こんにちは、リブラです。

今回は、ヘレン・ケラーの3室(表現のハウス)の解説です。

 

https://www.astrotheme.com/

このサイトの「celebrty search」欄に「Helen・keller」で検索をすると、ヘレン・ケラーのホロスコープを見ることができます。

 

ヘレン・ケラーの3室(表現のハウス)は、やぎ座29度で始まり、うお座5度で終わり、みずがめ座がサンドイッチの具のように挟まれたインターセプトハウスになっています。ここには天体はありません

 

3室は言葉を話したり、発信したり、絵や映像や音楽などで自己表現する、アウトプットするハウスです。3室に土星やキローンがある人々は、しばしば、伝える技術や力量不足を嘆くのですが、ほんとうに必要なのは「自己開示する勇気」や「自己表現への熱意」なのです。

 

<生存欲求→安全安心欲求→所属欲求→承認欲求→自己実現欲求>というのがマズローの5段階欲求で、わたしたちの欲求は最終欲求の「自己実現欲求」を目指して、日々進化・成長しています。

 

生存欲求~承認欲求までは、努力でなんとかたどり着けるでしょう。でも、承認欲求は、他者承認→自己承認に成長させないと克服できず、自己実現欲求に進化できないのです。

 

なぜなら、「自己を実現したい」という欲求を起こすためには、「実現したい自己」を見つけることが必要だからです。

「実現したい自己」を見つけることは、自分自身にしかできません。そこで、「自分で自分の素晴らしさを認める」という「自己承認」が不可欠になります。

 

「自分で自分の素晴らしさを認める」ために、「自己表現」をするのです。

たくさん「自己表現」してアウトプットしているうちに、だんだん、どんな自分を表現したいか、どうしてその自分を表現したいのか、気づきます。

「自己表現」が自在にできるようになると、「表現したいわたし」が「実現したい自己」だとわかってきます。

3室をじっくり読むと「自己実現」の方向性まで、うっすらと見えてくるのです。

 

3室星座別「自己表現」しやすくする方法

3室おひつじ座なら、衝動や直感を素直に受け取り、本音を伝えることが大切です。

3室おうし座なら、自身の五感で感じたことを楽しんでシェアする気持ちが大切です。

3室ふたご座なら、自身がどんなに興味があり、それを話しているのかを伝えることが大切です。

3室かに座なら、自身がどんな感情を感じているのかを伝えることが大切です。

3室しし座なら、自身の個性が輝くクライマックスシーンを考えて、表現することが大切です。

3室おとめ座なら、伝えたいことの要点を押さえ、シンプルに洗練された言葉で表現することが大切です。

3室てんびん座なら、自身の美意識をコアにして、全体のバランスの取れた表現をすることが大切です。

3室さそり座なら、隠された真実や本質への思いを込めて、その謎を解き明かす表現をすること大切です。

3室いて座なら、未来に対する希望や夢を、情熱込めて伝えることが大切です。

3室やぎ座なら、自身のピンチをチャンスに変えた経験談から、自身の能力を表現することが大切です。

3室みずがめ座なら、新しい情報を使い実験して楽しむ気持ちをシェアすることが大切です。

3室うお座なら、空想で遊ぶアナザーワールドの話しを、リアルワールドに例えて表現することが大切です。


ヘレン・ケラーの3室はやぎ座で始まるので、彼女は自分のピンチをチャンスに変えた経験を語るとき、「自己表現」がしやすかったのだろうと思います。ヘレンの本も講演も、彼女が視覚と聴覚の障害を越えて人生の可能性に広げてきた経験が元になっています。

 

ヘレンは7歳のときサリバン先生に出会い、手に指文字を書くやり方で言葉を習いました。耳が聞こえなくても声で言葉を伝える試みが始まり、1890年3月(9歳)、ヘレンはろうあ学校長のサラ・フラーから発声法を学ぶようになりました。

自身の口を使って、自己表現するにはまだ程遠い状態ではありましたが、文字を書く以外に自己表現する方法が拡がったのです。

 

1890年3月はトランシットの木星がみずがめ座1度に滞在中で、ヘレンの3室のインターセプトされた(やぎ座とうお座に挟まれた)みずがめ座に木星が入ってすぐの出来事だったのです。

3室の自己表現のレパートリーが増えるチャンスを、トランシットの木星が連れてきたように見えますね。

 

このようにたとえ星が存在しないハウスでも、滞在期間が長い(1年以上)の天体が入るときは、けっこう影響力があるのです。

ヘレンはみずがめ座の天体を出生のホロスコープに持っていない上に、インターセプトで抑えられてその働きがわかりにくい配置になっていますが、長期滞在する星に刺激されると、現実の出来事として現れてくるのです。

 

ヘレンは長い期間発声法に励み、結果として日常会話や大学の受講が可能になるほど話せるようになりました。

ヘレンの3室の支配星座のやぎ座は、逆境を克服して望む現実を具現化するパワーを持つ星座です。

ヘレンが3室の自己表現を手に入れるためには、逆境を克服する努力が必要だったのでしょう。

 

その暁に得られたものは、やぎ座の守護星の土星があるヘレンの5室(至福と創造性のハウス)の分野なので、きっと、ふつうの人々以上に自己表現に至福を感じ、それが彼女の生きる自信につながったことでしょう。

 

次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「のめく経絡」の解説の続きを予定しています。その後、「ヘレン・ケラーの3室」を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。