こんにちは、リブラです。

今回も、トートタロットの考案者アレイスター・クロウリーの9室(探求のハウス)の解説です。

 

https://www.astrotheme.com/

このサイトの「celebrty search」欄に「Aleister・Crowley」で検索をすると、アレイスター・クロウリーのホロスコープを見ることができます。

 

クロウリーの9室(探求のハウス)は、うお座16度で始まり、おひつじ座16度で終わります。

このハウスには、うお座22度の月(心のよりどころ)とおひつじ座8度のドラゴンヘッド(魂の目的)があります。

9室のうお座22度の月は、4室(基盤のハウス)のさそり座13度水星(思考とさそり座26度リリス(セクシャリティ)に対し、それぞれ、120度の協調するアスペクトをとっています。

 

また、このうお座22度の月を頂点として、1室(本人のハウス)のしし座19度の天王星(自己変革)と4室てんびん座19度の太陽(本来の自己)をつなぐ線を底辺とする2等辺3角形のヨッド(神の指)があります。

 

9室は古くは「外国のハウス」とも呼ばれていました。船も飛行機も存在しなかった大昔の「叡智」の探求は、命懸けでした。ピタゴラスも三蔵法師も空海も、「叡智」を求めて旅をしたのです。「叡智」を手に入れられる保証も、それを母国に持ち帰れる見込みも不明な旅です。

 

それでも、「叡智」は金銀宝石以上に人類を魅力する価値ある財宝だったのでしょう。ホロスコープのハウスの1つにわざわざスペースを割り当てられているくらいですから。

 

「9」は数秘でいえば、1~8まで数字の要素を統合した最後の数字です。成熟した数字のエネルギーを持つので、物事を俯瞰的に捉えたり、寛大な対処をしようとします。もう、すでにわかっていることには関心が失せて、未知のものを既知にして統合するように働きます。

 

個人ホロスコープなら、このハウスは「知的探求のハウス」として読むと、「知りたいことを手に入れるため」の大きなヒントがもらえます。

 

わたしは9室にさそり座金星・火星・海王星があるので、見えないものを見える次元にする「知的探求」が何より好物で、その謎解きに1番モチベーションが上がり、直感が働きます。

大昔にこの9室の配置で生まれていたら、たぶん、「叡智」の探求の旅で生涯が終わっていたことでしょう。

現代ならインターネットがあるので、外国に「叡智」を求めて探し回る労力も省け、知的探求の方にエネルギーを注げるので、9室に星がある人たちにやさしい時代になったものだと思います。

 

例えば、9室がおひつじ座なら、文字情報で入って来る「叡智」よりも、自然の豊かな環境の中で身体が受信する「叡智」の方が、インスピレーションとして受け取りやすいでしょう。自然界から未知の知性を学べます。

 

9室がおうし座なら、森羅万象・万物に対する感動や感覚が、もっとその本質を知りたいという気持ちに駆り立てます。五感で感じる物との出会いが、未知の世界の知的探求への入り口になります。

 

9室がふたご座なら、好奇心がナビゲーターになって知的探求での収穫は計り知れないほどでしょう。余りに情報量が多くて収集がつかなくなるのが難点です。その知的探求の成果を誰かにシェアするとか、実生活に応用して活かしてみるとかの目的ができると、価値ある情報だけが手元に残って忘れなくなります。

 

9室がかに座なら、心のセンサーが反応するものだけを知的探求のターゲットにしましょう。心が動かないものを無理して頭に入れようとして身につきません。楽しく基礎をしっかり学んでから、未知の世界に探求に出かければ、怖いものなしです。応用編は自由自在で、独自の専門分野を築く可能性もあります。

 

9室がしし座なら、「これを知ることができたら、わたしはこんな素敵な状態になるだろう」とキラキラするセルフイメージが描けるものを、探求のターゲットにしましょう。そのセルフイメージの輝きが孤独な知的探求の闇夜を照らし、迷わず目的に向えます。

 

9室がおとめ座なら、詳しく知りたいことの資料を集めるところから、未知の世界への探求が始まっていると想定しましょう。そうすれば、資料集めも楽しい旅行のパンフレット集めのように感じられます。たくさんの資料から、自分なりの分析で法則性が見い出せれば、未知の世界を1つ制覇したような気分になるでしょう。

 

9室がてんびん座なら、自身の美意識やバランス感覚を指標にして、知的探求に出かけましょう。森羅万象・万物の美しさの中に秘められた黄金比率と、自身の美意識が共鳴するとき、無上の喜びを体験できます。

 

9室がさそり座なら、見えない世界の真実・本質を知的探求して見てみましょう。単なる個人的興味からの謎の追求が、この世の真理に通じる「叡智」の扉を開けることにもつながります。

 

9室がいて座なら、明るい未来が感じられる方向へ知的探求に向かいましょう。明るい未来に顔を向けて歩き出す瞬間から、森羅万象・万物の新しい出会いがすべて知的探求の答えとなっていきます。身体で体験したことを、頭で検証して統合していくと、そのプロセスの中で「叡智」を手に入れていることでしょう。

 

9室がやぎ座なら、転んだり挫折したり失敗したことを検証し知的探求していくと、あらゆる問題に応用可能な「叡智」が手に入ります。遠くに探しに行くよりも、自身の賢さを認めて、望む現実を「叡智」で創り変えるチャレンジをしてみましょう。

 

9室がみずがめ座なら、ユニークな独自の視点や考え方を様々な場面で実験してみましょう。その実験結果に自分なりの考察をつけることが、「叡智」に通じる探求になっていきます。自身の考え方が森羅万象・万物の法則とも一致するをみるとき、この世のしくみに気づがつきます。

 

9室がうお座なら、物質次元にはないスピリチュアルな世界やファンタジーの世界の知的探求を試みて、現実の世界に再現してみましょう。創ることができれば、この世に再現したアナザーワールドがそこに訪れるみんなを癒す、オアシスになるでしょう。

 

クロウリーの9室はうお座で、その支配星の海王星は10室(天職のハウス)にあります。この配置からもわかるように彼の知的探求の方向性は、オカルト魔術や詩作でした。目に見えない神秘的なエネルギーやアナザーワールドのイメージの方に探求の矛先が向く人だったと思います。

 

そして、そこにあるのはうお座の月ですから、この世にないものを知りたくて、月は知的探求を渇望するのです。寝ても覚めても、現実ではなく、異次元の世界のことで頭がいっぱいだったのでしょう。

 

秘密結社ゴールデン・ドーンに入っても、瞬く間にそこでの知識を知り尽くして、最終的にクロウリーは、高次存在とチャネリングして「叡智」を手に入れることに成功しました。この方法ならば、もう、師を探し回ったり、外国に「叡智」を探しに行かなくてもいいのです。

 

基盤のさそり座水星やリリスが、うお座月の魔術探究をサポートし、てんびん座太陽の中立なエネルギーとしし座天王星のパワフルに表に出て輝く変革のエネルギーを合流させてヨッドを完成し、高次元存在のエイワスやトートとつながるエネルギー場を創ることになったのでしょう。

 

未知の世界の知的探求は魂の意図することでもあったのでしょう。ドラゴンヘッド(魂の目的)もこの9室に存在しています。働かなくても暮らせる豊かな経済状態や誰にも探求の邪魔をされない自由な環境も、クロウリーが「叡智」の探求をしているかぎりは、約束されたものだったのでしょう。魂のブループリントは、完璧だなと感心します。

 

トートタロットⅨ番のハーミット(隠者)です。

小麦(豊かさ)の心配で過去に戻るか前に進むか迷う犬に、ハーミットはカンテラの太陽(ほんとうの自分)を照らし、「ほんとうの自分」を信じて進めば心配ないと、実った小麦がつくる闇夜から可能性の卵が浮く青空の見える方へ導く。

 

「9」のエネルギーは、1~8の要素を統合し、その経験を資源にして前に進むエネルギーです。

 

次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説の続きを、その後にアレイスタークロウリーのホロスコープリーディングを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。