こんにちは、リブラです。今回は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」のお話です。

 

第8章さとりに目覚めた人間関係を築こう

第6節女性のほうがさとりをひらきやすい

 

問い;さとりをひらくことの障害は、男女間で違いはありますか?

 

答え(エックハルト・トール);いいえ、違いはありません。ただし、それぞれ特徴は異なります。

一般的に、女性の方が自分の身体を感じ、その中に住まうことを得意としています。女性の方が生まれつき「大いなる存在」に近く、男性よりもさとりをひらく可能性は高いのです。

 

老師の「道徳経」では「タオ(道=大いなる存在)」を、「無限で、永久に存在する、宇宙の母」と表現しています。また、「万物はタオの中に消えてゆく。タオのみが永遠に生きる」としています。

この表現は、「生命を与え、生命を奪い去る」、神話の中の、典型的な女性の二面性を象徴しています。

 

人間が思考に支配され、神の本質から遠ざかるにつれて、神を「男性神」と考えるようになりました。社会は男性優位となり、女性は男性に従属する立場を強いられるようになったのです。

 

思考から解放され、その奥にある実体、「大いなる存在」と再びつながるためには、思考とは反対の、「手放すこと」「決めつけをしないこと」「人生に抵抗しないこと」「すべてをあるがままに受け入れること」「万物を愛で包み込む包容力」―これらの性質は、女性の性質に関連しています。

 

思考が現代文明をつくり出しています。「大いなる存在」はあらゆる生命を司る「インテリジェンス(知性)」そのものであり、それが目に見える形で現れたものが、この物質界なのです。

 

概して、男性のさとりの障害は、思考にこり固まってしまう傾向にあること。女性の場合は、ペインボディ(感情の痛み)ですとエックハルト・トール氏は言っています。

 

大昔から現代に至るまで残る神話や童話によく出てくるお話は、「英雄の旅(ヒーローズジャーニー)」として知られています。

大昔から現代に至るまで、少年が大人になるまでの通過儀礼としての試練は、物質界の恐怖と戦い、見える敵を倒して生還するストーリーです。

 

これに対し、少女が大人になるまで通過儀礼の試練は、愛する少年が英雄になって帰還するのを「信じて待つ」ことでした。

少年は恐怖に勝たないと、大人になれず、少女は目に見えない未来を「信じて待つ」ことができないと大人になれないのです。

 

こんなストーリーの元型にたくさん触れて、わたしたちは成熟していくので、男性たちは現実の試練と戦う性質が、女性たちは見えない感情の試練の嵐をやり過ごす性質を、知らず知らず、身につけていくのだと思います。

 

その結果、見える現実問題を解決することが何よりも価値ありと男性たちは思い、女性たちは目に見えない心の問題の解決の方が価値ありと思うようになります。

 

価値がある方にエネルギーを注ぐことになりますから、男性たちは思考を使って物質界で幸せになることを優先し、女性たちは感情で幸せを感じることを優先するようになります。

 

「大いなる存在」は見えず・触れられず・聞こえずの存在ですから、何でつながるかと言えば「喜び」の感情の波動です。つまり、女性たちが知らずに鍛えてきた「感情」が神との接点なのです。

 

エックハルト氏が「さとりをひらくのに男女差はない」と言いながらも、女性たちの方がさとりに至る可能性が高いと言っているのは、女性たちが「思考」よりも「感情」を優先する性質があるからなのです。

 

でも、「感情」は「思考」以上に制御が難しい領域です。思考は意思で制御できる顕在意識(約10%)で、感情は潜在意識(約80%)で、残りは身体の領域の原始の本能的マインド(10%)と言われています。

 

つまり、思考でなんとかできる領域は意外にわずかしかないのです。別の言い方をすれば、思考を制御する方が感情を制御するのより、難易度が低いことになります。

 

その代わり、見事、思考を制御できたとしても、獲得できるのは物質界限定の「幸せ」だけです。

だからかもしれませんが、男性たちが感情の「幸せ」を手に入れたいと思うときは、自らの感情の試練を乗り越えて感情のパワーの使い手になろうとせず、それが得意な女性と恋愛をして、感情のレッスンを受けようと無意識に望んでいるようです。

 

以前、チャック・スペザーノ博士のヴィジョン心理学のセミナーに参加したとき、男女関係の心理学のプロフェッショナルなチャックは「感情のレッスンにおいて男性たちは、子犬だと思いなさい。子犬を育てるときは、その都度、何度も教えてあげないと覚えないでしょう?女性たちがこのくらいのこと察しがつくでしょう?と思うようなことも、男性は教えてもらわないとわからないのだよ」と言っていました。

 

思考をしっかり使うために、邪魔な感情はいつでもフタをするということを繰り返してきた男性たちは、自分の感情ですらよく把握できていないことが多いのです。

 

感情の大切さに目覚めた男性は、思考に凝り固まる窮屈さを手放し、どんどん自らの女性性を統合し、ペインボディに向き合い、さとりへの道を進んでいくのだと思います。

 

女性も自らの感情の理解のために思考を使う(男性性を統合する)と、広大な潜在意識のしくみがわかり、感情の囚われから解放される糸口を見つけられるでしょう。

 

わたしは、この方法で自分のペインボディ=インナーチャイルドの痛みがよくわかり、ペインボディの発生させる感情はインナーチャイルドとのコミュニケーションの1つとして捉えられるようになり、感情に振り回わされることはなくなりました。

むしろ、喜びの感情は増幅して感じられるようになったので、「大いなる存在」との共鳴の至福も毎日の瞑想の中で体験できます。

女性性の統合は、感情の幸せを感じるための近道です。
 

次回は「閃く経絡」の解説の続きを、次々回は「ヘレン・ケラーのホロスコープ解説」を、その後に「さとりをひらくと~」のお話しを続きを予定しています。

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。