こんにちは、リブラです。今回は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」のお話です。

 

第9章「心の平安」は幸福と不幸を超えたところにある

第3節人生は永遠に移り変わるもの

 

かつてわたしに、こう言った仏教僧がいました。

「わたしが僧侶をしてきた過去20年間の学びを、たった一文で言い表せます。

『生まれてくるものは、すべて過ぎ去る』―これだけは、はっきり断言できます」

 

彼の言葉の真意を、わたしはこう解釈しました。

「わたしは『すでにそうであるもの』に抵抗しないことを学んだ。

わたしは『いま、この瞬間』をあるがままに受け入れることを学んだ。

あらゆるものがうつり変わる性質であることを学んだ。

―こうしてわたしは心の平和を見出した」

 

人生に抵抗せずに生きると優美で朗らかで、平和な心境でいられます。この心境は状況の善し悪しに翻弄されません。

 

パラドックスのように思えるかもしれませんが、形あるものに執着しなくなったとたん、「形ある世界」の状況が、好転することが多々あります。

 

人、状況にしがみつかなくなったとたん、努力なしにそれはスムーズにやってくるのです。

それがやってくる分には、存分にそれを楽しみ、享受すればいいのです。

もちろん状況にはすべてサイクルがありますから、それも過ぎ去っていくでしょう。

しかし、執着のない境地にいる限り、失うことへの恐れもありませんから、人生は安らぎとともに、ゆるやかに流れていきます。とエックハルト・トール氏は言っています。

 

「よいもの、よい状況、よい環境、よい関係」などを1度手にすると、それを手放したくなくてしがみついてしまう失敗を、わたしたち人間はよくやってしまいます。

 

知能に優れ保存する力があるので、よい状態をある程度とって置けるのです。

 

例えば、自然界の動物が目の前に食べ物を見つけたら、即座に味わって食べてしまわないと、奪われたり、腐ったりして食べ損ねてしまいます。だから、鮮度のよいもの食べるチャンスが多いでしょう。

 

ところが、人間は保存技術があるため、冷蔵や冷凍やレトルト食品に加工したりして、便利なことができる反面、新鮮なものを食べるチャンスが減っていきます。

 

食べることぐらいならどうということはありませんが、わたしたちの社会のシステムが、時間や状態を保存することが前提で動いているのです。

 

休みたい、遊びたい、自由にしたい、という欲求は、休日の余暇という貯めた時間にすることになっています。

 

夏の暑さも冬の寒さも冷房や暖房の設備で、季節を問わず、一定に保つことができます。

 

ある程度自然界のサイクルに抗うことができるので、人生のサイクルにも抵抗できるような錯覚を、エゴは持ってしまうのです。

 

わたしたちは空調の温度設定を変えることはできますが、季節のサイクルを変えることはできません。

干ばつのとき雨がほしくても、晴天になってほしくても、地震や噴火や洪水を避けたくても、それを阻止することはできません。

 

地球上に住んでいる以上、地球のサイクルに従うしかないのです。これに抵抗したり、不安を覚えると、死ぬ瞬間まで悩みの種が付きまとうことになります。

 

わたしたち人間は、高い知能を強みにこの地球上最強の生物として君臨していますから、天敵に怯える心配がありません。

 

その代わり、その優れた知性がアダとなり、不幸の種(流れゆく時や状況に抗い、よいものにしがみついて苦しむこと)を播いてしまうのです。

 

わたしたちの優秀な大脳ですらも、新しい刺激によって1番活性化します。

どんなよいもの、よい状況でも「変わらない」と飽きてきます。

大脳にとっても、「変化がない」状況というのは一種のダメージです。

決まりきったことしかできなくなってしまいます。

 

そして、わたしたちの本質への目覚めも遠のきます。

 

わたしたちの本質(魂意識)は、「大いなる存在」の分霊です。

この物質界の身体には、一生の間だけ宿っているに過ぎません。

 

物質界のサイクルにしがみつくつことは、物質界のもので、物質界のルールに従った幸せの獲得に終始してしまい、エゴ主導の人生になってしまうのです。

物質界のサイクルの中で、形あるものから形あるものを創り出すことで終わってしまい、神の分霊の魂意識の出る幕はありません。

 

しかし、この人生の主人は、わたしたち(魂意識)の方で、エゴ(生存本能)はしもべです。

ほんとうは、「無から有」を創り出す技が、わたしたちにはあるのです。ほんとうの創造は、「見えない次元」から「形あるもの」を創り出すことです。

 

人生のサイクルに抗って「形あるもの」にしがみつくと、見えないわたしたちの魂意識が、この物質界で自己実現するチャンスを奪ってしまうのです。それがしたくてわたしたちは、この物質界に転生してきているのに、本末転倒ですよね。

 

「形あるもの」にしがみつき、人生のサイクルに抗い、自己実現に背を向けたくなったら、「エゴが人生の乗っ取りを目論んでいる」と気づきましょう。

 

その気づき無視すると、「大いなる存在」の用意した安らぎの道が見えなくなって、苦しい道を選んでしまうことになります。

 

次回は「閃く経絡」の解説の続きを、次々回は「ココ・シャネルのホロスコープリーディング」を、その後に「さとりをひらくと~」のお話しを続きを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。