こんにちは、リブラです。
おうし座キローンのヘレン・ケラーのホロスコープリーディングが終わりましたので、キローンさんを再びお招きして「ふたご座キローン」の傾向と対策について語ってもらおうと思います。
リブラ「五感に優れ本質を見抜くおうし座の性質が、キローンの負荷によって磨かれるとどんな能力に開花するのかが、見て取れるようなケースでしたね。キローンさん!」
キローン「6室(貢献のハウス)のおうし座キローンですから、ヘレン自身の五感の開発、取り組みと彼女の存在そのものが、障害を持つ人々に希望や勇気を与えるヒーラーになっていましたね。
わたしがかけた負荷に、あんなすばらしい形で応えて開花し、人類に貢献してくれたヘレンに感謝です。キローン冥利につきます。
わたしは、土星のサターン先生と同じくらい嫌われ、誤解されていますからね。
ヘレンのようにわたしの負荷を乗り越えてその先で活躍してくれる人は、ありがたいですよ。
まあ、だれもキローン効果だなんて言ってはくれませんけどね」
リブラ「わたしは、理解していますよ、キローンさんの働きを。
ヘレンの6室のキローンの場合は、サイキックな直感アンテナの海王星おうし座で、ヘレンのキローンと重なる位置にありましたから、彼女の身体は五感のみならず、六感の受信機みたいになっていたと思います。
ヘレンは聴覚の機能がないのに訓練で言葉を話せるようになったり、身体に感じる振動で音楽の演奏を楽しんだりしていたそうです。さすがおうし座キローンと海王星のコンビ、いい仕事していると思いましたよ。
けしてヘレンから豊かな世界を取り上げたりせず、身体に感じる微かな振動とイマジネーションの力で、健常人以上の豊かな世界を体感していたのだと思います。
つぎのふたご座キローンは、知性に優れるふたご座だからこそ、自身の考えをわかってもらえないことで苦悩するのです。
キローンさんの働きは誤解されることが多いので、ふたご座キローンの活躍を占星術ファンにわかってもらえると、キローンさんのイメチェンにつながるかもしれませんね」
キローン「それではリブラさん、今回のテーマのふたご座の神話の方からご説明願います」
リブラ「スパルタ王の妻レダは、ワシに追いかけられて逃げ惑う白鳥を哀れに思い、部屋の中に保護しました。
ところが、この白鳥は大神ゼウスの化身で、追いかけていたワシもヴィーナスの化身でした。
この2神の計略により、レダはゼウスの子どもを宿すことになったのです。
そんなこととも知らず、スパルタ王も同じに日にレダと夫婦の営みをして、レダは懐妊しました。
やがてレダは、4つの卵を産みました。
そのうち2人は男の子で、もう2人は女の子の双子でした。
男の子の双子の兄はカストール、弟はポルックスと名付けられました。
この双子の兄弟は、とても仲良しで、どこに行くにも一緒でした。
そんなある日、この兄弟は、従兄弟と連れ立って牛狩りに出かけました。
捕まえた牛は1頭だけだったので、分配をめぐって争いが起き、従兄弟が放った矢が双子の身体を貫きました。
カストールは死に、ポルックスは目覚めました。
そして、ゼウス(神)がポルックスのほんとうの父だと名乗り、カストールはスパルタ王(人間)の子どもだから絶命したと告げました。
兄が冥界に行き、自分は不死なら2人は永遠に離れたままになるということを、ポルックスは受け入れられず、自分の命を半分兄に分けてやってほしい、とゼウスに懇願します。そこでゼウスはその兄弟を揃って天に上げ、星座として永遠に存在できるようにしました」
キローン「これはきわどい話ですね。ゼウスとヴィーナスが結託してレダに罠をかけて、人間に子どもを産ませ、実験動物みたいに上から観察しているみたいな話じゃないですか。
ポルックスも自分の出生の秘密を聞かされても、驚きもせず、『それなら、兄と命を半分こにして!』とさらっと頼んでしまったり。
人間が深刻になりそうなことがたくさん起きているのに、ゲームの世界の出来事のように淡々とした展開です。
この星座の性質にわたしの力が加わると、さらに誤解がパワーアップしそうですが、大丈夫ですか?」
リブラ「大丈夫ですよ。ふたご座キローンの生まれの人々は、人生を俯瞰的に捉えて、ゲームを楽しむがごとく人生を楽しもうと思って生まれてきているはずですから。
そのためのツールとして優れた幅広い分野に渡る知性を備えているのです。
迷うために情報収集するのではなく、悩むために思考を使うのではなく、人生ゲームの攻略のために楽しんで使う姿勢が取れれば、キローンは、強力な味方となって働いてくれるでしょう。
そんな人生を送ったココ・シャネルのホロスコープリーディングをこれからしていく予定です」
キローン「思考を人生ゲーム攻略に使い、人生を楽しんだココ・シャネルのキローンパワーの活用例を、わたしも知りたいです。
楽しみにしています」
次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説を、その後「ココ・シャネルの1室」の解説を予定しています。
わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。
詳しくはこちら をご覧ください。
新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、
キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。