こんにちは、リブラです。

今回も、トートタロットの考案者アレイスター・クロウリーの4室(基盤のハウス)の解説です。

 

https://www.astrotheme.com/

このサイトの「celebrty search」欄に「Aleister・Crowley」で検索をすると、アレイスター・クロウリーのホロスコープを見ることができます。

 

クロウリーの4室(基盤のハウス)は、てんびん座16度で始まり、さそり座26度で終わります。

このハウスには、てんびん座19度の太陽(本来の自己)24度の金星(喜び、女性性)コンジャンクション(合)、さそり座7度の木星(チャンス、幸運)と13度の水星(思考、知性)コンジャンクション(合)、4室と5室境界線上のさそり座26度にリリス(セクシャリティ)があります。

 

てんびん座19度の太陽金星コンジャンクションは、6室(貢献のハウス)のやぎ座22度の火星(モチベーション、男性性)と、10室(天職のハウス)のおひつじ座24度のキローン(苦手意識)とで、3方向に葛藤するT字スクエアを形成しています。

また、このてんびん座太陽金星は、7室(対人関係のハウス)のみずがめ座土星(現実性、観念)とは、120度の協調するアスペクトをとっています。

 

さらに、1室(本人のハウス)のしし座19度の天王星(自己変革)と4室てんびん座19度の太陽は、9室(探求のハウス)のうお座22度の月(心のよりどころ)を頂点とする2等辺3角形のヨッド(神の指)と、てんびん座24度の金星を頂点とする9室うお座22度のと10室おうし座23度冥王星(潜在能力)で形成するヨッドがあります。(さそり座絡みのアスペクトは次回記事で解説します)

 

4室は「家庭のハウス」とも呼ばれることも多いのですが、ここを「家庭」に限定するとクロウリーのようなケースには対応できません。

彼は幼少から家庭をよりどころにしないで育った人でしたし、その反動から「家庭」を欲しがる人でもありませんでした。仮に幸せな「家庭」があったとしても、彼の太陽・金星・木星・水星・リリスをフル稼働できる凄い家庭(どんな家庭だろうか?)を、わたしはイメージできません。イメージできないということは、読めないということです。

 

だからわたしは、4室を「基盤のハウス」として読んでいます。その人が安心して根を降ろせる基盤を表すのが4室と捉えると、対極の10室「天職のハウス」へ向かうためのエネルギーを供給するハウスという役割も見えてきます。根をしっかり降ろせれば、生きていく力も、未来の夢を叶える力も枯れずに無限供給できるのです。精神的な基盤と生活基盤を確立してグラウンディングする力を見るハウスと言えるでしょう。

 

例えば、4室がおひつじ座なら、心の衝動のままに行動できる自由さ、新鮮さを精神基盤(安心できる考え方、信念)にも、生活基盤(日常的な衣食住環境)にも必要とします。精神基盤を整えたいときは、初めて訪れる地に旅行してみるのもよいでしょう。冒険心が基盤のエネルギーを活性化します。

 

4室がおうし座なら、質の良い物や心地よい感覚的に楽しめる住環境や生活スタイルにしてみましょう。身体の感覚や健康さが精神に与える影響が大きい人です。最低限でも安眠できる環境に整えましょう。

日常生活が快適で健やかに過ごせれば、明るく健全なセルフイメージが備わり、豊かな人生を引き寄せます。

 

4室がふたご座なら、好奇心や知的探求心の赴くままに情報収集したり、それを表現できる環境があると、精神的に満たされます。趣味や遊び感覚で好奇心や知的探求心を活性化することが、精神基盤の原動力になっているのに気がつくでしょう。退屈すると基盤のエネルギーはダウンしてしまいます。

 

4室がかに座なら、何気ない日常生活の小さな感動を、感謝の気持ちで増幅してみましょう。小さな感動でもその恵みに感謝するだけで、カボチャが馬車に化けるほどの大きな感動に増幅します。感情のエネルギーを具現化の原動力にできるのがかに座のマジックです。幸せな感情を産み出す精神基盤を確立しましょう。

 

4室がしし座なら、毎日が楽しいイベントに感じられるように、住環境やライフスタイルを設定しましょう。お気に入りの食器があれば、料理も楽しいイベントです。乗れる音楽をリズミカルに掃除をすれば、掃除も身体が喜ぶエキササイズです。「毎日ワクワクイベント」が精神基盤になるでしょう。

 

4室がおとめ座なら、自分が心地よく感じるルールに沿って、住環境やライフスタイルを設定しましょう。「いつも整った環境にいないと落ちつかない」というルールがあるならば、片付けをしなくてもいいように物を置かないというのも1つの方法です。「完全主義」を手放すとき、おとめ座の精神基盤は最もナチュラルで健康的に保たれます(4室がてんびん座~うお座までは、次回に続きます)。

 

クロウリーの4室はてんびん座で始まります。てんびん座の支配星は金星(喜び、女性性)で、4室(に太陽と重なって存在しています。クロウリーは、独自の美意識を精神基盤・生活基盤にしていたことが推察されます。

でも、その基盤の確立は簡単ではなかったことも、4室の太陽絡みのヨッドと、金星絡みのヨッドがあることからも伺い知れます(クロウリーのホロスコープは全部で3個のヨッドがあります)。

 

ヨッドの150度のアスペクトを持つ星同士は、邪魔もしなければ協力もしない関係になります。クロウリーのてんびん座の金星が「わたしの美意識に従った基盤がほしい!」と訴えたところで、うお座の月もおうし座の冥王星も勝手なオカルト探求にその能力を使い、てんびん座金星はどんな美意識を基盤に構築したらよいのか、に応えてくれません。

 

てんびん座太陽と60度のサポート関係にある1室しし座天王星は「わたしはユニークな存在だから、わたしにふさわしい美意識の精神基盤が必要だ。いつでも、てんびん座太陽の基盤構築にお手伝いするよ」と連携しても、うお座の月の探求には無関心を装おうのです。

 

クロウリーの自己実現の象徴であるてんびん座の太陽は、やぎ座火星のモチベーション「世に役立つ現実的な貢献がしたい」という思いと、「わたしの勝手な探求なんか、世に受け入れられるわけがない」というおひつじ座キローンにエネルギーを引っ張られ、太陽も火星もキローンもバラバラに活動して、エネルギーを消耗するばかりになります。

 

ヨッドをたった1個持っていたとしても、1つのことを邪魔も入らずストレートにやり遂げるのは難しいのです(途中で寄り道させて経験と思考回路を増やすのが目的のアスペクトなので)。

 

クロウリーは秘密結社のゴールデンドーンに入団したり、退団したり、世界旅行に回ったり、登山家になったり、詩作したり、魔術探求したり、瞑想で高次存在とチャネリングしたり、それを著作にしたりして、てんびん座の太陽とは120度で協調するみずがめ座の土星の具現化力を使い、彼の美意識の知的探求の成果を著書の中に体系化したのだと思います。

 

クロウリーは自ら著作「法の書」を、その時の気分でパラパラめくって、日記にその語句を暗号のように使ってて思いを綴っていたようです。

 

彼にとって、高次存在エイワスから伝授された「法の書(宇宙論・テレマの教え・性魔術)」が精神基盤だったようです。

「法の書」はイニシエイター(秘儀参入者)に向けて書かれた教科書のようなものなので、それに沿って開設したテレマ学院が、アレイスター・クロウリーの自己実現だったのかもしれません。

 

わたし個人としては、「法の書」はさっぱり謎で、トートタロットの方が大いに役立ってくれるので、4室の太陽と6室の火星と10室のキローンのT字スクエアの統合の産物(トートの書)がクロウリーの自己実現と考えたいです。

 

トートタロットⅣ番のエンペラーです。

地に足をつけて守る姿勢をしていても、新たな開拓、冒険を続けるのが、創造主視点で見る「4」の世界です。まるで、地下に根を張り、天を目指して伸び続ける大樹のような、現実性と進化成長の共存のパワーがエンペラーを表すカードです。

 

「4」のエネルギーは、「地に足つけていても、冒険し続ける」とき、万物に愛され豊かさの恩恵を受け取れます。

 

次回もクロウリーの4室②を、その次に「悟りをひらくと~」の解説の続きを、その後は「閃めく経絡」の解説の続きを予定しています。

 

わたしのサロン、リブラライブラリーではあなたの心のしくみをホロスコープで解説し、心の制限、葛藤が引き寄せる現実問題にセルフヘルプで立ち向かえるようサポートします。

 

詳しくはこちら をご覧ください。

 

新メニュー(月の欲求・土星の制限の観念書き換えワーク、

キローンの苦手意識を強味に変えるワーク)が加わりました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。