こんにちは、リブラです。

今回も、トートタロットの考案者アレイスター・クロウリーの8室(共感のハウス)の解説です。

 

https://www.astrotheme.com/

このサイトの「celebrty search」欄に「Aleister・Crowley」で検索をすると、アレイスター・クロウリーのホロスコープを見ることができます。

 

クロウリーの8室(共感のハウス)は、みずがめ座24度で始まり、うお座16度で終わります。

このハウスには星の存在はありません。

 

8室は古くは「遺産のハウス」とも呼ばれていました。でも、生涯1度も職に就かず、遺産だけで優雅に世界旅行を楽しんで暮らしたクロウリーの場合、どんな凄い天体があるかといえば、何もありません。対極の2室(所有のハウス)も星はありません。

 

一生経済的な心配がない環境を与えるから、ライフワークに打ち込むようにという天の意図なのでしょうね。あるいは、そこに星がなければ興味も湧かない代わりに内的葛藤も発生しないので、与えられるものを素直に受けとり、執着なく楽しんで使えるマインドのおかげで、豊かだったのかもしれません。

 

「8」は2つの円が1点で重なり合う形です。横に倒すと「インフィニティ∞」です。

自分と他者が共感でつながると、無限供給のエネルギーの根源である「大いなる存在」とワンネスだったことを思い出し、錬金術の奥義でもある陰陽の統合のエネルギーにもつながるので、「8」は豊かさの象徴でもあります。

 

個人ホロスコープで読むなら、このハウスは「共感のハウス」として取り掛かると、人間関係における心理的問題の大きなヒントがもらえます。

 

1対1でお客様に向き合う職業ならば、自身の8室の星座やそこに存在する天体がわかれば、共感や信頼の通う交流のポイントがわかります。

なるほどなあと思ったのは、8室にフロイドはふたご座土星、アドラーはみずがめ座太陽と水星、ユングはてんびん座木星があることです。3人の精神分析の大家がそろって8室に風のエレメントの天体があるのです。

 

心を扱う分野だからこそ感情に流されない風星座の冷静さが必要で、知的理解によって共感ポイントを取ろうと、自然に8室の星が働くのだと思います。

 

わたしもてんびん座月・水星・太陽が8室にあるので、同じみずがめ座アセンダントでみずがめ座土星のユングの「心」を扱う姿勢は、とても参考になりました。

「知的理解の後に感情の共感が来てもいいのだ、そう星も言っているのだ」と、自分を許せるようになりました。

 

例えば、8室がおひつじ座なら、1対1の交流の機会では、一緒に身体を動かす場面があると共感しやすいでしょう。じっとしているときよりも、活動しているときの相手の方が本来の性質が出ていると感じるからです。どんな動きをする人かがわかると、直感的にどんな人なのか把握するのです。

 

8室がおうし座なら、1対1の交流で、森羅万象・万物に対する価値観の違いを、その人が好むものを通して感じます。その中に自分と同じ価値観を見つけると、共感を抱きます。だから、無意識に相手がどんなものにこだわりを持っているかにフォーカスが向かいます。

 

8室がふたご座なら、好奇心や知的探求心の赴くままに幅広いジャンルの話題を1対1の交流で話すと、相手の受け答えから人柄がわかり、興味の方向性を一致させて共感ポイントを探り当てるでしょう。楽しい会話ができると、信頼関係が構築されます。

 

8室がかに座なら、気持ちを打ち明けるのは、ほっとできるテリトリー内で気心の知れた人だけに限定しましょう。新しい人と1対1のときは、相手の話しにフォーカスをして自身の気持ちが動くのを待ちましょう。共感を感じるのは、その場の気持ち次第です。何も感じないときは、無理して共感しようとするのは逆効果です。いまは感情でつながらなくてもよい、というサインなのです。

 

8室がしし座なら、1番信頼の置ける自分を相手に披露しましょう。背伸びしてミスが出たり、不完全な状態を見せてしまったりすると、自分自身に対して不信感を抱き、相手との共感どころではなくなってしまいます。

1対1の場で恐れや不安を持ち込まなければ、相手の方から共感を求めてくるでしょう。

 

8室がおとめ座なら、相手の表情を観察し対話から気持ちを分析してみましょう。そして、相手の暗黙のルールがわかったらさりげなく守って交流しましょう。次の瞬間には相手との共感のポイントをしっかり掴んでいます。後は、自分にとっても心地よい交流を目指して、その共感ポイントを調整していきましょう。

 

8室がてんびん座なら、どんなタイプの人々ともバランスが取れると自分を信じて交流しましょう。対話のバランスが取れていれば、どんなにディープな感情が相手から飛び出してきても冷静でいられます。自身の心のバランスさえ取れていれば、その交流で必ず共感ポイントを見つけられます。

 

8室がさそり座なら、まず自身の警戒の壁が秘密主義をつくり出していないか、見てみましょう。本音を語れる相手と信頼の架橋が1つでもできると、その自身が徐々に共感への警戒を解くことになります。共感したふりは、自分を欺くことになり、人間関係の不信感を招くのでやめましょう。

 

8室がいて座なら、1対1の交流で明るい近未来の夢の話しが一致したら、そこに向かって一緒に活動してみましょう。1つの目的に向かう活動を通して心と身体が共感を体験します。お互いの存在に元気をもらい、夢も拡大し具現化も促進されることに驚くでしょう。

 

8室がやぎ座なら、現実問題の取り組みで苦手ところを、それが得意そうな人に手助けまたはアドバイスを頼んでみましょう。協力してもらって価値あるパートナーシップを感じると、そこに「与える喜びと受けとる喜び」の共感が流れます。

 

8室がみずがめ座なら、ユニークな独自の視点や考え方を熱く語ってみましょう。その話しを夢中で聞いてくれる相手は、その時点で自然に共感が通います。お互いの興味の方向と視点や考え方が一致する間は、会話対話する度、信頼が深くなっていきます。

 

8室がうお座なら、物質次元にはないスピリチュアルな世界やファンタジーの世界を大切にする人とは共感できます。そういう相手との交流の場は、アナザーワールドが意識の中で実在するように感じられ、孤独が癒され、共感のエネルギーがオアシスになるでしょう。

 

クロウリーの8室はみずがめ座で、その支配星の天王星は1室(本人のハウス)にあります。心を通わせることができるのは、ユニークで変わり者のクロウリーを丸ごと受け入れてくれる人だけだったと思います。

 

1903年にクロウリーは、1回だけ結婚しています。友人の家に遊びに行ったとき、友人の姉ローズ・ケリーと出会います。彼女は若くして夫を亡くし実家に戻っていたのですが、父親が勝手に再婚話を進めてしまい、嫌いな男の妻にならなければならない身の上を、涙ながらに初対面のクロウリーに嘆いたのでした。

 

8室みずがめ座のクロウリーは、その自由意思を無視した結婚に憤慨し、ローズに形式だけ(法律上)の結婚を提案したそうです。そうしたら、自由になれるし、嫌な男と結婚しないで済むだろうと。

 

二人は、翌日スコットランドで式を挙げ役所で婚姻の手続きをする頃には、ほんとうの恋が芽生えていました。スコットランドからパリ→カイロ→セイロン→再びカイロへとハネムーンに向かうのでした。

 

そのハネムーンで最後に行ったカイロで、クロウリーは高次存在エイワスの預言「法の書」を授かったのです。そし二人の間にもリリスと名付けられた女の子が生まれました。ところが、幼くしてリリスは病死し、ローズはアルコールに、クロウリーは放浪に逃避し、第2子が生まれても修復はできず、1909年に離婚することになりました。

 

クロウリーは、エイワスから「愛は法なり」と降ろされたくらいなので、離婚しても第2子のローラ・ザザのために信託預金を用意していたそうです。

 

みずがめ座の8室だから、妻の悲しみの理由はわかっても、一緒にその悲しみに浸ることはできなかったのでしょう。ローズにしてみれば、1番つらいときに放浪の旅に出て行ってしまう夫なんて、要らない!という気持ちだったのでしょうが。クロウリーに普通の夫像を求めるのには無理がありますよね。

 

トートタロットⅧ番のアジャストメント(調整)です。

ほんとうの豊かさとは完全なるバランスがつくり出す。大いな存在の秩序が自然界のバランスとして表現される。地球の生きとし生けるもの(AlphaからΩまで)のすべての命の重みを、この完全なるバランスが支えている。

 

「8」のエネルギーは、見える世界(物質界)と見えない世界(精神世界)が交じり合う豊かに循環するエネルギーです。

 

次回は「悟りをひらくと~」の解説の続きを、次々回は「閃めく経絡」の解説の続きを、その後にアレイスタークロウリーのホロスコープリーディングを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。