こんにちは、リブラです。今回は、閃めく経絡の解説です。

 

25.少陰経―腎―ネフロン

「腎は、水液を生じるなり」

 

腎臓は、血液の水分を絞り、水といくつかのイオンしか含んでいない薄い尿(原尿)を抽出する。

腎臓が素晴らしいのは、この尿のつくり方である。

 

すべてのよい部分(栄養分やミネラルなど)を抽出して、イオンと酸の濃度を調節して、それから老廃物を除去する。

PHは7.40に保たれ、ナトリウムは140mmol/Lに保たれ、カリウムは4.0mmol/Lに保たれる。

 

このために腎臓には100万(左右合わせると200万)のネフロン(腎糸球体+尿細管の機能単位)が存在する。

 

身体の水は細かく調整された細胞の浴槽とみなすことができる。

身体がより水を必要とする場合、ナトリウムを保持し、これにより、浸透で水分を逆流させる(水は濃度を均等しようと、ナトリウムのある方に流れ込む)。

 

骨にカルシウムが足りなければ、腎臓はより多くのビタミンDを代謝し、ネフロンはカルシウムを再吸収する。

 

水は身体の65%を占めるだけでなく、本質的に陰の物質である。

腎のこのネフロン機能は、陰エネルギーの基礎となる。

 

ネフロンが機能しないと、水に溶解した物質を制御することができない。

そして、浸透圧は腎から水を「溢れさせる」。その結果、浮腫(水分の貯留)を発症する。

とキーオン医師は言っています。

 

腎臓は身体の中の「水」を調整させる役目を担います。

 

わたしたちの身体の大部分は水分を含んでいますから、酸素を供給する心臓と水を調整する腎臓の異常は、生命の危機に直接結びつきます。

 

電気的刺激で拍動している心臓の働きは、カリウムなどの電解質のイオンの流入と関係しているので、決まった量が保たれていることが必要ですが、その管理をたった150gの腎臓2個で請け負っているのです。

 

健康診断の尿検査では、尿に多くのタンパクが出てきたときや血液検査では尿素窒素やクレアチニンが高値になったとき、腎機能の異常を考えます。

 

ネフロン(腎糸球体+尿細管)の濾過機能と再吸収のシステムが正常に働いているならば、タンパク質のように分子量が大きいものがそのまま排泄されることはなく、身体にとって有害な非タンパク性窒素を含む尿素窒素やクレアチニンが血液中に多く残存したりはしないのです。

 

よく、「デトックス」という言葉が流行り、断食したり、下剤や腸洗浄したりすることが「毒抜き」と言われていますが、身体のしくみを知る人間から見ると、命に関わるような毒素は、アミノ酸の最終代謝産物の非タンパク性窒素なんだけどなあと思います。

 

わたしたちの身体はタンパク質でできていますが、そのタンパク質はアミノ酸で構成されています。

 

そのアミノ酸のどの種類もアミノ基「-NH2」を持っています。

 

わたしたちが生きていくためには、必ずアミノ酸を摂取することが必要で、そのアミノ酸を代謝させると必ず「N=窒素」を含んでいるので、老廃物として非タンパク性窒素(もう、アミノ酸ではなくなった窒素)がたくさん血液の中に入り込むのです。

 

尿酸やアンモニアも非タンパク性窒素の部類です。

尿酸は関節に貯まると痛風を招きます。

アンモニアは毒性が強いので肝臓で解毒されることになっていますが、肝臓の解毒機能が低下する肝硬変などでは、昏睡を起こすほど危険な状態になります。

 

安全な食べ物として摂取したアミノ酸も、老廃物となると危険な毒素に変わってしまうのです。

腎臓のネフロンは、これらの非タンパク窒素を血液から取り除き、電解質を一定に保ち、水分量を調節し、カルシウムの排泄や再吸収もしています。

 

腎臓の上に乗って一体化している副腎は、怒りややる気を駆り立てるアドレナリンや抗ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールを産生させます。ゆえに、感情を不安定にさせると、著しく腎臓に負担をかけていることになります

 

実際、怒りや不安やストレスに曝されると、わたしたちの心臓は拍動を速めて血圧を上昇させ、ネフロンに流入させる血液を増やして腎臓の仕事を急かすような要らない負荷をかけてしまっているのです。

心を穏やかにさせて十分な睡眠で身体に休息を与えることが、身体にとっては1番のデトックスになるのではないかと思います。

 

すごく大事な臓器なのですが、ミステリアスなこともまだたくさん残されているようです。

 

尿管結石や膀胱結石ができるメカニズムというより、結石ができないメカニズムは、謎のようです。

正常な状態では結石はできませんが、結石ができない方が不思議なんだそうです。

身体の外で、同じ条件で尿の成分を濾過したり貯めたりすると、必ず、結石が発生するそうです。

カルシウムを含んでいるから、当然ですよね。

 

わたしも検査技師をしていたときは、尿の沈渣物を顕微鏡で見ることがあるのですが、採尿したての新鮮尿をすぐ遠心機にかけて検査に入るときでさえ、尿酸結晶や蓚酸カルシウム結晶やリン酸結晶がじゃりじゃりするほど析出してくることがあります。

でも、それ採尿した患者さんが結石持ちかというと、全くそんなことはないのです。

 

わたしたちの身体は、何か結石が発生しないようなメカニズムを備えているみたいですが、未だ解明されていないのです。

 

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