こんにちは、リブラです。
今回は、ココ・シャネルの5室(至福と創造性のハウス)の解説です。
このサイトの「celebrty search」欄に「Coco・Chanel」で検索をすると、ココ・シャネルのホロスコープを見ることができます。
ココ・シャネルの5室(至福と創造性のハウス)は、おうし座22度で始まり、ふたご座11度で終わります。
このハウスにはふたご座1度の冥王星(潜在能力)と3度のキローン(苦手意識)と9度の土星(現実性、観念)があります。
ふたご座1度の冥王星と3度のキローンの合は、8室(共感のハウス)のしし座26度の太陽(本来の自己)と90度、
ふたご座3度のキローンと9度の土星の合は、2室(所有のハウス)のうお座11度の月(心のよりどころ)と90度、
このふたご座9度の土星とうお座11度の月は、8室のおとめ座14度の水星(思考)とT字スクエアで、葛藤するアスペクトを形成しています。
5室は「至福と創造性」を担当するハウスです。人により「喜び」を感じるものが違うため、安易にこのハウスを娯楽や恋愛に限定してしまうと、ミスリーディングをしてしまいます。
人は「至福」を追求するとき、最も進化・成長するものなのです。それは、世の経済の動きを見ても明白ですよね。
実用的なものばかりが人気を呼ぶのかと言えば、そうではなく、人に「喜び」をもたらすものの方が売れ筋になり、バリエーションも増えていきます。
いつも、「4」の安定を超越していくものは、「5」の「至福」の追求の先にある「創造性」による変化なのです。
数秘5が「変革による新たな可能性、新鮮な刺激」を表すように、5室も人生に新鮮な変化をもたらす「至福」として読むと、次の6室(貢献)で活躍する才能に発展していきます。
シャネルにとっても「5」という数字は、ラッキーNoでした。
現代でも有名な「シャネルNo5」は、シャネルを生涯を通して富豪にし、ブランド名を世界中に認知させることになりました。
シャネルの太陽と金星の星座のしし座は、筆頭星座のおひつじ座から数えて「5番目」の星座です。
そして5室には、冥王星(潜在能力)があり、キローン(苦手意識)があり、土星(現実性、観念)があり、しかもすべて葛藤するハードアスペクトを形成しているので、取り組みが難しい試練のハウスとなっています。
たいてい、土星やキローンが存在するハウスの分野は、密かに劣等感を持っていて、避けたいけれどたゆまぬ努力を注いでいるのです。
冥王星は、底力を押し出すように、無我夢中でそのハウスの分野を追求したとき、唯一無二の才能が目覚めるようになっています。
シャネルが生涯こよなく「至福」の追求にしてきたことは、自身が立ち上げた仕事と恋愛です。
87歳で亡くなる当日まで、現役で仕事をしてきたので、シャネルにとっては「しなければいけないもの」ではなく、「ずっとしていたい、至福」だったのです。
仕事の中で彼女の潜在能力は、お針子⇒ファッションデザイナー⇒ブランド企業の経営者として開花していきました。
そして、シャネルの仕事の成功の裏舞台には、彼女の才能を花開かせる支援者が、恋愛のパートナーとしていつも存在していました。
「唯一の運命の男性」と思っていたアーサー・カペルを交通事故で失った1919年12月、シャネルはどん底の気分だったのでしょう。
でも、シャネルのアセンダントはいて座ですから、前向きにならないと「幸せの的」に矢はけして当たらないのです。
彼女の基盤のハウスにはおうし座海王星(イマジネーション)がありますから、不幸せなイメージは優雅なおうし座の機嫌を損ね、基盤を危うくする引き金にもなりかねません。
だから、シャネルは新しい恋に希望を見出したのです。このときのお相手は、ロシア皇帝の血族のディミトリー大公で、パリで亡命中の身の上でした。
ディミトリーは、ジャスミンや白檀やバラなどの絶妙なバランスの香りをいつも身に纏い、シャネルは彼に抱きしめられる度に至福を感じたそうです。そして、ディミトリーにその香水を作った調香師を紹介してもらったのです。
それが「シャネルN05」を1921年に生み出すことになった調香師エルネスト・ボーでした。
ボーはロシア系フランス人だったので、ディミトリー公とつながりがあったのでした。
こうしてシャネルは、ロシア王室御用達だった香水の材料のルートまで手に入れることができたのです。
シャネルの新しい恋に結婚というゴールはなかったものの、「シャネルNo5」を生み出し、シャネルの会社を世界企業に押上げたのでした。シャネルの夢(海王星)は、4室にあっても家庭ではなく、恋愛でもなく、いつも彼女の至福の源の「仕事」に向けられていたのでしょう。
名実ともに才能溢れる有名人として認知されたシャネルは、この後、ウェストミンスター公、音楽家のストラビンスキーなど、著名人たちとの交友や恋愛を楽しんでいくことになります。
その度に、彼女は上流階級の生活で育つ上質のセンスやアーティストたちの才能などに眩しくて魅了され、自身と比べて密かに劣等感を覚えたかもしれません。
2室の月は自分の所有(才能やセンス)の欠乏感を訴え、5室の土星は相手と自身の現実のギャップを、キローンは恋愛が長く続けられない苦手意識を生み出し、8室の水星は相手の素晴らしいところを自分に取り込みひとつになろうと葛藤していたことでしょう。
でも、そのギャップにひるまず恋愛をして、相手の持つセンスや才能の素晴らしさを自分の内部に探しに行く動機にしていたのではないかと思います。
そして、冥王星も土星もキローンも5室にあるシャネルは、いつも自身の「至福」の追求を最優先にしていたので、恋は彼女に進化成長を与え、社会的成功や夢の具現化の引き金になったのでしょう。
結婚をゴールにしてしまったら、たぶん、「ココ・シャネル」は誕生しなかったでしょう。
「5」という変革のエネルギーで、シャネルの冥王星も土星もキローンも活気づくのですから。
ふたご座の移り気は、「好奇心」という才能から来ているので、興味が失せた古いものでは、冥王星は眠ったままになり、土星は具現化する気にならず、キローンは「移り気・飽きっぽさ・続けられない」と自己批判して嘆くばかりになってしまうのです。
「5室」にキローンがある人は、自身の新しい「至福」を見つける度に、それを認めて評価してあげてください。
認めて評価してあげることで、キローンは「苦手意識」から「癒し手」に転換するのです。
「人生は1度きり。だから思いっきり楽しむべきよ」ココ・シャネル
「5」をラッキーNoと意識し、冥王星や土星を5室に持つシャネルらしい言葉です。
次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説の続きを予定しています。その後、「ココ・シャネルのホロスコープリーディングの続き」を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。