こんにちは、リブラです。

おひつじ座キローンのアレイスター・クロウリーのホロスコープリーディングが終わりましたので、キローンさんを再びお招きして「おうし座キローン」の傾向と対策について語ってもらおうと思います。

 

リブラ「キローンの苦手意識を吹っ飛ばすような魔術師クロウリーを登場させた後だから、もう、怖いものなしでしょう。キローンさん!」

 

キローン「10室の、MCから8度以内におひつじ座キローンがあると、世の既成概念を粉砕するような生き方そのものが、癒しになるんですね。確かに、もう、なんでもあり、という感じになり、わたしもここに出てくるのが楽になりました!」

 

リブラ「キローンは本人にとっては苦手意識やコンプレックスですが、他者にはその痛みがわかるヒーラーとして働きます。

でも、向こう見ずの冒険家なおひつじ座ヒーラーって、どんな感じ?となかなか読むのが難しい星座と天体の組み合わせだったのですよ、占星術師的にはね。

誰も進まない領域まで切り込んで、自分の信じたものを打ち立てる、登山家のような(ほんとうにクロウリーは登山家でしたが)魔術師の人生でした。

その常識破りの生き方と、だからこそ創り出せた『トートの書』やトートタロット。これが、おひつじ座キローンの成せる技なんだな、とわたしの頭にインプットできました」

 

キローン「それではリブラさん、今回のテーマのおうし座の神話の方から軽くご説明願います」

 

リブラ「フェニキア王の娘エウロパは、たいへん美しい王女でした。ある日、侍女たちと花摘みをして遊んでいると、純白の大きな牡牛が1頭、近づいてきました。侍女たちは恐れ、王女を連れて逃げようとしますが、エウロパは牡牛に魅せられ、微動だにしませんでした。そればかりか、近寄って撫でたり、花の冠や首飾りを牡牛に飾って、戯れだしたのです。すると牡牛は身をかがめて背に乗るようにエウロパを誘いました。

エウロパは侍女たちが止めるのも聞かず、憑かれたように純白の牡牛に乗りました。次の瞬間、牡牛は恐ろしい速さで走り、空を飛び、海を渡って、クレタ島にエウロパを連れ去りました。牡牛は自分は大神ゼウスだと名乗り、嫉妬深い妻のヘラの目を誤魔化すために牡牛に化けてエウロパを拐ったことを明かしました。

エウロパは、牡牛に化けたゼウスにすでに魅せられ、深い愛情も感じていたので、そのままゼウスの宮殿で共に暮らす運命を受け入れました。エウロパは手厚くゼウスに保護されたので、ヘラに見つかることなく、三子を授かり幸せに暮らしました

 

キローン「エウロパは自分からは何もアクションは起こさず、与えられたものを受けとる人生なのですね。『受けとるだけ』って楽チンそうに見えて、案外難しいことですよ」

 

リブラ「さすがキローンさん、『受けとるだけの楽チンさ』を、難しいことと捉えるところが的を突いていますね」

 

キローン「物事をネガティブに捉えるのは、わたし得意技ですかね。『受けとるだけの楽チンさ』は、要警戒です!わたしがエウロパさんだったら、『牡牛は魅力的でもわたしが逃げないせいで、侍女たちが巻き添えになったらどうしよう』で、チャンスを逃がしてしまったかもしれません。『牡牛がゼウスで、愛人になってほしい』という申し込みは、恐れ多くて辞退するでしょう。

それがすんなりできたエウロパは、やっぱり、ただの美しいだけの王女さまではないのでしょう」

 

リブラ「キローンさん、そのとおりなのですよ。『受けとる』ときは、『与える』ものと等価でないと、落ち着かないのです。

どんな幸せな出来事も豊かさもチャンスも、それが自分とって相応しいと自分自身が思えないと、喜んで受けとれないものです。

この世は心が投影するものが、現実になりますから。

『与える』ものを『受けとる』のに相応しい器(セルフイメージ)を備えてなければ、それは安定しないのです」

 

キローン「その点、エウロパさんはパーフェクトだったわけですね。

侍女たちと価値観も視点も違うから、純白の牡牛の特別さ(神々しさ)がわかる。みんなが逃げても自分の価値観を信じるから、チャンスを逃すようなことはしない。『愛され、大切にされる王女』というセルフイメージをしっかり持っていたから、ゼウスに愛されても動じず、嫉妬深いヘラに生命を狙われることもなかった。簡単なように見えても、自分に対するセルフイメージを良好に保つこと自体が難しいのですね」

 

リフラ「自分に対するセルフイメージを良好に保つために、キローンさんはコンプレックスを持たせるのですものね。逆説的なやり方ですが」

 

キローン「どんなにたくさんの人々から高い評価を受けたとしても、たった1人の鋭い批判に傷ついてしまうのが人間の心です。

この繊細さを持ちながらも良好なセルフイメージを持つためには、『自己承認』に価値を置くことしか方法はありません。

エウロパさんは本質を見極める優秀な五感を働かせ、それを侍女たちの『牡牛から逃る』という判断よりも尊重したから、ゼウスの愛人になるチャンスを得たのです。エウロパさんのセルフイメージは人間レベルを超えていたので、神さましか釣り合わなかったのでしょう」

 

リブラ「キローンがおうし座の人々は、この優秀な五感のせいでコンプレックスを持つことが多いのです」

 

キローン「たとえば、どんな?」

 

リブラ「おうし座キローンの人々は、身体の不調を訴える人が多いのです。でも、それは必ずしも身体の不具合が起きているのではなく、メンタルの不具合が、身体を通じて表現されていることの方が多いのです。五感が優秀だから、身体の症状になって出てくるのを敏感に察知しやすいようです。そのため、無意識に『虚弱体質』と思い込みやすいのです。

 

それから、おひつじ座とおうし座は、身体を使って『動く』・『感じる』の陽(動)と陰(静)の関係があります。おひつじ座のエネルギーは動くこと=生きることですが、おうし座のエネルギーは止まって感じる(味わう)こと=生きることなので、しっかり感じる(味わう)ために動きを止めたがる傾向があるのです」

 

キローン「『身体が弱いイメージと動きたくない性質』に対して、おうし座キローンは、コンプレックスを持ちやすいのですね?」

 

リブラ「キローンさん、おうし座キローンのデメリットがわかったところで、そのメリットも考えてください。そうしたら、リフレーミングができておうし座キローンの人々の『自己承認』のヒントになります」

 

キローン「優れた五感で感じる(味わう)』ことは、止まってないとできないわけですから、動きを止められない(活動的な)人々にシェアできるよう創ったり、そのチャンスや価値を提供すること、それが自分の役割だと承認して、繊細な身体や動きたくない気分を責めないこと、でしょうか?」

 

リブラ「パーフェクトですね、キローンさん。おうし座キローンさんたちは、この気持ちがわかってくれる人がいると思うだけでも、救われる感じでしょう。この後、おうし座キローンの持ち主のヘレン・ケラーのホロスコープリーディングで、さらにおうし座キローンの理解を深めていこうと思います」

 

次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説を、その後「ヘレン・ケラーの1室」の解説を予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。