こんにちは、リブラです。

今回は、ヘレン・ケラーの1室(本人のハウス)の解説です。

 

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このサイトの「celebrty search」欄に「Helen・keller」で検索をすると、ヘレン・ケラーのホロスコープを見ることができます。

 

ヘレン・ケラーの1室(本のハウス)は、さそり座25度で始まり、いて座25度で終わります。このハウスには天体の存在はありません。

 

ヘレン・ケラーは1880年6月27日にアメリカ合衆国アラバマ州で生まれました。父親のアーサー・ケラーは、裕福な地主であり、新聞社のオーナーであり編集長でした。

恵まれた家庭で順調に発育していた1歳半のヘレンに高熱(猩紅熱と考えられている)に襲われたのが、1882年2月のことでした。ヘレンは一命はとりとめたものの、この高熱の後遺症により、視力と聴力を失いました。

 

家族とのコミュニケーションは、ヘレンが身振り手振りで要求を表現する一方通行なスタイルになり、要求が思ったように通らないと激しく泣き叫んだり、暴れたりで、かなりのわがままぶりだったようです(後にヘレンの家庭教師を勤めることになるサリバン先生も、野獣のように手掴みで食事するヘレンに、初対面の頃は唖然としたようです)。

 

ヘレンは荒ぶる野生児のような一面がある一方で(土星おひつじ座だから、野生児の金毛羊ルールです!)、非常に賢い一面もありました。5歳のとき、鍵の開閉を覚えると母親を食料置き場に3時間も閉じ込めてしまったのです。ヘレンには母の声は聴こえませんが、ドアの内側から母が叩いている衝撃音は振動で体感できるので、それをおもしろがっていたようです。

 

ヘレンのアセンダントはさそり座。さそり座は水星座なので、「水」エレメントの性質上、境界線のないつながるものすべてを波動のようなもので把握します。だから洞察力に優れ、真実を見抜き、弱点も見抜きます。不動星座の頑固で個性的で自分の意志を押し通すところもあります。

 

生まれた瞬間の時刻でアセンダントが決まるくらいですから、アセンダントキャラクターは、元からもって生まれたエゴマインド(自我、生存本能)で、一生涯お付き合いする性質です。

 

こうしたさそり座のエゴマインドの性質をフル稼働していると、たとえ、視力・聴力がない5歳児のヘレンでも、鍵が重要なもので、大人の自由さえも奪えるものだと、探り出すことができたのだろうと思います。

 

アセンダント星座の性質は、あまりに自然にそれが出てくるので、本人に自覚がないことがほとんどです。

でも、なんの努力もなく、アセンダント星座のパワーが活かせるのですから、知って認めていた方が、生きやすいです。

 

アセンダント(1室始点)が不動星座(おうし座、しし座、さそり座、みずがめ座)なら・・・頑固でこだわりの強い個性的な性質は、一生ものの宝石の原石だと思って、密かに磨いて輝きが増していくのを楽しみましょう。この個性磨きのプロセスは、秘密裏に行いましょう。そうでないと、ドリームキラーに「そんなの磨いても、ただの石ころだから」と邪魔されます。その個性が本質の輝きを放つまでに磨きをかけると、「ほんとうの自分」の唯一無二の存在意義を知り、大好きになるでしょう。

 

アセンダント(1室始点)が活動星座(おひつじ座、かに座、てんびん座、やぎ座)なら・・・ひらめきや直感の流れに乗って、行動や反応を起こす性質があることを認めましょう。感情や行動を抑えつけずに、暴走させずに、上手に操る主人になれば、どんなチャンスもタイミングも最適なものが掴めます。活動星座アセンダントは、運命が招待するイベントに、タイミングよく参加することでエゴマインドを進化・成長させるのです。

 

アセンダント(1室始点)が柔軟星座(ふたご座、おとめ座、いて座、うお座)なら・・・人間関係の影響力で、変化・変容を遂げられるチャンスをものにしていきましょう。理想の環境・関係に染まって一足飛びに変容できたら、さらにもっと最適な環境・関係にも飛び込んでみましょう。そうして、様々な影響を受け変容を繰り返すうち、唯一無二の「ほんとうの自分」が蝶のように羽化します。その最終段階になってしまえば、人間関係は俯瞰視点で眺められ、花と戯れる蝶のように自由な環境・関係を手に入れるでしょう。

 

このようにわがままではあるけれど、知性の片鱗が見え隠れしているヘレンなので、両親もなんとか娘に相応しい教育を受けさせたいと教師を探していたのでした。そこで出会うことになるのが盲学校の教師アニー・サリバンで、ヘレンが7歳のときでした。

 

アセンダントさそり座の支配星は冥王星。ヘレンの冥王星(潜在能力)はおうし座27度で7室(対人関係のハウス)にあります。ヘレンのアセンダントは不動星座ですが、その支配星が7室にある以上、自分の曲げない強靭な意志を持ちながらも、他者からの刺激(7室冥王星)によって潜在能力(眠った才能)が引き出されることになるのです。サリバン先生がその役回りだったわけです(ホロスコープって、わかりやすいですね!)

 

ヘレン・ケラーのホロスコープリーディングは、「おうし座キローンが実際の人生でどんな影響を及ぼすのか?」というわたしの個人的興味で書き始めた記事ですが、トランシットの天体と同時に読むとほんとうに、鳥肌モノです。

 

ヘレンが高熱になった1882年の2月は、トランシット(運行中の)おうし座海王星と木星が17~18度で、ヘレンの出生のおうし座キローンが16度。そのキローンは6室貢献のハウスにあるのです。

 

夢でもあり混沌も与える海王星と拡大やチャンスを与える木星がヘレンの人生に病気のトラウマ(キローン)による変革を起こすために、1歳半のヘレンに襲いかかり、以降、サリバン先生と二人三脚でその病気の後遺症と闘いながら、人生の可能性を拡げ、その生き方そのものが人類に対する希望となり、貢献になったというのが、見事に読み取れるのです。

 

こんな星読みをしていると、ひとりで感動しっ放しになるので、これから12ハウスまで読者のみなさんにもシェアしておつきあい願いたいと思います。


次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説の続きを予定しています。その後、「ヘレン・ケラーの2室」を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

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新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。