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閃めく経絡(ひらめくけいらく)―現代医学のミステリーに鍼灸の“サイエンス”が挑む!
3,024円
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こんにちは、リブラです。今回は「閃めく経絡」の解説です。
7.クローン羊と氣
イギリスのロスリン研究所で1996年に生まれたクローン羊のドリーは、未受精卵の中身を空にして、母羊の乳腺細胞のDNAを注入して作られた。
母羊の乳腺細胞のDNAは成熟しきった状態(既に乳腺細胞になるようにプログラムされた状態)なので、子羊を誕生させるためのDNAはロックされている。
空っぽにされた卵子は未成熟(生命誕生のカギが開いている)状態で、その中身に注入したDNAは成熟(新しい生命誕生をロックされている)状態。
精子でも卵子でもない体細胞の成熟しきったDNAに、新しい生命をつくらせるために必要なカギは、微弱電流を流すことだった。
マッドサイエンティストのフランケンシュタイン博士がツギハギの死体に生命を誕生させるとき、電気を流したように。ドリーができるまでに277回の実験が行われ、様々な形のモンスターがつくられた。
倫理的問題は別として、この実験が意味するところは「生命は電気でつくることができる!」ということなのだ。氣と電気の類似点はとてもおもしろい。
氣は見えないのであいまいに捉えられるが、「バイオフォトン」という可視光の1000分の1の光は、その存在を科学的に認められている。生きとし生けるものすべてが、「バイオフォトン」の光を発している。
「バイオフォトン」は、爪からの放出が強く、病気や老化でバイオフォトン量が増えることが知られている。
「バイオフォトンこそ氣の発現で、互いに支え合う細胞の力」と、ドイツの科学者フリッツ・アルバート・ポップは述べている。
鍼灸治療でも、「バイオフォトン」のバランスが補正されることがわかっている。
西洋医学では、「バイオフォトン」がミトコンドリアDNAから現れることから、細胞の発電所であるミトコンドリアのフリーラジカル損傷の指標である(フリーラジカル損傷;代謝で発生した活性酸素が、DNA情報に損傷を与えること)とか、「バイオフォトン」は干渉(コヒーレンス)性があるといわれている。
もし、「バイオフォトン」に干渉性があるとしたら、その光は細胞に同期を促すなど、知性や記憶を持つ光として働いていることになる。
西洋医学では、細胞や臓器などの細かな機能は明らかになってきても、「どうやって細胞同士が協力し合うのか?」が謎で、それを深く追求している。
中医学では、「細胞が協力して機能する」という生まれ持った能力に焦点を合わせる。
「氣」とは、各細胞で作られたエネルギーで、細胞の間をつなげる力であり、細胞が行う仕事そのもである。
つまり全代謝の合計で、それは「生命力」と言えるだろう。とキーオン医師は言っています。
クローン羊のドリーのニュースは、世界中を驚かせましたね。どうやってつくったのかは詳しく知らなかったのですが、体細胞に生殖細胞と同じ働きをさせるカギは、微弱電流を流すことだったのですね。
わたしが学生の頃、病理検査室で実習中、摘出された卵巣のう腫の中身を病理医が切り開いて見せてくれて、びっくりしたのを覚えています。中から、歯とか、毛の塊が出てきたので。
手塚治虫の漫画のブラックジャックの助手となるピノコも、卵巣のう腫から出てきたパーツで身体を作ってもらって誕生した女の子でしたね。
現代の医学では、そのようなものが勝手に卵巣の中でつくられてしまうのかは、わからないことになっています。
でも、これまでのキーオン氏の説明で、ファッシア(膜)の成分のコラーゲンがピエゾ(圧電)効果で微弱電流を流すことを知った上で、今回のクローン羊ドリーのつくり方を読むと、なんだか理由がわかってきます。
ファッシアは身体中にあり、わたしたちの身体の動きで常に微弱電流を流し続けている状態になっていて、卵巣には待機している卵子があるのです。
何かの拍子で微弱電流が作用して卵巣の中で細胞の分化が始まってしまうこともありそうです。
その場合、卵子はベビーの身体になっていくはずのDNA情報が揃っているので、卵巣に腫瘍ができると歯や毛や骨などがつくられてしまうこともあるのでしょう。
生命誕生のスイッチが電気によって入るというのは、地球の原初に発現したという最初の細胞が、海に浮遊するコアセルベート(コロイド状になった液胞)に紫外線や宇宙線や落雷が当たることにより生まれた、という説がほんとうのように思えてきます。
また、「バイオフォトン」を西洋医学が認めたら、「氣」と同じような動きをすることがわかってきたというのもおもしろいですね。
もっとテクノロジーが進んで可視光1000分の1の光の動きが、簡単にわかるようになったら、「氣」の可能性も、より効果的な使い方も、生命の不思議も明らかになってくるような気がします。
そしてそれが中医学の「細胞が協力して機能する」という能力に焦点を合わせる考え方に、追い風を与え、発展につながるような気がします。
次回はアレイスター・クロウリーのホロスコープを、次々回は「さとりを~」の続きのお話を、その後「閃めく経絡」の続きを予定しています。
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キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。
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