが存在し、そこにいる自分は、物質界も意識界も精神世界も「大いなる存在」も一体化した存在であるとイメージしてみてください。

その瞬間には深い安らかな平和を感じられるはずです。

 

その瞬間を増幅していけば、安らかな感情を取り戻せて、安らかな思考をする自分に切り替えられるのです。

 

自分の思考と感情に翻弄されなければ、わたしたちは創造主マインドでいられるのです。

 

創造主マインドでいれば、この世はそれが投影されますから、出したコマンドに森羅万象・万物も従ってくれます。

しかし、自分の思考や感情に翻弄させられている状態がこの世に投影されるとしたら、森羅万象・万物は従うことなく、出したコマンドは無視されます。

 

俯瞰視点でこの世を眺めると、結構、単純なシステムであることに気づくでしょう。

 

自分の思考・感情に振り回されたら、ままならない現実に振り回されて生きることになり、自分の思考・感情を上手に手なずけられれば、現れる現実を楽しんで生きることができるのです。

 

「思考・感情」をツールに使って思いどおりの人生を創る、魔法使いがわたしたち人類なのです。

 

次回は「閃く経絡」の解説の続きを、次々回は「ココ・シャネルのホロスコープリーディング」を、その後に「さとりをひらくと~」のお話しを続きを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。