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閃めく経絡(ひらめくけいらく)―現代医学のミステリーに鍼灸の“サイエンス”が挑む!
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こんにちは、リブラです。今回は、閃めく経絡の解説です。
24.発生学のサーファー
神経堤細胞は、胚期に神経管を形成する細胞で生じる波の堤防を形作るので、この名前がつけられた。
神経堤細胞は最高のサーファー(遊走可能)で、身体の各部に楽々と入り、奇妙で多様だが不可欠な機能を持っている。
・神経堤細胞は、歯の象牙質を形成するが、歯の他の部分は形成しない。
・神経堤細胞は、顔の軟骨は形成するが、軟骨のみしか形成しない。
・神経堤細胞は、副腎においてアドレナリン産生細胞をつくる。心臓の伝達路と中枢をつくる。副甲状腺をつくる。
・神経堤細胞は、脳全体と神経系の支持細胞(グリア細胞;神経細胞のメンテナンス係)をつくる。
これらの細胞は、我々が複雑になっていった進化の時点で出現している。
神経堤細胞は、複雑になるために必要な知性の現れと言える。
この細胞がなければ、我々はまだクラゲか三葉虫のままであったろう。
神経堤細胞は、細胞分裂してから、どこに行く必要があるだろうか?と探すようだ。
神経堤細胞が示すのは、組織化の究極の知性である。
その組織化のエネルギーが「氣」であり、それが強い氣となるとき「精」が発生し、作用や形として現れる。
発生学者は神経堤細胞を「第4番目の胚葉」に例える。
神経堤細胞は、組織化と複雑性のピークで生じる。
神経堤細胞の力はいわゆる「精」である。とキーオン医師は言っています。
神経堤細胞は、胚期に神経管がつくられるときだけ登場して活躍する細胞なので、胎児の身体をつくるときだけ形成中心から分泌されていたモルフォゲン(成長因子)と似ている働きだな、と思いました。
ただし、キーオン医師も「神経堤細胞はの力は、精である」と言ったように、「精」という「陽(男性性)」の氣を思わせるような働きと、顔や頭や心臓や副腎などの極めて重要なポイントだけ選んで、形成に参加してしているところも、とても「陽」的です。
遊走して自分の活躍の場に入り込む動きは、まるで意思があるかのようです。
そんなきめ細かな働きを神経堤細胞がしてくれるから、わたしたちは、こんなにも複雑で神秘的な進化を遂げてきたのでしょう。
自分から身体の形成の重要ポイントにサーフィンしならがら滑り込み、組織化に指示を与えているとしたら、顔や脳に神経堤細胞が多く関わっている気持ちを、ちょっと想像するとおもしろいです。
もしかしたら、優秀な頭脳も、美形な顔の造形も、その人の神経堤細胞のこだわりの賜物かもしれないのです。
どうしてもっと頭がよく生まれてこなかったのだろう?どうしてもっと鼻が高く生まれてこなかったのだろう?という嘆きは、未来の世では「この頭脳も顔の造形も、わたしの神経堤細胞のこだわりの賜物なのね。どんな計画や意図があって、この頭脳とこの顔を形成するように注文つけたのかしら?」という謎解きの手がかりになるかもしれません。
創造主が自分に似せてつくったといわれるわたしたちの身体は、とびきり贅沢なオーダーメイドの注文住宅のようですね。
こだわって、唯一無二の自分の人生の乗り物を創ったのだとしたら、その身体に住みながらその思いを発見していく楽しみがあります。
わたしは、わたしの神経堤細胞がこだわってこの身体を創ってくれたのだと思うだけで、全細胞に愛おしさと感謝を感じます。
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